紀の川市布袋石から龍門山、飯盛山、烏峰周回 2014/04/01 二人 |
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コースタイム 黒川P 08:35-龍門山11:10〜12:00-飯盛山13:57-烏峰15:04-黒川17:49 総時間9時間13分 |
龍門山は多くの名を持った山でも有るが、紀の川河口から見た姿を紀州富士、山頂西下の集落名に勝神(かすがみ)が有り、勝神山等の名が有るが、ホトンドその名を呼ぶ人は無い。登山コースとしては、殆の方は、紀の川市のJR粉河駅から竜門橋を渡り、一本松に登り、田代コースや、中央コースを登り周回する。山の北面も南面も柑橘の畑が多くあったが、今は耕作を放棄した廃農園が多く、コースによってはブッシュ化が進み破線道は通行困難なところがある。 今回、紀の川市桃山町黒川の郵便局裏の携帯電波塔下の、凸地に車を止め布袋石(ほとし)から穂落コースを登って、龍門山、飯盛山、烏峰を周回した。このコースは道標が飯盛山まで完備され、登り良いコースで雰囲気も気に入っている 烏峰はバリコースで読図が大切だ |
桃山町の桃源郷を見ながら、目的の黒川へと車を走らす。公共交通の便が悪い登山口、コミュニティバスが走ると聞くがそのルートは知らない 今は、道が広くなりつつ有るが、この付近も駐車スペースが少ない。黒川郵便局裏の新道に携帯電波塔が有りその下に車が止められる。 4〜5台はOKだろう。 少し戻り地図の軌跡の通り布石袋に向かう GPS軌跡は道を外れているが、道を歩いた 布袋石に向かう橋の欄干に、穂落コースと登山コース名が出る。地区名の布袋石と同じ読みだろうか?穂落コース??途中で村人に聞いた。今は紀の川市となったが、那賀郡時代、コースの途中に打田町飛び地があった。今もこの付近に田畑跡が有り、古い集落跡を感じる この付近の地名を穂落と呼ぶという。納得だ コース道標は完璧で行政が作ったものと聞く? 小道が終わり、山道へと入って行く、左手に緑色片岩が露出する山肌に成り、雑木や植林がなされているが、 里山としては面白い山肌で、登ってみたい度が増す。 そんな谷に地形図は炭破線道が書かれている。 位置を特定して、この冬にでも登ってやろうとコースを読んだ 右手の谷は小さな沢だが、小滝も多く見られ沢遊びができそうだ。 |
今日の相棒もコースにこだわる。 途中の打田町飛び地付近から登山コースは炭破線を外して出来ている ここから炭破線に拘った。まだまだ読図の甘いショウタン、コースを読み誤り、谷にコンパスが合わない??どうしてと二人が悩んで、此処は磁力が有りコンパスを狂わすのだ、なんて勝手な解釈、それにしてもおかしいと、GPSをカンニングだ。アララ、間違った 登りは簡単さとコンパスを侮ったのが悪かった 穂落付近 炭破線道は踏み跡もなく雑木が行く手を阻んだが、谷から尾根に逃げるとその跡があって、整備道に突き上げた ブッシュと道跡 道標と整備道通り登れば問題のないコース、少しややこしい所はケルン風に石が置かれていた 急な階段の整備跡を登りきれば、磁石石の下10m程度に飛び出す 此処にも道標がった。 磁石岩 磁石岩でコンパスを当てて磁力があることを確かめた。上手くN極とS極を見つければ磁石は見事に反転する 又、磁石岩以外にも多くの磁力を持つ石がある。探れば面白い 動画で此処が北だと言っているのはN極の事だ |
クロモジやタムシバが美しく咲く尾根を登ると山頂はすぐだ 山頂には三等三角点、竜門山が有る。キイシモツケはまだまだ咲きそうにない 二人の女性が景色を楽しんでいる。登りコースをお互いに話し合うと私達のコースは知らないという 磁石岩の下に道標のあるコースだと紹介した 紀の川平野の見晴や紀泉の峰が美しい 山頂でお昼を楽しみ、田代峠から飯盛山へと縦走だ 田代峠↑ |
