南奥駈道、21世紀の森から玉置山、玉置神社点検参加
2021/02/28
新宮山彦ぐるーぷ
15人


地形図では載せきれないので玉置山から見た南奥駈道全景を玉置山からカシバードで見てみました
玉置山90m上空から見た図です

地形図はヤマレコ地形図軌跡にリンクします
ヤマレコ記事も見られます
 
新宮山彦ぐるーぷでは毎年大峰奥駈道の南半分太古の辻から備え橋まで春山シーズン前に点検整備を続けています
この作業には興味がある方は新宮山彦ぐるーぷに連絡すれば誰でも参加する事が出来ます
今回は今シーズン初めての点検でした。例年より雪が少なく倒木や道の崩れなどは無く、案外スマートな作業でした
メンバー15人を二班に分け、玉置神社から21世紀の森に下る(順峰)組と21世紀の森から登る(逆峰)組のスライド登山形式を取りました
私は、登り班逆峯で玉置山を目指しました
21世紀の森には最後の水場と思われる水場が有ります
奥駈道から少し距離は有りますが、ビバーグや水不足で玉置神社までたどれない時には古田の辻から行くことができます
  

東屋の前に林道が有り道なりに登れば登山口に出ます
東屋前にも小さな看板が有りました
小さな看板が有りますし、尾根が見えます。尾根が奥駈け道です
尾根に古屋の辻が有り道標が有ります
この付近に古屋の宿が有ったようです。靡きとなっています
  

  
古屋の辻は上葛川への道との四つ辻です
少し玉置山方面に古屋宿の靡き看板が有ります

道は快適です
古屋の辻から玉置山までは奥駈道は里山のようにきれいな道が続きます

 
次の如意珠岳は道はピークを小さく巻きます
道標通り歩こう
また古くは如意珠岳と言い如意宝珠岳とも呼ばれます
本当に小さなピークです
  
道は快適ですが、小さなピーク越えは急傾斜が出ます

急傾斜を下れば蜘蛛の口と呼ばれる分岐が出ます
上葛川への分岐です。古くは小川集落などと繋がっていた古道が有ったのでしょう
今は上葛川の道が残ります
  
小さなアップダウンが有ります
途中の垰に小さな地蔵様が居られます
辻名は分かりませんが、北向きに古道跡が見られます
 

その先で稚児の森ピークです
ここにも石仏が有りますが小さなものです
 
稚児の森の石仏には 碑伝が多い
稚児の森先から林道に出たり入ったり、いくつもピークを越えながら道は続く
  
 
水飲み金剛が出る
水は枯れているが水場だったのだろう
順峰組と出会ったところで昼食にした
気温は低い
  
出たり入ったり、道沿いに古道は残る
入り損なえば大回りに成ったり、花折塚などは巻いてしまう
注意深く古道を歩こう。看板は完璧にある
  
林道を横切る所は次の入り口は注意がいる(P952手前)

花折塚が出る
意味は写真を読んでください
 
主人を思う心に人々は心を打たれたのでしょ
今もその場所には花木は絶えない
今日の女性たちも手を合わせ、新宮山彦ぐるーぷの代表は、片岡八郎や後醍醐天皇、大塔の宮について語る
又、奈良から参加の方は近くに片岡が有ると言い片岡苗字も有るとか、子孫だろうかなんて
  
やはり出入りに注意しながら登れば展望台広場が右手に出る
ここはトイレが有る所で見晴らしは良い
東屋もありロング休憩が可能だ
私はテントを張った経験がある場所だ
  

小ピークを越えれば記念碑が出る
ここの展望場所には、十津川村の歴史などが書かれている
見晴らしはとっても良い

  

かづえ坂を登り電波塔が見えれば玉置山は近い

  

石楠花を抜ければ一等三角点の有る山頂が出る
山頂からは見晴らしが出来、沖見地蔵が海を眺める
  

一等三角点
選点 明治18年 設置 明治28年 観測平成15年

標高1076.80 点名 玉置山(たまきさん)
長い急坂の階段で玉置神社経由で駐車場に行くが、下りに痛みが出る足はよぼよぼ歩き
ずいぶん遅れて駐車場に着いた。
途中社殿にお参りすることも出来ずアララ
又来る機会があれば、宝冠の森にも行きたい
  

  

社務所の向こうは拝殿だが、近道に負け駐車場に向かった

  
 
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