出屋敷峠から白石山ーセト山ー今井峠ー今井道からバリエーション下山
2010/03/03
4人
和歌山高野町の西富貴の北に防城と言う三角点の有る防城峯がある。
ここから続く尾根は大日岳や出屋敷峠、白石岳、セト山、今井峠から一等三角点のある陣ヶ峰へと続く
この尾根は延々と続き、護摩壇山や鉾先岳、牛廻山から十津川村の上湯川まで尾根が続き、奈良と和歌山の県境と成っている
これを尾根通しで歩こうとは言わないが、一等点の有る陣ヶ峰までは歩いてみたい
今回、出屋敷峠から今井峠と歩いて下山をルートハンティングを楽しみながら、一部をバリエーションでルートを繋いで周回した
思ったよりも位置確認が難しく、時々位置確認を間違って方向取りに悩んだ
4人は読図を楽しみながら、4人で一人前と力を合わせて周回に成功した
尾根は綺麗だが、この付近はマッタケの産地、後半はマッタケ山立ち入り禁止の看板と境界を示すテープが賑やかだが
尾根はマッタケ収穫コースとなっているためほとんどは歩きよい(ショウタン的)
秋は立ち入る事が出来ない所も有ろうが、素直に波線道を下山すれば県境部分は本当に綺麗だろう
最後の尾根先下山は上級者の下山の力がいる。ロープで懸垂下降が安全だが、とにかく○危と言える下山だった
コースタイム
出屋敷峠9:05-白石岳9:45-915m10:23-セト山11:07〜11:27-今井峠11:50〜12:30-三角点今井道12:55-コル13:47
P14:41-林道下山15:20-出屋敷峠16:35
総時間7時間30分
R168号から出屋敷峠に入りここに車を停めた。四駆ならなんなく停められる広さがあるが我がフィット、何とか道横に駐車した
今日は読図の本を勉強して挑戦するKkunが先頭だ。白石岳までは問題はない。
現在位置を確認しながら登って行くが、ショウタンは厳しい。30秒で地形と高度計とコンパス角度で位置確認を要求する
コンパス角を細かく合わせろ、その時間は10秒も有ればいいとこれ又厳しい
白石岳まではルンルン、Kkun読図力は上がった。踏み跡道もハッキリと有った
 
白石岳903mまでは100%位置を言い当てるKkun、流石とショウタンは一安心
白石岳はいとも簡単に着いた
 
次は915mの測量点、踏み跡もあり尾根は綺麗でルンルン、ここはこの地点、この尾根はこれと時々話ながら歩くが
尾根は綺麗でつい地図読みがおろそかになった
これと言ったピークがない、コンパス角度が現在位置を知る最大の手がかりだ
それが少しおろそかになったショウタン、P915mで位置間違いをおかしている事に気づかない
この地点が今回のルートの難しい地点だった
尾根は綺麗でつい綺麗な方に行がちだ、すでに915mを越えていると思ってしまった地点が915mだった
P915mの先の小ピークにいると思いこんでいるショウタン、後の三人も同じ考えだ
地形が違う地形が違うとウロウロ、境界尾根の方が尾根らしくなく、綺麗な尾根は方向が違う
一本のテープが巻かれているが、自分で位置確認するまでは動かない
ここが915mと確信が持てなかったがそうだろうと信じて地形が合うまで行く事とした
次のピーク(オムスビピークと呼んだ)でヤット自分の位置が確認できた
GPSで位置確認をすれば簡単だがこれを行えば読図の楽しみは半減する
オムスビピークに黄色のテープ、コンパス角が合ってきた。ヤレヤレ 

綺麗な尾根                   ↓黄色のテープの有る位置たぶん915m?↓
  
オムスビピーク(P915m先のピーク)にも黄色のテープがある。方位も合った。小径が出る
ピークを捲くように小径があった。T女こだわって尾根上を歩くがショウタンはイイカゲン、小径は尾根先に出るさとルンルン
T女と出会い、東に向きを変える。
この付近は本当に感じの良い尾根だ。ここまでも植林との境界だが、赤松がメチャ綺麗な尾根だった
  

この上にセト山があると思いこんで登りきる。
アレー三角点がない、?? どうして、Toshikun、すたこらさっさと先に行く、ここは山頂ではない 大汗
100m向こうに三角点があった。
 

ヨーク地図を見れば良い物を、ここがいい加減なショウタンでした
セト山にはテレビの共同受信アンテナが有る。行動食で一休み
ここから今井峠までは小径が走る。赤松の美しい森はマッタケ山だろう
  
今井峠で昼ご飯とした。
今井峠は弘法大使、空海が高野山を見つけた時に通った道とか

  

   
今井道と呼ぶのだろう、波線道を四等三角点今井道を探索する
今井道は完全に残っているが、P891mの北の尾根先で道が分岐する。その先で今井道は再度分岐するが左手にはいる
左手の道は分かりにくい、右手は状態の良い道だ間違わないように
コンパスも合わさず地形で行こうと、左手の尾根6ッ目に有ると、尾根の数を数える
T,Tコンビは流石コンパスを取る

  
少し位置確認をしながら進と六個目の尾根の道横に四等点今井道があった
T女、点がないとオロオロ、10cmほど埋まってしまった四等点を掘り起こしていた (^_^)
 

ここからP811、P725と尾根を歩くバリエーションを設定していた
少し疲れもある。波線道をコルまで歩こうと歩き始めるが、道が逆Y字形に成った所でテープが張られ入れない
向こうに道らしい所がある。マッ許して、<(_ _)>
所が道は10mも行けば無い、アレー 道は下に下って行く ???
道ヌケしてないのか、ショウタンは波線道通り標高を歩いたが無い??
仕方がない、尾根越えでコルに向かった
結果、三角点今井道から尾根を越えるのが正解と ブツブツ

  
コルに出て見ると波線道はハッキリと小径として残っている
地図の誤りか、???
コルからP811を目指すが疲れがある。テープが巻道に誘って行く。ツイツイ捲いてしまった
ここで、勘違いが出てしまい、次のピークで??こりゃ困ったとウロウロ
30m先に目的尾根を探し下ったが、これ又頭が狂っているショウタン。下るはずが緩やかに登の何故と頭をひねる
これ又頭が狂っていた。疲れか出たのだろう
ヤット現在地をつかんで測量点725を確定して目的の下山尾根に
ピンポイントで降りなければ下れない事は分かっている
これは流石にショウタン、真剣だ
尾根はピッタリと読んだが、予想通り、最後は急傾斜、Toshikunは尾根先に、ショウタンは谷側に下山ルートを探るが
谷は無理と判断、Toshikun、尾根先が降りられると判断して尾根を下る
ロープはあるが何とかナシでも降りられると判断して慎重に下る
T、Tコンビ、T女をいたわるToshikun、アレー下れないとT女、蹴ったろか、ショウタンは怒鳴る (^o^)
  
林道に無事下山、下に真っ赤な車が止っていた。渓流釣りだろうか
                        和歌山森と緑の公社の道標↓
  
ここからは地図を読み谷を渡る。と支流の上に古道が現れ、途中から上の道に這い上がった
Kkun途中で読図はアウト、若い彼は体力もあり、登山初心者だがルート取りも良い
これからが期待できるだろう。
  
車道を出屋敷峠まで1.3km程度、楽しい周回は終わったが、最後のバリオエーションはチョットルートとしてはオカシイだろう
コルから波線道、林道と下ればだれでも歩ける良いルートだが、これじゃ物足りない人がいた 笑い
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