久々の飯盛山縦走コース、山頂の方達もこのコースを歩くことが多いが、雄桂、雌桂コースを下山するという 以前は道こそ有ったがコースは歩きにくかった。今は整備と道標が整い歩きよい 途中で古い杣道をトラバースしたがその跡はもう薄かった 途中の道標で飯盛山、赤沼方面と出て、赤沼とは??と思って読図すると、尾根を越えるほうが早いと見たが、道標に従った |
少し雑木が気になる所も有るがルンルン、四等三角点飯盛が出る。以前は小飯盛山と山名版が有ったが今は無い この付近の境界杭は大正時代の古いものだ |
林道ができ少しコースが変わっている 下りこんだところに、雄桂、雌桂の道標が出る。ここから尾根に登ったが、今は林道歩きだ 気にしないで林道を歩いた 次のコルには古い道標がある。此処は桂峠だ。桂峠に登るハイキング道があったことが伺える とにかく林道を歩く、やや雑木が生えこんでいるがこの時期は問題はない 途中見晴が出て、その先で道標に従って山道へと入るが、此処からは、これは何、と感じる雑木でつくった階段が真っ直ぐに伸びる 直登の階段 林道からの取り付き↑ |
丸い山頂に突き上がる。古城跡の山頂に二等三角点、飯盛山が鎮座するがその痛みは激しい 多く有った山名版は取り払われ、行政のものが一つ有った。 山頂から東側を覗くと建物が見える。宗教施設の物だ見にゆこうと目的尾根を外しそこに向かった 高床の神社風の建物が有ったが、階段などは、落ち葉が積もり訪れる人は少なそうだが、建物は見事だ |
神社を高巻くと林道が出て林道から目的尾根に入った 二度目の尾根だ。やや雑木が増えていたが歩くに問題はない 地形図から現在地を探りながら烏峰ピークに向かう 尾根に入るところに雑木が 山頂から直接下れば下り良いが、林道から尾根に入る所は雑木が無造作に置かれていた この尾根も少しテープが有ったが、殆取り払われていた。取り払う方がいる龍門山付近、テープは当てにしないでコースを読もう 古道を超えて植林を登る |
炭破線古道を越えて登ってゆけば、少し雑木が邪魔をするが、隙間はけっこうある 烏峰山頂は何も無い、雑木のピークにテープが巻かれていた。以前小さな山名版があったが今は取り払われてない 烏峰山頂 烏峰手前で、相棒が自然の椎茸を見つけルンルン、夜に焼き肉と一緒に頂いたが一味違った美味しさだった |
下山は慎重に尾根を選んだ。神路谷川の左岸道に降らなけば、神路谷川は渡渉できないだろうと読んでいた ピークから直接尾根を真っ直ぐに下れば良い物を、スケベなショウタンは、少しでも傾斜のない尾根を降ろうとしたが、見事な失敗だ 雑木が立ちはだかり現在地が読めないほど見晴らせない。 とにかく右に方向を取れば間違いないと、右手に方向をとってゆくと、目的の尾根に、小さな谷を超えて出た。 そこに赤いテープが出たが直ぐに無くなり、雑木も有り歩行がしにくい。 え〜いと右手植林の急傾斜を下って神路谷川の左岸道に出た 途中に石積みや大きな炭やき窯跡が出て、小道跡が出たがそれは続かない 結果、次回行く機会があれば真っ直ぐな急傾斜尾根を下ることにした |
柿畑の中を通らせていただき、左岸道に出た。 地元の方が、胡瓜栽培の準備をしておられた。降りた所が怪訝なのかどこから来たかと尋ねる 飯盛山から烏峰と答えた。山間地の胡瓜は美味しいと言った 後は車道歩きだ。途中で尾根に有ったのと同じ道標が朽ちていた。前出の方がハイキング道があったと言った 後は、車道を歩いて黒川に帰るが、マタマタ足底腱膜炎が痛み出し、読図を疎かにして村中で道を間違う こんな所で、ブッシュをこぐとは、小さな森を下って車道に出た。 フー、今日も欲張って歩いてしまった |
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使用地図はカシミールです。地理院地図と合わせて下さい カシミール地図の二次利用は国土地理院院長の許可が要らなくなりました |