三郎岳から唐戸山周回
2015/12/16
炉端山友会6人

総時間5時間
仏隆寺から高城山、三郎岳、平岩山、迷い峰、唐戸山、唐戸峠、室生古道と周回して来ました
登る寸前まで雨が降り、どうしようとみんなで話し合ってるうちに雨が止む、ラッキーな登山で、周回も尾根や道が分かりよく、5時間の周回でした
只、一部は笹が背丈を越え、唐戸峠(室生峠)下山にはピンポイントの下山、楽しい読図山行でした。
仏隆寺の駐車場に六人が集合したが、天気予報が外れ雨が降っている。
登山道がハッキリしない部分のある今日の山行は雨だと余りにも面白くないだろう
行くべきか、付近散策で終わるべきか、思案していると、モウ直ぐ雲が流れると天気予報を車で見ていた仲間
便利な世の中だ。先ずは三郎岳までと道標に従って登山開始だ。
車道を道標に従うが、登山口で雨具を外す。天気は回復しそうだ
  
仏隆寺の古木の桜                   駐車場上の道標                    三郎岳登山口道標
道標が整備された三郎岳コース、道標に従って歩けばいい、道標の無い分岐もあったが、小さくテープが打たれたりしていた
地図から山裾の道に入れば良い。右手の池がすめば登山道標が出る
道標に従って登ろう
道ははっきりと有り林道に飛び出せば更に道標が出る。
  
高城山までは急登も有るが登り良い。
城跡は東屋が有り、整備も良い。
  高城山東屋に向かって

更に服装調整して三郎岳に向かう。三郎ヶ岳が正しい呼び名か分からないが、国土地理院は三郎岳と表している
道標に従って細い尾根を下り登る事二度ばかし、笹の急登を登ってゆけば、開けた三郎ヶ岳山頂が出る
  
あっと言う間の三郎ヶ岳、雨はやんだが高くもり、小さな雲海が景色を引き立たす
  
点の記
二等三角点、点名三郎岳が鎮座する
北緯 34°30′20″.7122 東経136°01′38″.2962 標高878.77 
所在地 奈良県宇陀市室生区下田口
選点 明治21年10月 設置 明治22年1月 測量庄を60年8月22日
三郎岳からは登山道は無い
各ページを検索すると、途中でブッシュが出ると書いている。
途中のピークに、迷い峰なんて名前のピークが有りいかにも尾根取りが難しそうだ。
目標に向かってコンパスを取り下る。あっ、ストックを忘れた。元気なSkoチャンが駆け上がり持ち帰ってくれた
老人、ショウタンをかばってくれる。嬉しいね
下り込みで踏み跡は見つけられ無かったが、下りこんだコルでよく見ると、右手に踏み跡が有り
テープが有り、ルンルンだ
尾根通り登ればよいが、ショウタンはへそ曲がり、斜面を登ってふー
なるほど、斜面に平らな石がごろごろ、平岩山の名の起こりか??
 
平岩山に向かって下る↑                平岩山山頂は何も無い
平岩山からコンパスを取り迷い峰に下る。ブッシュと言うほどでもないが、笹は膝を越える
ふみ跡やマークがある
直ぐに林道が出る。地図より早く林道が出る。林道を真っ直ぐに下り、この辺でと右手の小高い尾根に乗る
笹は膝程度、薄いが踏み跡がある
  
小さな林道を越え、笹中に上り返す。
ここから、笹は熊笹か??、小柄なら隠れてしまいそうな高さだ。
マークや踏み跡が有りそんなに歩きにくくは無いが、倒木を隠す笹、慎重に倒木、窪み、頭などと声を掛け合った
   
                                                             山頂
迷い峰も変哲も無いピーク、少し見晴らしが有り、音羽三山が見張らせた。アレが音羽山、経塚山、熊ヶ岳、竜門山があれなどと山座同定だ
 山頂から音羽山方面、写真には写らなかった
下りこめば笹は無く、途中で少し笹が出る程度。
細い尾根だ、踏み跡は濃くテープも有るが読図は怠らない。
次のピークからの方向を先取りするショウタンのコンパス取り、次のピークでコンパスが指す方向が違えばアルバイト方向と直ぐに間違いに気がつく
  
唐戸山はやや急峻なピークだ。
地形図に山名が載る。賑やかに山名番が有る唐戸山。
唐戸山から少し痩せ尾根を下りこみ、斜面で昼食を楽しむ。
ワイワイ、賑やかだ。今日も行動食を仲間に頂くショウタンだ。

少し大きな倒木が目立ち始めるが通に問題は無い。風が冷たくグローブをささないショウタンに、冷たくない?と気遣ってくれる
軍手でも差そうか
 
見晴らしは無いが、尾根は綺麗だ。ワイワイと話していた。
アラ、コンパスがオカシイ。アララどこかで尾根を間違った。ワイワイ、
現在地を探る前に下に林道が見えた。
地図と合わせれば、リンドウに削られた尾根は何処も降りるに難しそうだ
仲間がGPSでショウタン此処と現在地を教えてくれた。
100m程度のアルバイト、尾根分岐まで戻った。
分岐には目立つテープが有ったが、倒木が道を隠していた。
チョット滑りそうな急傾斜、ベテランさんが滑っていた。
此処から少しで唐戸峠に出るはずだ。少し倒木が増えるが隙間を縫うようにテープが打たれている
テープを信じた
真下が唐戸峠だが下り口がハッキリしない。
1人が有ったと笹の中に入ってゆく。ピンポイントの下りだ。
3〜4mの急傾斜、笹を掴んでズル、バレリーナのように足を上げて滑る。アララ、落ちた
賑やかだ
林道に下ると、直ぐに下りよい所がなかったか探しに行く仲間、此処以外は下れないという。ラッキーな下山だ
  
唐戸峠は完全な林道に成っている。行者の祠、東屋と道標整備が良い
地形図には林道(車道)が書かれていない。
道標に室生古道、仏隆寺と有る。1.1km20分足らずの距離だ
  
極最近まで小さな車なら通れただろう室生古道、ワイワイと下った
  
集会所横に出た
仏隆寺を覗き、駐車場に下る
天気は回復して日差しが望めた。
  
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