バリエーションと読図
高森山と四国山
2人

国土地理院新マップメッシュ地図、カシミールから取り出す
コースタイム
P11:55-ほんみち山13:05〜13:40-報恩講寺14:40〜14:50-高森山15:43〜15:53-四国山16:35〜16:45-登山口16:57
総時間約5時間
紀泉山脈西端の尾根を少し歩き、読図を楽しんだ。
雨の予報が外れ、急遽この山を選んだが、新国土地理院マップに乗る道は有るようで無く、一部は踏み跡が有ったが、測量跡が無くいい読図の勉強になった。
和歌山市深山の小さな集落に大きなスポーツ公園がある。正式な名前は知らない。

森林公園取り付き道の四国山モニュメント登山口に一台をデポして、
四国山登山口
休暇村公園横の森林公園取り付き道入り口尾根先から取り付く
取り付きは険しそうだが、10mも登れば、ウバメガシの森は綺麗だ。
少し羊歯などが出るが、少しの間、ソレを過ぎれば尾根は綺麗だ
羊歯の隙間を登る。ヤヤ小枝が邪魔をする。
  
取り付き尾根を見る↑                  取り付きにある石表↑

尾根先には古い道しるべがある。
尾根は自然林が美しく、踏み跡がシッカリしてくれば、鎌跡が有り枝が払われた跡がある。
南側は、時々見晴らしが有り、関空土取り場跡や、和歌浦、有田の海が美しい
  
取り付き                  少しの間の羊歯
 
時々はテープやマークが出る。すき者は居るものだ
 深山と加太の漁港が美しく見えた
自然林の美しい尾根を登る。
P208mを見過ごした。235mと思う所で景色が出たので遅い昼食を楽しむ
ここはほんみち教の山で立ち入りが制限されていた

 
この山は戦争の負の遺産が多くあり今もその影を残す。(由良要塞跡)
昼食を楽しんだが235m地点の読み違いで少しアルバイトをした。
国土地理院新マップに乗る破線道を下って大川に読図だ。
踏み跡もマークも無い、地形を見ながらコンパスを取るが、最初は雑木だが、段々とシダが出て、腰までの高さ
諦めかけるが、相棒は下る気満々だ。行くぞーーー
 
シダ部分の写真は無い、綺麗なくちなしの実があった。
尾根中央を通れば現在地もつかみよいが、尾根中央は通れたものじゃない
少し道を外したが、問題は無かった。
急傾斜は木が有り問題無しで下れる。
道跡が出て、報恩講寺参道に出た。
  
山肌に出た道                      地図に載る道(報恩講寺参詣道か)
見覚えのある道標を見て、大川の報恩講寺に行った。
報恩講寺は、和歌山市の指定文化財で、大きなお寺だ
 

正面の門には多分、四天王だろうか、大きな仏像が四隅にある

持国天、増長天、広目天、多聞天だろうか。
   
門横の地蔵もかわいい
来た道を引き返し高森山を目指す。昔は綺麗な街道だったのだろう。
階段や石畳跡が残る道を引き返して登る。マークが多く読図のことは忘れていた
旧要塞の跡は残るが、町石はあまり残っていない
  
  
道は分かりよくマークも多い。現在地読みは分かりよい道だ
  
高森山に着いた。
晴れてはいるが、ガスが多く見晴らしは少ない。
大川の村が美しい、瑠璃色に輝くと言う瑠璃ヶ浜は見えない。
 大川を見る
誰かが上げた三等点の上に有った。石に彫られた山名石がなくなっていた。

この山は北山とも呼ばれ、三等三角点、点名は三角山だ。
北緯 34°17′50″.0128東経135°05′48″.7738標高284.52
所在地大阪府泉南郡岬町多奈川谷川3348−1  選点明治36年6月4日 埋表設置日不明 明治?
後はマークと道標で四国山に向かう。
道はハイキング道で、高森山から四国山にコンパスを取れば十分だろう
只、ハイキング道は細かく分かれているが、主に尾根歩きだ

 
何処から乗り入れるのか四輪駆動の轍があった
 
立ちいれない展望台                  広場

今日のコースは特徴が無い。地図で確認して下さい
四国山は夕日が美しく沈んでゆくのが見える
紀淡海峡の見晴らしは最高だ
  
  四国山展望台                                                          地理院四国山241m↑
国土地理院が四国山ピークを書く241m地点を特定した。一巻きの紅いテープが山頂にあった。

直ぐしたが登山口だ
モニュメントのある登山口に下った
 
地理院が書く241m地点

チョットのつもりが、マタマタ約5時間の山行だった
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