紀ノ川市 桜池から葛城経塚第6番と旧池田隧道 2019/07/03 |
地形図にリンク 距離8.2km 時間 往路、2時間15分 復路 1時間40分 |
梅雨で計画が変わり急遽傘をさしながら行ける初めての道と言うことで、紀ノ川市桜池から葛城修験、葛城二十八宿の松峠第6番と志野峠第6番なら傘さし山行も可能とコースを組んだのが、朝の七時だ 桜池付近に詳しい嫁さんに聞けば、公園の下に駐車場が有ると言う。 此処からスタートだ 道は農道だろうが、旧那賀郡粉河町と鳴滝不動を結んだ参詣道だろう 一日時間が有れば、アラレの宿や秤木の宿、葛城山と欲張りなハイキングが可能だ 兎に角、葛城経塚六番、松峠に向かう |
なにやら多くの碑が有る森を見て、由緒有りそうな志野神社を左に見上げ、桜池に向かって歩く 桜池は大きな池だが、ブラックバスの管理釣り場になっている |
その先真っ直ぐ登ればアラレの宿、秤木の宿と行けるが、左手の山裾に登る 道は舗装路だ 地図から分岐を確かめながらドンドン登る 左手分岐からは傾斜が出て、フー汗が吹き出た 途中の分岐に石表があり、右、新西国、世話人、大岩何々の道標が出た 時間が有れば何かを見に行きたかったが、雨が降るまでと時間制約で又の機会とした ドンドン登る。 分岐を左に取ればその先に葛城経塚6番、松峠が出る 松峠経塚↓ 葛城経塚六番は志野峠、松峠と旧池田隧道真上に3ケ所その碑が有るが、主に行者や探訪者は松峠と、志野峠が主なようだ 道横に七と札がかかった右手上が、志野峠経塚だが、私は少し回りこんで志野峠経塚に出た 志野峠には地蔵も残り古道跡の匂いがぷんぷん 上からの取り付き 志野峠経塚跡と地蔵 |
この7の板が有るところ右手上に志野峠経塚が有る 私は探索の意味から上から入った クルット廻り、雨はあと一時間は降らないだろうと尾根をたどって旧池田隧道に向かう 旧池田髄道は、和歌山県で最古の洋式トンネルだが保存措置は無い 史跡的に意味が有るように思うがさて?? |
七番札から尾根に乗り、コンパスを合わせば、古道らしいものが出て測量跡も有るが、テープは何の意味かは分からないが有る 道跡を探りながら行くが、この付近で雨が降れば笠はさせない このまま下れば旧トンネル入り口の取り付き道に出るはずだがと進めば、あまりの急傾斜、雨で斜面も滑る 引き返し谷からとルートを変えた 読図以外にコース説明はできない 思ったほどブッシュではなく、谷も歩くに問題は無い 古くは耕作地のようだ トンネル入り口に出た |
トンネル入り口には広い道で行けるが、どうしても好き者は旧道を探りたくなる トンネル内は、蝙蝠の住みかに成りその数はすごい 入れば驚き羽ばたくが、町で見かけるこうもりより一回り大きく、顔すれすれに飛んでくれば、オッ。吸血蝙蝠なんて顔をそむける |
南口に出れば道は左右に分かれるが、左手を少し探索してみたが、途中で道が抜けなくなっていた 南側には池田隧道の文字が浮き彫りで書かれている |
行き止まりから引き返し、トンネル上に出るルートを探れば、トラロープが斜面に補助されていた ロープは当てにできないが、ルートがわかる。トンネル上まで張られていた |
ロープの先に出れば、経塚六番の石碑がでた ほとんど訪れる方はいないようだ 何処が第6経塚跡か分からないだろうが、一番賑やかなのは松峠経塚だった |
北口に下るには小道が有りロープ補助されていた。 下り林道に出る 林道を下れば、県道の池田隧道から来る林道(農道)に出会う 農道は舗装されている 右手にとって、志野峠、松峠と下ってゆけばいい もう雨が降っても傘で歩ける広い道だ |
右に↑ |
雨が降り出した 傘をさして下るが、雨もまた楽しい 私は遊びだが、農家の方は桃の収穫を急いでいた ほんの少しだが、8kmと4時間少し汗を流した 農道で旧池田隧道に向かえば何も難しくないハイキングが楽しめる ついつい有るか無いか分からない道を歩く、これが楽しいショウタンだが、濡れる事も無かった |
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