新緑とシロヤシオ、アカヤシオ 高塚山と三本栂 2014/05/19 |
コースタイム 往路 行者環トンネル東口08:05-登山口08:09-一ノ垰09:10-小ピーク-P148010:23-高塚山11:05 復路 高塚山12:00-P1480.12:35-三本栂13:00-周回して三本栂14:05-大峯奥駈道15:20-休憩30分-一ノ垰15:51-トンネル東口16:40 総時間8時間35分 |
高塚山と三本栂、マイナーな山だが自然林が美しい大峰の支尾根に有る小さなピークだが、元々は上北山村からの登山コースの有る山だ。 今日も、行者環トンネル西口は多くの登山者が弥山を目指すが、東口はひっそりとしていた 駐車場が無いせいも有り弥山には遠いことも有るだろう 私は行者環トンネル東口からのコースが好きで時々は利用する |
行者環トンネル東口をユックリと8時5分に登山開始だ。今日の相棒はMother daughter of the beautiful womanでdaughterとは二度目の出会いです。 東口直ぐの荒れたナメゴ林道を3分歩くと上の写真の登山口が出ます。この登山口は整備もなく徐々に痛みが出て登山口道標も倒れていましたが、上北山村が整備した登山道です。 大峯奥駈道までは標高差は約370mの直登道ですが周囲は自然林で流す大汗もさわかです この尾根は論所の尾と言う 登山口から少しトラバースで論所の尾を目指しますが、道標が出る所からは直登の道ですが、自然林の中はいつも綺麗で仲良く檜と栂の木が生えています。 ミツバツツジが華を添えます。少しフラットになれば大峯奥駈道の出合いが近いです。 地図では一ノ垰、道標では一の多和と書かれた所です。どちらも同じ意味です 一の多和の小屋は此処より少し北側に有ります。小屋は倒壊寸前です ミツバツツジと一ノ垰 一ノ垰分岐から高塚山分岐ピークまでは200m程度ですが、大峯奥駈道から見えるパノラマは最高で景色をユックリと楽しみました 八経ヶ岳と弥山 鉄山 バリゴヤノ頭と稲村ケ岳 遠くは金剛山系に観音峰、川迫川渓谷は緑が美しく最高の天気を当てました |
大峯奥駈道を200m程度弥山に向かって歩くと、笹の中に上北山村の古い道標が木に立てかけられ、踏み跡を小ピークに登ると小谷林道の道標が有り、尾根を南東に下ります。踏み跡が有りますが、ガスが出ればシッカリとコンパスを取ろう。ちょっとした事で支尾根に迷い込むのがこのコースです。下りきれば、自然林は美しく、四季四季に見せる美しさはこの付近では最高でしょう 三人で抱える巨大な栂やブナ、落葉樹の森は芽吹きが進み最高の景色でした 正面にすこし大きな岩稜のピークが出ると、そこが1418mの三本栂への分岐ですが、ピークを右手から巻、高塚山に向かいます。 此処の道標は、三本栂の方向、小谷林道に誘います。小さなテープに書かれた高塚山方向の尾根に乗ります。 1418mピークから高塚山までは少し痩せた細尾根で小さな岩を巻いたり超えたりしますが、初心者OKのコースでしょう 1418mピーク右肩の道標 |
尾根や小さな巖上からの展望は最高でした ピークが近づくとピンクの花が美しく咲いているのが見えた。石楠花かな?? 近づくと、アカヤシオが今がピークと咲きほこっていました。 (アカヤシオは近畿以西に分布しているアケボノツツジとほぼ同じツツジで、その違いはアカヤシオには花柄の腺毛と10本の雄しべの半分に白い毛がある、アケボノツツジにはないというだけでです。) |
高塚山の山頂は見晴は今ひとつですが、それでも弥山方面が綺麗です 今回はアカヤシオが南斜面の崖に咲き誇り何度か来た高塚山ですが最高の景色です 帰りたくないような綺麗な山頂で、相棒達の手弁当と泡のお茶を楽しんだ。 予想もしなかったアカヤシオ。シロヤシオが有れば最高だなと、1418ピークに引き返す |
道標にしたがって小谷林道側に尾根を下る。 この尾根も自然林で枯木や栂、ブナ、ナラの木と自然林は最高です このコースは上北山村のコースだが、登山者は少ない 下ってゆくと向こうに白い花が、シロヤシオだ、ここまでにあったシロヤシオはまだ蕾が硬かった 標高差100mがこれだけ違うのかと思うほどに満開のシロヤシオ、キレイキレイと喜ぶMother daughter達、案内のしがいが有る 三本栂は三本の栂の大木があったのだろうが、丸いピークは広い自然林だ 後は石楠花でも咲いていれば、大峰の3つの花が楽しめると周回の形で小谷林道に下ったが、その期待は外れた 自然林を下り、植林内から小谷林道に出て又植林内を登り返した。フーこれがしんどい |
三本栂はブナが多い、三本並んだブナを見て、此処は三本ブナだと写真をパチリ |
登り返しは黄色のテープに誘われて1418ピークを巻き込んだ 途中でコゲラが樹の幹に顔を出したり隠したり、自然がほんとうに美しい 大峰奥駈道に引き返し、尾根で大休憩だ。 弥山、鉄山、バリゴヤの頭、遠くに見せる山襞は最高の景色だ 一ノ垰から論所の尾を下る。 痛みが激しいナメゴ林道だが林道に降り立った その直ぐ先が行者環トンネルだ、今日の相棒達と綺麗さを満足して帰路についた |
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