市の中心部から西へ3キロほどの郊外に広がる総面積36万平方メートルの公園、
チベット語のノルブ(宝石)とリンカ(苑)から「宝石の園」という意味がある。
18世紀にダライ・ラマ7世により造園され、歴代のダライ・ラマが避暑に使った夏宮となった。園内には幸運宮、全能見宮、池の中に建つ湖心宮、ダライ・ラマ14世の住居であったタクタンポタンなどがある。タクタンポタンは1954年に建てられた。内部には謁見室、書斎、仏間、バスルームなどがある。現在は観光名所と成っているようだが、ダライ、ダマを慕うチベット人は別なようだ。此処を憩いの場と呼んでいる節があるが、チベット人にとっては神聖な場ととらえていると聞いた。