和歌山県伊都郡かつらぎ町
天狗岳(后岳-前岳)
2016/11/21
二人

コースタイム
デポP07:50-泉福寺08:25〜08:32-狸尾11:00〜11:10-天狗岳(后岳)12:25〜12:33-前岳12:46昼食13:00〜13:40-
三角点横手15:20-車15:50
総時間8時間
和歌山県伊都郡かつらぎ町に有る二等三角点后岳(うしろ岳)がのる天狗岳を周回してみました

この山ほど多くのルートが取れる山は少ないですが、どの尾根も歩き良い尾根ですが、小さなアップダウンは胸突き八丁でふー一汗流します。天狗岳は后岳と前岳に別れる山塊です。
古いエアリアマップには後岳、前岳とかかれていますが、后岳、前岳が正しい(後=后、意味は同じ)
車をR370の凸地に路駐して重要文化財の梵鐘が有る泉福寺前の内ノ峠から取り付くこうと、泉福寺の梵鐘を見に登った
観音橋から内ノ峠に向かおうとしたが、私有地のため立ち入り禁止とか、370号を廻って寺に向かった
 
古刹の寺は雰囲気が有り、カメラファンならキット綺麗な写真が写せる所だろう
 梵鐘
釣鐘は重文で、説明では
泉福寺梵鐘由来とあり
安元二年、高倉天皇の御代、今より785年前当時の名匠により鋳造されたものであります
この梵鐘は、僧照禅僧聖庵源時芳尼妙法の冥福を祈り一切衆生の菩提を願わんが為鋳造され当時は、高野山延寿院に奉納されしも徳川時代末期泉福寺の什物としてゆずり受。 とあった
十一面観音を祀る泉福寺
さて本題の登山取り付きですが、地理院地図に載る破線道を登ろうと心見るが、その跡は無く、少しでも近づこうと頑張ったが、その跡は分からず、これだろうで尾根に乗った
泉福寺階段前の内ノ峠から直登するのが一番いいかもしれない
兎に角尾根に乗った
 
尾根には取り水パイプが走っていた。
最初はルンルンだったが、小さなピークのコブ越えは目茶しんどかった
深夜勤務明けの睡眠二時間半、しんどいわなさ。
 
雑木の間や植林内、中前山からはふー、もう嫌と大汗を流した。
途中で二度ほどソマ道と林道を横切った
 
狼谷から登る破線道出会いを読図しようと二人で頑張ったが、遠慮がちな今日の相棒はその位置を当てていたようだが、ショウタンに言わず、ショウタンは狸尾分岐上でここではと言う大ばか者だ
ここは狸尾分岐ではと相棒さんは言う。額、顎が抜けるほど額、コンパスが合った。
で、狸尾の四等三角点、狸尾に行って間違いが無い事を確かめる。ふー
 
狸尾分岐にはマーク有り↑

引き返し天狗岳に向かうが、登りは何時も簡単だが、今日のコースは登りといえども気の抜けないコースだ
途中で見晴らしが出て山座を同定してみるが、護摩壇山以外は??分からなかった
高野の尾根だろう程度だ
 
最後の急登が出て、天狗岳初攀の相棒さん、急傾斜をスタコラ登るが、一歩一歩のショウタンだ
山頂に着くと、埋もれかけていた点石を掘り出していた相棒に感謝だ
 

時には行者さんが登るようだ。高野山ドライブウエイを登れば天狗岳遥拝所に気がつく方も多いだろう
二等三角点、点名后岳、北緯34°10′43″.0481 東経135°30′55″.5183 標高 967.87
山名は、前岳との山塊を天狗岳と言うのだろう
北風が吹出して下り尾根でご飯にとせっせと急傾斜を下るショウタンに、前岳に行かないのと相棒、相棒は初めての天狗岳、ふー引き返したがあーしんどい急傾斜だ
前岳に向かうが、小岩が天狗の住まいに良く似合う
 
前岳は何もない、小さな山名板が有るだけだ
この前岳付近に洞穴が有ると言う伝説があるそうだ。
探した方もあるようだがさて??
 
前岳と后岳(後岳)
引き返し后岳から急坂を下り、遅い昼食を楽しむが北風に変わった風は冷たい
暖かい味噌汁を下さる相棒に感謝だ

下ってゆけば神森登山口の分岐にはマークが賑やかだ。
最短で登れる神森登山口だが、どのコースも厳しい天狗岳だ
 
                                           神森分岐
ここから読図で四等点横手に向かって読図を楽しむ、
一度登った事をすっかり忘れているショウタンに、このコースは登っていると言う相棒さん、記憶から消えたショウタンだ
間違っても下れるだろうが、コース取りは真剣に行った。
最初の分岐は、境界尾根に登山テープが巻かれ、そちらに釣り込まれそうだ。慎重にコンパスを取った
   尾根は綺麗だが登山者テープなどは無い。
下るに難しいし小さな下り傾斜も厳しい所があった。
地図で表した薄墨破線分岐の下りは、オヨと思うだろう
結果の話だが、私達は四等点横手に拘ったが、薄墨破線側のほうが下りよく、尾根先に出る動物囲いの苦労はなさそうだ
 
地形からもう三角点が有るはずと慎重に尾根を下った
倒木松の先の雑木の中に四等点は美しくあった
横手からの下りは厳しかった。
ショウタン達はここを登ったと、ショウタンの山歩録には載っていると言う相棒さん、うーん記憶は無い
あと少しだが急な斜面だ。目視でコースを取りながら、コンパスで方向を探り下る
赤い屋根の民家が見えた
ところが、あと少し、田の上には動物囲いが、どこかにゲートがあるだろうと下ると、墓地が二箇所、
墓地に来たであろう道を下るが、墓には誰もお参りが無いようで、墓道は途中で消えた
フェンス沿いを西に進めば、電気柵のゲートが出た。
後は田の畦、民家の中、橋を渡り国道に出た
 
 
帰路のコースを書くには難しい
最後の下山は、四等点に拘らなければ薄墨破線を書いた尾根を下る事をお勧めします
修験の山、天狗岳、厳しい物が有りすき者登山には良いコースが幾つか取れそうだ
デポした付近
今日のコースは読図が出来る事、もしくは性能の良いGPSが有る事が望ましい
私達は時間を掛けながら、ここではと地図読みの練習に時間をかけながら周回した
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