紀州富士
竜門山とキイシモツケ
穂落コース
2018/05/28
2人

登り9時45分〜12時35分 2時間45分 休息含む
下山14時00分〜16時30分 2時間30分 山菜積み有り
距離約11km
山仲間のフェイスブックで竜門山のキイシモツケの情報を得て、何時もより早い開花に急いで竜門山を目指した
何時もなら、北側、粉河の竜門橋から農道を登り、田代峠から山頂と向かうのだが、前日の20時に花好きさんに電話すると、行く行く、布袋石(ほとし)から登ろうとコース提案が有り、穂落ルートで登った。
ややこしい話だが、取り付き集落は布袋石でホトシ、コース名は穂落でホトシと言う

駐車場は正式な物は無く、県道の凸地に止めたが、この時期なら蛍鑑賞のために駐車地点がある。
地元民に尋ねてほしい
地形図にリンク
写真の布袋石の道標を見ながら山裾に入り布袋石集落に向かう
谷川にかかる橋に竜門山の案内が出るが、年々道標は痛みつつあるが、まだ健在だ
  
地図と道標を見比べながら農道を登ってゆく
下山は、右手東側尾根を下山と決めていることから、山容やランドマークの鉄塔や高圧線を目視しながらルンルンと登る
 
少し痛みかけてはいるが、道標は各分岐にある
 
ルートは単純だが、登れば現在地特定は難しいが、穂落コースに準じるなら道標やマークが有る
マークはハッキリしないが、適宜に小石を置いたりテープを巻いたりと有るが、作業用のテープとの見極めは必要だろう
小さく沢を渡ったり右岸から左岸、右岸と変わる

地形図から、広いタオ状の所に石積が有り、此処が農地だったと思われるところが出る
 

 

  
左岸から右岸に渡りなおす所だ
旧、打田町飛び地の穂落地点だ

写真が無い
登山ルートは、穂落から西尾根に登ってゆくが、読図の好きなバリエーションの好きな私は、地形図通り登ろうと、谷添いを登る
 

 
大きなブッシュは無いが、道跡は感じられない。
案外いい加減な地形図だ、多分西側の尾根に古道は有るのだろうと、小さな尾根に乗ってみると、やっぱり道は有った
登山道と出合い少し右手、東に行けば尾根に乗る
手前に道標があった
 
しばらくはルンルン尾根だが、だんだんと急傾斜になり、トウトウ、一休み、一休みの急傾斜に成った
整備跡は有るが、踏み跡が薄くなってゆく
 
小さくマークが打たれている。
急傾斜部分は写真は無い
田代峠の尾根に出る手前に写真の道標が出る
主尾根の先20mが磁石岩だ
 
磁石岩でN極、S極を探ってみよう。
磁力は小さな物で、石に近づけよう。針がクルット転換する所が磁極だ

磁石岩以外にも磁力を持つ石がある。
興味が有れば探ってみよう
 
緑の尾根は美しく、見晴らしのないことなどはまるで問題は無い
山頂には三等三角点、点名 竜門山がある。
点名と山名が同じの三等三角点だ

三等三角点 竜門山 標高755.86
北緯 34°14′16″.8175 東経135°24′40″.9187
選点 明治36年5月26日
設置 明治36年7月16日
観測 平成27年1月16日 
所在地 和歌山県紀の川市黒土字龍門340番
山頂で景色とキイシモツケを楽しみお弁当タイムだが、今日の相棒さんが、今日は誕生日で思い出になる山行だとニコリ
何も知らなかったショウタンはオメデトウ以外に何も無い
 

 
長い休息でワイワイ
 
リョウブの森の美しい尾根ルートを下り、磁石岩先の案内から登った道に下る
 
 
下りはこんなに急だったのと、これはしんどいはずだとワイワイ
ルートの整備跡は有るが、道跡は薄い
少し前に登った道だが、?? 慎重に下った
 
尾根をそのままに下るが現在地特定は測量点618、572と特定ポイントは有るが、難しい単純尾根だが、メチャ歩き良いとルンルン
ところが細かい現在地は難しい
測量ピークの572m地点で珍しいマークを見た
 
此処から道跡らしいものが無いが、尾根は歩き良い
ただ、急傾斜が出だした
其の先で、これは何というゴミが、尾根東側にゴミが出だした
空き缶、コンテナ、バケツに電化品、こんな奥地にどうして?? ゴミゴミ ゴミ
 
五右衛門風呂まであったのには驚きだが、これほどゴミの多い尾根は知らない
などと話していると道を外しかけたのが上の写真の地点だ
此処から東側に下ると、シッカリした小屋が出た
 
耕作地が放棄されてはいるが、コンクリ舗装の農道を下る
ほぼ、地形図と道が合う所から、地図どおり下った
 
鉄塔で再度現在地を確認して、破線道を下るが、兎に角遠回りでも良いシッカリした農道を下るほうがいいのかも
地形図を読む。
急に道はなくなっても、破線の細い道は健在だ
 

 
兎に角地図を見た。
トウトウ下るに地形図に無い道を下ったが、農道だ
  
下りルートは文章表現が出来ない私だが、地図を見れればそんなに難しいルートでは無い
予測した最初の道標がある橋の先にでた
面白い尾根だった
低山だが読図に花、磁石岩、古道探索と面白い山行だった
 
この付近は蛍でも有名で、この時期はこれから蛍が乱舞します