たかすみ温泉から
高見山
2017/01/24
二人

登り
約3時間
下り
2時間10分
久々に寺ちゃんとの山行を三峰山に組んだが、寒波が到来して27年ぶりに南国和歌山も大雪が降った
冬用タイヤ装着車がほとんどいないわが町は大パニックで、事故が心配される道路条件だ
そんな中、何時も利用する京奈和道が通行可能なら行き場所を変更してゆく事になった。
金剛山、大和葛城山、と候補があがるが、エアリアマップで登れる山はと高見山に変更した
速度は出せず、登山口予定のたかすみ温泉には9時到着、登山開始9時半と、登山開始最後尾の二人
しかも、たかすみ温泉から登るのは初めての二人、登山口も知らないが、臨時休業になったたかすみ温泉の社員さんに登山口を聞く
駐車場南端に道標が有り、川沿いに降り、右岸を下り、丹の浦橋を渡り、道標に沿って登る
後は単純だ。
  
道の状態から大雪を想像したが雪は少ない
アイゼントレでもと思い、カジタックスの八本で登山開始だが、登り始めて直ぐに階段だ
  
登れぞ登れぞ階段、何時まで続くとブツブツのショウタン、ショウタンは階段は嫌いだ
やっと平道に成り、少ない雪にアイゼンをはめ歩いた。
突然足が固定され前のめりに、ストックで何とか転ぶのは抑えたが、足が抜けない??
  
雪で見えなかったが、グレイチングでは無い、細かい網目状の橋、その網目に前の爪が刺さり足が抜けなくなった
初めての経験だ。危ないと以後用心しながら登るが、雪がそれを隠した
 
ところが高見杉の避難小屋に出るまでに2度ほど同じ事が起こる
私と同じアイゼンをはめれば全て同じなのだろうか??危険だった
以前の8本ではそのような事が無かったが、つま先イッパイに前爪が来る形状がそうなるのだろうか
以前のテープタイプの八本装着では経験が無い
兎に角階段はコースの半分、網目橋は数ヶ所、ブツブツショウタンは汗を流す
杉谷と小峠からの出合い付近から少し樹氷が出だした
  
雪は30cm程度で歩き良い
久々の二人はああだこうだとユックリ登山、抜かれても追い越す事は無い
国見岩、揺岩 息子岩など名所の石が出る付近になると、積雪が多く、高見山特有の風がふく
  
各岩にはそれなりの歴史があるようだ
風が強くなり、やっと雪山らしい感じがしてきだした
  
頂上手前では風が強く突風によろめく強さ、多分瞬間は20m程度か、大枝がゆれる
コンデジで樹氷を写そうと頑張ったが、ごらんの通りの写真だ
山頂からは何も見えない
小屋内でマイナス5度、風がなければ暖かさは感じる
寺ちゃんの巻き寿司をパクリパクリと頂くショウタンだ
 
13時12分から42分と30分と貸切の小屋でワイワイ
チョットグローブが甘かったショウタン、いささか手が冷たい意外は快適だ
 
強風でトレースは直ぐに消える。
計画は大峠に下り、旧道を歩き、小峠から登り返そうとしたが、地形図準備が無い、天候条件も悪いからとピストンにした
下ってゆくと、常連さんらしい方が駆け上がってきた。
少し急勾配で50cm程度の雪斜面で、トラバースや下りアイゼンの使用法を練習しながらユックリと下る
 
高見杉の小屋で小休憩して下るが、金網橋の事をすっかり忘れマタマタ、アイゼンがはまった
転びをストックで持ちこたえたが、危ない事危ない事
アイゼンが悪いのか、橋が悪いのか、マタマタ、使用法が悪いのか

下りもイヤーナ階段を下る。
コノコースは一回で十分と話しながら下った
ユックリと計画を立てれば、桃俣からや差杉峠と自然道があるコースが有る
次回登るなら平野のたかすみ温泉登山口からは登りたくない
チョットボヤキが入ったが、樹氷は満足できる美しさだった
取り付きの
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