猿坂峠から 四国山、高森山 2019/04/03 |
距離9.5km 時間約5時間 2019/04/03 2人 |
紀泉高原西端を歩くには葛城修験の葛城二十八宿コースを歩く方々が多い そんな中、山仲間が孝子から加太までの縦走を計画しているが、其のお手伝いの一旦として今回のコースを選んでの下見だ 先ず、甲山から四国山、高森山を極力尾根で繋いで見た 其の途中で見た、大きな負の遺産とでも言うべきか、旧陸軍の砲台跡が出て、機銃台座や兵舎跡などがあった |
猿坂峠に車をデポして、地図の尾根に取り付く 金網沿いの踏み跡も濃く、テープマークも賑やかだ 踏み跡を追って少し登れば、マークはヒラヒラと賑やかで途中にでた見晴らしは最高だ |
葛城修験2番宿跡を目指して登るが、この尾根は初めてだ と 尾根を横切るように古い道が尾根を横切った ??? 何だろう 道に降りて驚いた なんと、旧陸軍要塞跡でそれは大きな物だ コンクリの兵舎、機銃座、と写真で紹介したい 直径150m程度の巨大な物だ 素人の私にでも紀の川河口を見据えた物だろう 紀の川河口は、旧住友金属和歌山工場が有り、海からや、空からの攻撃に備えたものだろう この付近の山々には今も其の跡が状態よく残っている 井戸にトイレ、トイレなどから見て兵隊さんの人数も多かったのだろう |
まだ状態良くのこっている軍道跡を二の宿の有る炭焼き小屋に向かう 尾根先が近づけば、なにやら小屋が出るが尾根先にでれない 小屋があったはずだから道は有ると探すが無く、小池の渕のササを掻き分け畑に飛び出し、軍道に出た |
入り口では今も備長炭を焼いている。 新入社員が火口に薪をくべていた 其の先で尾根を通る道に出るが、其の出口に二の宿跡の碑が出る |
車道になった旧軍道を四国山に向かう 途中で、日野に下る分岐を確かめて、道から外れるが立派な石地蔵を尋ねた 光福寺分岐 |
尾根も歩けるが、道の直ぐ上だ 次は何度も尋ねた石地蔵様を訪ねる 地図 200m等高線文字の位置に有る 古道への分岐にはガードレールに地蔵と記した 地蔵様は地震で少し位置がずれたのか、中央に座りなおしていただき、ズズズズと視座をかき分け車道に出て ここぞと、尾根に取り付いて四国山に向かった 車道から登り良い道が有るのに好きだねー |
簡単簡単とコンパスを取らずに尾根を歩いて、アララアルバイトだ 241m測量点が地形図上の四国山だ 読図達者は山名板をあげている |
ハイキング道に下りて展望台に向かえば、展望台に四国山と書かれている 360度の大パノラマは四国から淡路、六甲、和歌山の山がメチャ美しい |
此処から高森山までは幾つもにコースは分かれるが、案内はバッチリで道も良く、二箇所ほどの急傾斜はフー 古い和歌山市飛び地とも言うべき大川の報恩時参道だった事を示す石表が残っている |
思ったより距離が有りフー、二時まで帰りたいと足を急がすがとても無理無理と相棒はチャカす 途中に多奈川に下る分岐道標が有った |
山頂に出てビックリだ 木が切られ、笹は刈り取られ、丸坊主の高森山、以前、作った休憩テーブルは補修が出来、綺麗になって山頂の見晴らしは叫びたいほど綺麗だ |
テーブルで遅い食事をかき込んで、そそくさと下山だ 大川に、多奈川に、深山にとコースは取れるが、私達は一番踏み跡の濃いコースで下った 自然林の急傾斜のコースだが歩くに楽しい 下るほどに急傾斜で一部は勝手コースだろうが、整備はバッチリだ 下りきれば林道に出て、直ぐに車道に飛び出す |
後は車道をテクテクと深山の公園に向かう 県道出口には石碑が二つ有るが、一つは古いものだ 尾根越えで大川に向かったコースだったのだろう |
公園駐車場にデポした車で猿坂峠に向かった。 二時半からケーブルテレビの連続韓国映画を見れない見れないと、汗を流して歩くショウタンだった。 |
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