天空の道、西熊野街道から
三里山、高時山、ブナ山周回
2015/03/24
ショウタン


コースタイム
高津09:50-三里山10:55-助人12:25-高時山13:50-昼食-14:15-ブナ山14:45-高津16:25

総時間6時間35分
昼食以外休憩なし
R168号は工事箇所が多い。道も狭く時間の懸かる道だ
そんな国道を走り、十津川村の助人トンネルに向かう。計画では、助人隧道上の電波塔管理道を車で登り、助人集落跡に出て右回りで三里山、ブナ山、高時山と周回予定だったが、電波塔管理道は大荒れで、途中で引き返し、高津集落から左回りで三里山、高時山、ブナ山と廻った。
高津集落の消防団小屋横広場に駐車を願い村中を烏峠に向かう。
  
植林内に入り直ぐに風屋、三里山の道標が出る。風屋まで古道が残っているが、痛みが激しい場所もあるという
村人と会話したが、危険と思えば引き返してと言った。
道なりに烏峠に向かった。この道は今年二度目だ
古道は良く踏まれ状態も良いが、時々は小石がゴロゴロだ
  
途中の村の景色や、塞神、小滝と登るに飽きは来ないが、それなりに汗が噴出す
烏峠で東に上ればブナ山、西に登れば三里山だ。
三里山に向かう。前回は雪で見えなかったが、そこそこの踏み跡があった。
山頂は見晴らしは無いが美しいピークだ
  
烏峠(高津峠)
烏峠に引き返し、風屋方面に古道を入る。
天空の道と書いたが、ネパール奥地の中国国境付近の名も無い山道に良く似ていた
 
木が生えていなければ怖さも感じる古道は、岩を切り取り、石を積み昔の方達の苦労が見える
最初はルンルンで、道が抜けかけたり、水が流れる谷では、道が流されそれなりに痛み、○危だ
  
道が流された谷は、登ってみたいようなチムニーだ
  
等々ひき帰そうかと思う大抜けの谷が出た。高巻くにも傾斜がありすぎる
少し考えた。よく見ると山抜けした向こうに梯子らしい物が見えた。
オッ、行ける。単独だ。事故が怖い。補助ロープで、炉端山友会で習った方法で急斜面を下った。
一方をもやい結びで体を括り、木に回して反対ロープを持ちながら下る。
力は二分の一で済む。
  
途中何箇所かトラロープが補助されていたが、あまり役に立たなかった。
もう難所は無いだろう。この先で助っ人集落跡に下る道が有るだろうと傾斜の緩くなった斜面道を歩く
道標が出た。この付近が助人集落跡だ??、古道はもっと上のはず。地図を見た
どうやら、地理院道は大きく違っているようだ。
  
数件の家が有ったのだろう。
田の跡は無いようだが、畑地は大きく取れそうだ。
道標裏から高時山に登る。
これが直登で大汗を流すが、尾根の状態は良い、700〜850m付近は少し雑木が邪魔をするが、マークが有った
  
上に上にと登れば良い。地図も地形で分かりよい
フラットな尾根に成り進むと、小さく盛り上がった所が高時山だ。
  
少し引き返して、巨木の裏で遅い昼食だ。
ここまで、地図見時間以外休息はない。ふー
先ほどから吹雪のように雪が降り出した。
あっと言う間に山肌は白い。
ブナ山への分岐は慎重に読んだ。ここだろう地点にマークが有った
  
分岐尾根に入るには急斜面だ。ユックリと下る。
下りきると細い尾根は美しい
一汗流して登りきると、ブナ山に出た。
今年の1月に登ったばかりだ。
、雪が止んだが風が冷たい

二等三角点川津
点の記
等級種別 二等三角点 点名 川津 緯度 34°04′18″.5371 経度135°46′36″.5135 標高1119.52
所在地 奈良県吉野郡十津川村字川津小字ツゴエノ谷662
埋表 明治34年10月15日美しい点だ


烏峠にそのまま下るにはショウタンはつまらない。
周回できる尾根は無いかと地図を見た。有るある。分岐特定は難しいだろうが、これは早く下れそうな尾根だ
分岐箇所に黄色のテープが一巻きしてあったが、さて何時まであるだろう
  
思ったより尾根は美しいが急斜面だ。時々マークが打たれている。この尾根を利用する方もいるようだ
  
特徴的な松が出た。
この付近で地図に出る破線道に出会う。道跡は薄いがその跡は分かる。
道に沿って下った
下ってゆくと、朽ちる寸前の木の階段が出てルートは分かりよい
  
地図読みが出来ないと別尾根に引き込まれるかも、地図はシッカリ読もう
測量杭が出て急に綺麗な道になった。ここだろうと入るが??現在地を失った。
下に集落が見えるが、どう下ればいいか??アルバイトで道を探す。
道は良いのだが、ウロウロ
  
直ぐしたが高津集落だ。尾根先方向に歩くと下り道が出た。ここも地形図道はおかしい
とにかく村に出た。移動販売の八百屋さんが来た。村人が出てきた
聞くと上の道を南に歩けば近かったとか、マッ、アルバイトもいいか
  
未舗装側から下って来た↑

とにかく寒い一日だったが、満足満足のコース取りが出来た。
ここ久々の単独登山だった。

大きな地図にリンクしておきます。参考にして下さい

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