高野の山々 白駒ヶ岳(竜王岳)と槇尾山(針峰) 2019/01/22 |
平面距離約12.5km 移動時間約、7時間20分 地理院地図にリンク |
山と高原地図が高野山、熊野古道編が発売された 玉川峡を守る会の方達に聞き知った山々が載っている 以前の奥高野編に無い口高野とも言うべき橋本市彦谷の山々を周回してみた 今回のコースはたばおくんブログを参考にアレンジしてみた |
彦谷や宿りの玉川峡界隈はほとんどと言って良いほど駐車スペース無い R371沿い玉川峡、丹生川横に公園の駐車場が記憶に有りそこから取り付くことにした R371を北に戻り彦谷川沿いの小道を彦谷に向つて右岸道を登る エアリアマップには彦谷川と書かれているが、川沿いの道から覗き込めば、ゴルジュや渕、滝が有るような渓谷で、道から川までは慎重を要する高さで、オマケにゴロ石が多くつまずき落ちればアララのコースだ マップには鍾乳洞と記載され、たばおくんブログにも鍾乳洞に入った記事が書かれている 結論は、洞窟は鍾乳洞ではなく人工の洞窟で彦谷の住人によれば、この付近に何やらを作るべく山の水抜き用に掘ったとの事 自然窟は山の中腹付近に有るとの事だ 高さは1mソコソコの幅7〜80cm、緩やかに傾斜がある 途中で測量された跡があり、ドリルで穴を開けながら掘り進んだ跡も有った たばおくんブログによれば奥に進めば竪穴があると書かれている 村の住人も其の事を知り、落ちれば戻れないと注意をそくして下さった。其のときは入った後だったが、ニジリ歩きが辛く2〜30m程度しか入らなかった。 |
右岸から左岸に渡る橋があり少し倒木処理が有った。 登山者が整備した物だろう コノ橋の先の岩場の滝は祠がなくなったが、お不動様が有ったとか 又其の先の右岸に戻る橋先の道横の巨木横には弁財天が有ったとか、住人は話してくださるが記憶は薄いく、カメラで録音したが上手く録音されていない |
開けたところの立派な石積みの上の橋は彦谷小中学校の跡とか、道にかかる橋横の広場はグランド跡とか 上の道横に国旗掲揚ポールが今も残っていた 川向こうに宗福寺が今もあるが、祭られている仏様の名を聞いたが、初老の私はアララ 道を登れば左手に車道の彦谷中心部に向かう小道がU字状に有り下山時は此処に下る。 此処にハイキング道標が有り、各分岐などに多く見た。 私の尊敬するぐるーぷの皆様が設置してくださったと想像するとなにやら嬉しい気持ちだった 上右端のガレージの方に彦谷の話を聞いた 洞窟の話、村の歴史、こどもむら学校の話、特に昭和28年??の大災害時に多くの民家が流された話 特に興味が有ったのは、彦谷六社際神の話だが、彦谷には六社が有り、村社は今も地図に載る神社だが、正式名は覚えていないとか 私の最終登攀ピークの白駒ヶ岳、(別名は竜王岳)の祠も六社際神にはいるそうな 立ち話は長い さらに奥には多くの家が有ったと言うが今は何も無い 広い道が終わった先で道が流されてない(434m付近) |
地形図から道を探り進めば、小さな渡渉も有るが小道跡は残り一汗流せば、廃屋だが如何にも別荘風の家が出た 廃屋横にも道標が彦谷へと誘う 此処から農道に成り少し先で柿の木の剪定中の農家の方に、槇尾山の話を尋ねた 運がいい。 山全体では無いが、三角点は私の山の境界に有り、槇尾山は??知らないが、小字は針尾峰で針尾と言うと教えてくださった 点名は小字から取っていることが伺えた。 立ち入りを願って先に進む 鉄塔横から高野の峰が美しく見張らせた 掘切峠は鳥居などが有り古い峠のようだ |
尾根先に小道が有り道に沿う 途中から尾根中央に乗り、中央の踏み跡道を登るが、ニセピークにアララと先に進んだ 三角点で風を避け、カップラーメンの昼食だ 基準点名 針尾 等級種別 三等三角点 標高 681.17 選点 明治31年5月21日 所在地 和歌山県橋本市谷奥深字針尾峰413の4番地 |
破線に釣り込まれないように尾根を車道に向かう 途中からソマ道が出て、鉄塔前に下りた 車道を進めば、橋本市内や金剛山が見晴らせる地点がある 車道横の電柱に行者峰の印が有り、行者峰と言う尾根が存在するようだ 車道左手上の横に掘切峠の登山者が残した道標が出た。 残した尾根が地蔵峰かと尾根を見上げながら歩けば尾根先に30cm程度の直洗地蔵と書かれた地蔵が有り、竹を縦割り、大般若祈祷と書かれて祀られていた。 古い高野に縁のある村々だ 雰囲気が良い村中を見て歩くが、こどもむら学校は250人も幼稚園から大学まであり学んでいるとかだが、静かで学校が有るように思わない 通学は車か寮のようだ。 此処からはたばおくんブログを参考に歩いた アララ、ゴメン 山に取り付く |
尾根中央に三角点彦谷があり、其の先のピークが山頂の白駒ヶ岳、又は竜王岳山頂だ 点の記 基準点名 彦谷、等級種別 三等三角点 標高 601.73 所在地 和歌山県橋本市彦谷字小倉谷続145番 |
祠の東側の尾根を下り破線の書かれた尾根を目指して谷に下る 地形から見て田の跡だろうと見越し下る。50mも下り祠に忘れ物をして引き返した 軌跡標高図にそれが出ている 汗汗 少し急傾斜だが下りよい 田の畦はかすかに残りこれ以上下ると下れないだろう付近から破線道目指して登ると、上下二段に小道がのこっていた 一旦上側見てみるとそこにも廃田が有り、尾根に小道が登ってゆく。 主尾根にそのようの道跡を見たから、道で三角点近くまで登れそうだ。 破線道を下れば車道下に出て、小谷上が車道だ 少し先に階段が有り道に登る 今回のコースは私の逆周りがお勧めだろう。 車道へ出た所の目印は電柱番号と写真でわかるだろう |
車道を下り、学校跡下から往路に入り、R371に下る 彦谷川沿いは荒れた小道だ。 渓谷のような谷上は注意よく歩き、村人が言った自然洞窟が無いかと目を凝らしたが、見える範囲に無い 途中に白駒ヶ岳に登れるようなソマ道跡が有ったが、急傾斜で探索する勇気はなかった。 そんなに歩いた気もしなかったが、12.5kmも歩いていたのには驚いたが、古くからハイキングルートとして開けていた事には驚いたが、高野山界隈も多くハイキングが楽しめそうだ。 今日のルートをアレンジするなら、逆周りをお勧めします |
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