十津川村谷瀬から
清水ヶ峰と打野山
2016/08/31
二人

総時間7時間20分
立ち休憩30分に一回
時間は地図に記入
清水ヶ峰の深層崩壊で奈良教育大学演習林校舎から清水ヶ峰への登山が難しくなった
一応、地形調査に行こうとしたが、管理人の到着が9時と聞き、時間的理由から待つのも嫌だと、谷瀬のつり橋の右岸、十津川の谷瀬から取りつくことにした。地図上では時間差はそう無いだろうと地図に載る墨破線道から取り付いた
下山は、林道の終点ときめ林道終点に車をデポして、取水タンクの有る所から取り付いた
もちろん、取り付きにも道が有る
打野山や、清水ヶ峰は各方面から経験がある
http://www.syotann.com/shimizukemine.html
http://www.syotann.com/simizuminejyusou.html
http://www.syotann.com/utinoyama.html

今回の取り付いた取水タンクからの取り付きも道が有る事を知っていたが、登るのは初めてだ
  
林道終点と取水タンク、取り付きの様子
取水タンク取り付き付近は元耕作地だったのだろう、目的尾根まで小道が走る
地図では表記されないが、取り付けばその状態は良い
  
十津川谷瀬付近はマッタケの生産地だ、10〜11月終わりごろまでは止め山が多い
ここもそうだった
破線道は状態がよく倒木一つ無いクネクネ道、抜けたところや不明な所は無い
尾根は急だが道はルンルン
取水タンクから下山予定の尾根まで約一時間、立ち休憩で少し登り、地図のように銅山(かなやま)下を巻いてゆく
ごく一部道が悪いがまるで問題は無い
  
目的尾根に出合い30m先に廃棄小屋がある
俎や鍋、ガスボンベなどが捨て置かれている
途中トラバースの谷に水が有った。水はそこから汲んだものだろうと想像した。
P1025、1164、と尾根を歩くが、自然林の美しい尾根だ。
経験の有る尾根だが、何時も落葉時期ばかりの経験だった
今日は風が有り、冷感服のままだと少し寒さも覚える
  
P1164から清水ヶ峰までは境界杭があるのみで雑木の間を歩くが、太い私でも問題は無い尾根だ
  
P1164尾根と清水峰に向かう尾根の状態
デポ地から清水ヶ峰まで3時間10分、危険箇所も無ければ読図困難地も無い
テープなどはほとんど無いが、歩き良い尾根だ
山頂で昼食だが、釈迦ヶ岳が美しく見張らせた
 
三等三角点名 清水
標高1186.43 北緯34°06′56″.3303 東経135°43′24″.8605
30分位休憩をして、来た道を引き返す
そのままだと余りにも遠くから来た甲斐がないと、打野山に行くことにした
廃棄小屋から地形図で距離を測ると1.5km程度、約一時間と見た
実際は1時間10分程度かかったが、適度なアップダウンだが、楽々近道トラバースだと、少しでも近道を巻いたが、時間は変わらないだろう
  
途中にテレビアンテナの跡が有る
又、廃版エアリアマップ図には打野山は銅山(かなやま)と書かれたエアリアマップも有るが、下山後、つり橋右岸側の茶店の奥様は、1053m地点だと教えて下さった。
この付近で、特殊金属が少量取れたという。金属名は思い出せないといった
又奥様は、打野山に紀州わらじの会の皆様と登られてたと言っていた
廃版地図には銅山と書かれていた、かな山の字は銅山とした
道は単純だ、
シッカリと地図を見ればいい
山頂は丸い自然林だ
 
三等三角点 点名 竹の岡 標高 1089.59北緯 34°07′02″.4581東経 135°45′03″.3881

俗称は内野テッペイで打野の字は見えないところが面白い
谷瀬の奥様曰く、鉄砲で猟をする撃つから来ているのではと言ったがさて??
甘いウイロウで行動食にして、引き返す
下山時は1053mかな山ピークからの下山ルート取りに注意が要る
登ったトラバース道を帰るも良いが、時間の無駄だ
少し歩きにくい雑木の中で急傾斜だ。多少の注意が要る
登った出合いまで一気に下った
  
下り尾根と登った尾根出合い
登った尾根ではなく、林道終点に向かう尾根を下る
林道に車をデポするスペースがなく、通行の邪魔にならないように終点に車を置いた

下りの途中、標高差50mばかしは、本当の急坂だ
下ってゆけば緩やかになりルンルンだが、下るほどに止め山だ
止め山囲いのネットに足を取られないように注意した
  
簡単な尾根だが、読図は慎重にした。
この付近も山肌は急で、コースを外せば大変だ
 
30分に一回の立ち休憩をしながら今日のルートを楽しんだ
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