紀泉高原
昭和山、四石山周回
2010/02/14
3人
周回遍
ヤレヤレの感じでコルから縦走路の尾根に取付くがシダの急登、予想より多くの方がこのコースを歩くのだろう
ショウタン的に見ればこの七夕コース、黄色、赤、と所かまわずテープが打たれおまけに踏み跡はもう小径の感じだ
もともと地図上ではここから昭和山コースには波線道がありおまけに大阪府と和歌山県の境界尾根でもある
測量テープ、昔の境界石、新しい境界杭と目標はイッパイにある
それでも先ほどの教訓から、コンパスはまじめに合わせ、位置特定はめんどくさがらずにこまめにした
この尾根には小さなピークが多く有り曲がりくねり、以前は読図の難所で有ったと聞く、
ショウタンが槌の子峠ではじめて見た小さな道標に昭和山と書かれているのを見たのはモウ10年になろうか
その時は昭和山方面は笹とシダがブッシュを形成していた記憶が新しい
コルからシダの急登を登り地形を確認しながら道上のピーク346mを目指す
途中に大阪、和歌山県, 境界を確定した時の石だろうか、今までに見た事がない大きい目の石に、境 一号石とかかれた石を見つけた
古い物だろうか

コースの様子と                       境界石
 

第一号境界石
境界石からP346mを確定していると先行の方二人が読図を楽しんでいる
大阪の方らしい、この方達と先ずはご挨拶、この難コースに2度挑んで昭和山の確定が出来ていないと言われた
ご一緒するも良いが、万が一の間違いもある。ここはご挨拶で終わった
コースの位置確定は難しい、ハッキリするのは楠峠だ
掘割り状の楠峠、ショウタンに言わせれば、コースが降りきった所の最高部が峠だろうが、峠道標は少し南の地点にあった
よくよく地図を見ると道はやはりそこを通っている 流石先駆者達
この地点は2mばかし這い上がる状態だが私は最高部から縦走路に出てみたがその方が歩きよいだろう
 
ここから出会った方達とご一緒状態、コースは短絡化され尾根を直登する所が多くできているが、コノ出合った二人の方も古道や県境にこだわる。途中で大きく曲がった道を古道通りに歩いた。 T、Tコンビは直登して行く
昭和山手前のピークは地形が昭和山とそっくり、少しここだと思いかけるが、地図上ではピークは昭和山より小さい
もう一つ向こうと断定して昭和山を目指す
やはり」昭和山はもう一つ西のピーク、しかも三角点は縦走路より北にあるはず
で親切な道標が出た

マッソンな訳で昭和山に着いたコルから2時間だった
 

今回は迷いがあり最初からの時間報告は参考にならないだろうから、要所要所間の時間を書いておきます

山頂で5人は楽しく昼食、和歌山市内が見晴らせるように木があざけられていた
見晴らしは良い
昼食を済まし槌の子峠に向かう。境界尾根と波線道が一致している
私達はこだわって、最後の少しを地図上でコースを組んで歩く事にした
昭和山から槌の子峠までの位置確定は少し難しいが、境界を測量中だった
道が広げられ、支尾根の状態がよく分かり位置確定が少し解りよかった
だが、七夕さんの短冊宜しく七夕ロードは見事なテープ、後では私達の後から昭和山に登ったGPの声が賑やかだ
もう昭和山はマイナーの山では無いようだ

 

少し位置確定にとまどう事があったがルンルンと槌の子峠を目指した
途中で私達はこだわり尾根に、ご一緒した方は県境にこだわって下っていった
私のこだわった尾根はどうやら川上新道と言うらしい
人の考えは同じなのか山好きは見る目が同じなのかマッタック同じルートで川上新道が槌の子峠に向かっていた

 

槌の子峠では老人会の方達が座り込んでいた。
ルート誤りで沢中を歩いて来たとか、境谷と言われる集落から登る場合時々それがあると聞いた
私も初めて槌の子峠に境谷から来た時に道跡を探した経験がある

昭和山から槌の子峠 1時間20分だった
槌の子峠から四石山はルート間違いなど起こりえない踏み跡道、山頂まで18分で着いた
見晴らしは大阪湾が少し見える。天気が良ければ関西空港が綺麗だろう

 
休憩もソコソコに、金熊寺方面に向かいP375mからはせる尾根を下る事にした
理由は、ここが川を渡らずに信達楠畑の集落に下れるからだ、尾根も優しそうだ

少しこだわって尾根上を歩いてみたがあまり意味を成さなかった
前方にP375が見えた
予想通り尾根は優しい、誰かがこのコースを愛用しているのか所々に竹の杖が置いていた
しかし踏み跡は少ない
慎重にコンパスを合わす
このコースのコース取りで難しいのは等高線350mから尾根が分かれる所だ
目標尾根は分岐しているのが見えない
尾根の形が現れるのは40mも下で尾根は見えない
もちろんマークなどは無い

ルンルンと下る、尾根は美しい

金熊寺に向かうルート
 

尾根先付近で道跡が出た、道通りに下ると下は槌の子峠に向かう道に飛び出した
 
集落内を通り目標の谷入り口でティータイム、ショウタンは大好きな茶を飲んだ

集落の道と                         谷入り口の様子
 

四石山から谷入り口まで50分だった
少しユックリと休憩だが時間は3時半を廻った。後4〜50分で道の駅だろうがマダマダ時は冬、日暮れも早い
一様コンパスは前出のコルに合わすが、鉄塔管理道に使っているこのコース、道は良い

 

川沿いを進み、途中から薄暗い植林になるが、マーク通り山肌を登ると、朝通ったコルが現れた


コルから東に下り薄暗い植林内の荒れた道を下って行く、朝の田が現れ、朝見た橋を渡って、尾根下を行くと囲いがあり
そこにハイキングの方へ、明けたら閉めて下さいと注意書きのある柵が有りその下から県道が見えた
迷いもあったが案外簡単だった昭和山周回
三角点楠畑を入れなければ私的には比較的歩きよいコースだった
タダ、コンパスで歩く私達には磁場の狂いが大きな問題として課題は残った
 

予想通り、休息場所から40分で道の駅根来さくらの里に着いた

総時間、7時間50分、迷いを除いて6時間50分、中級者のコースとしては面白い物がある
三角点梶路を一つ見落とした
何やらそこに行きたい感じがしている
この記事を見たT女又リクエストが飛んできそうだ
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