バリエーション
祖父ヶ峰と黒尾山、黒木辻
2019/08/18
3人

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歩行時間
天川村役場→祖父ヶ峰、110分、祖父ヶ峰→黒尾山 80分 祖父ヶ峰→黒木辻 80分
黒木辻→川上村役場 130分
総時間08:15〜17:00
空海が若かりし頃、高野山を発見した道と言われる弘法の道が、吉野から高野町まで開かれて久しい
そこを、トレランコースと開かれ、縦走路は走る道と化しているが、私はいつものんびりと歩く
今回はその一部を天川川合から祖父ヶ峰に登り、黒尾山から四等三角点、黒木辻を尋ね。バリエーションで尾根を下って、笠井谷林道で天川役場に帰った
天川村役場に集合してだいもん橋から旧道309に入る
天川村の唯一の信号付近を歩くのは初めてだが、鬼百合や江戸期の石標と歴史が見えた
 
だいもん橋から旧道に200m足らず歩くと山にソマ道風の小道が登る
 大雨後で綺麗な滝が出来ていた

取水口点検道だ
先日来の台風10号が残した大雨の跡、取り付き手前で綺麗な斜漠が落ちる
斜面に取り付き登るが、尾根心から尾根に取り付かねば、取水口まで歩いてしまうだろう
尾根心に取り付く↓
  
今日の三人は、バリエーションも歩けるメンバーで決して急ぎ歩きの無いユックリ歩きができる
私にとっては最高の仲間だ
花好きなtaramiさんはこんな小さな花に目が留まると驚く。
気の済むまでコンデジでパチリパチリ、私はしめしめ、汗を拭く
今日登る尾根は二度目だが、今日も途中の整備階段跡が何なのかと目をパチクリ
主尾根に登れば、これは何と、前回も思った金網囲いが出る
 
神社か祠の跡ではと言う私にtaramiさんは、こんな無粋な囲いはしないとバシリと言う
なるほど、横に測量杭が有った。 
歩き良い尾根を、祖父ヶ峰に向かうが。足下に電波用、同軸ケーブルが埋められている
多分共同アンテナ跡だろうか。
アンテナのパイプが置かれたピークが出る
祖父ヶ峰に間違いやすいピークだ。
 
このピークで方向を確かめなければ、尾根間違いが起りやすいと思う
リーダーtaramiはきちんとコンパスを取っている
焦る登山では無い、
花が終わったオオバノトンボソウを見つけるtaramiにすごいと拍手を送れば、ショウタンとは目位置が違うだけとニコリ
祖父ヶ峰に着けば見晴らしも山頂らしさも無いが、名がある山は征服感が有るショウタンだ
山頂でキッチリとコンパスをあわす。
地図上では直線に見える尾根も、現場では90度に近い方向を変え急傾斜を下る祖父ヶ峰だ
  
ショウタン、山は初秋になったとツルリンドウを見つけるtaramiさん、今日も花に嫌われピントが合わないショウタンのカメラ、フラッシュを光らせ何とか写った。
祖父ヶ峰から少ないが登山者は有るようだ
巻き道にテープが巻かれていたが、ピーク越えで黒尾山に向かう
途中で、松葉山の尾根が見えるが、山座同定はいい加減だが、見晴らしが有るのはその地点だけだ
風が無い、フー暑い
  
taramiさんの生活圏は大峰より鈴鹿が近いのだろうか、鈴鹿方面に足を伸ばすtaramiはこの尾根は初めてで、弘法の道に感動が有るようだ
少し以前まで、弘法大使と空海を別人と思う暢気な学士さんだ
主尾根に出れば顔がほころぶが私は汗がすごい
  
下って登れば三等三角点黒尾が乗る黒尾山、此処も見晴らしは無い
三角点マニアの点名板がある山頂だ
 
山頂で食事を済ませ??taramiさんがいない
と。Sさん
ミヤマウズラ(ラン)を見つけて、パチリパチリと写真を取っている
花好きは何時も花が目に入るようだ
 
山頂は風もあり涼しい
三人で非常用ロープワークを練習だ。
先日の先輩事故で使ったロープワークを再現して、食い入る様に練習するtaramiさん
彼女の地形図には緯度経度まで入る。彼女の登山暦は長い
時間観念が無い私とtaramiにS子さん、ショウタン1時間経ったよと教えてくれる
後は、切り抜き峠から黒木辻四等三角点を探す読図だ
  
切抜峠は明治期の荷車道だったのだろう
天川側に広場があり建物跡が有る
その横から朽ちた階段を登る
徒歩道、荷車道、そしてトンネルで車道、さらに新川合トンネルと歴史を感じる所でも有る
  

切抜峠からは尾根を巻きながら扇形山方向に向かう。
ピークを越えるも楽しいだろうが、急傾斜覚悟に成るだろう
巻き道は状態が良い
  
黒木辻は地形図にも道は無いが、古道跡を感じる所だ
四等三角点黒木辻は目視は難しい
モモンガかムササビか分からないが、フライト用と思われる杉の大木横に金網で入り口が有りその下に四等点が有る
  
黒木辻跡だろう↑
四等点にタッチして、下山は切抜峠と思っていたが、バリエーションで笠井谷林道に下ると地形図から見るS,Tコンビ
ヘタレのショウタンは弘法の道を引き返すが、読図で尾根を下るS,Tコンビ
ショウタン、階段が有った所で待ってて、そこに下るからと、
 上からS,Tコンビが下ってきた
taramiの20mロープに私の15mロープ、S子さんのカラビナとシュリンゲ
地形図から下れるだろうと尾根に入る
最初は緩やかな歩き良いソマ道が有ったが、尾根先はアララ、急傾斜でドッコイショのショウタンだ
  
尾根先までに、お盆後に間伐したであろう植林に成った
桧の香りが匂う尾根だったが、尾根先30mは30度を越える急傾斜、間伐の雑木は掃われ、アララ
三人は思い思いに下るが、ショウタンはドンくさく、林道からショウタンもっと左とコースを教えてもらう

林道でロング休憩で一休み
ショウタン、こんな時に今日の練習下りをすれば良いのではと、納得のお言葉を頂く 汗 汗

 
沢右岸側に下ったが。笠井谷線分岐尾根にも下れるだろうし、笠井谷線は奥に伸び笠井谷線東尾根に林道は伸びているとか
途中にとめていた、トラックの方に聞いた
山林整備会社の社長さんでご縁があればと、名詞を頂く
 登山口
深谷を下り、旧309に出会えば今日の登山口で、だいもん橋から役場に下る
役場の橋手前で御手洗渓谷遊歩道入り口の吊り橋を見つけ、御手洗渓谷遊歩道はここから始まるのだと知る三人
渡りきれば、弥仙の登山道も尾根にと伸びる
  
役場に帰り、次の休みはお暇と、次の山行をお誘いを受けるショウタンだ
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