五條市五万人の森から
大沢寺、行者杉、神福山、千早峠
2020/02/15
単独 
 
地理院地形図にリンク


ヤマレコ
コースタイム
五万人の森08:50-大沢寺10:01~10:01-行者杉11:20~11:36-神福山12:12-千早峠12:36~13:05-一尾背神社14:19-五万人の森15:00
総時間6時間10分
五條市五万人の森 から天誅組が集結して最後の準備をした岡八幡神社に向かい、修験道の寺大沢寺から行者杉に登り、ダイトレを神福山、
千早峠、千早峠から北山道を五万人の森まで下った

目的と言えば、天誅組が五条代官所に攻め入ったコースを歩きたかった。

車道を北西に下り、草谷寺道標を見やり、次の交差を北に入れば岡八幡神社はすぐだ
  

岡八幡神社で天誅組は最後の集結をして五条代官所に攻め入ったとか
 

天誅組、若い尊王攘夷の武装集団、
天皇を中心に政治を行おうとした思想集団だが、時期がほんの少し早かったのだろうか、思いはかなわなかった
五條から東吉野村、和歌山、龍神村にと転戦して全滅した
五條市や東吉野村では、さきがけの道としてその戦闘の場所や様子を歴史保存している
少しづつさきがけの道を歩けば当時の若者たちのたくましさが見える

先ず、大沢寺まで車道を歩く
できうる限り古道を歩いたが、道整備でその道は分かりにくい
唯一、石標が出たが字は読めなかった
ここだろうで、農道風の道を R310まで歩いて、大沢寺を目指す
 
細い田のとりつき道から入る。街道だったのだろうか祠が有った

 
R310を歩けば案内が出る
R310から林道大沢線を歩けば大沢寺に出た
 

大沢寺は行者修験の寺でもあるが、民間信仰も厚かったようだ
 

 西から出てすぐ先の古道に取りつく
直ぐに倒竹にこれはと感じたが、すぐに竹は無くなり九十九折れに道が登ってゆく
直ぐ上に隠れるように小池が有ったが、どうやら寺の堀の為のため池だろう
 
とにかくクネクネと登る
現在地など分からなかったが、適宜に案内は有った
 
行者杉で一休み
正式には行者杉峠と呼ぶらしい
 
ダイトレを金剛山方面に向かう
道標に従って神福山を超える 
 
山頂には祠が二つありお供えはいつも卵とお酒、竜にかかわる祠かな
お供えは神様は食べられないから、お供えをした方が持ち帰らなければ
 

金剛山側に下れば、神福山の謂れが書かれている
千早峠で遅い昼食を取った
時間も早いから花尾山でも踏もうと思ったが、ご飯を食べ終われば、今日は天誅組の道を下ることが第一だと思いなおし、千早峠から北山道を下る。
  
地形図からもわかるように山道としては珍しい、直線的に下る
傾斜が緩いのかと思っても、歩けば厳しい傾斜だ
下ってゆけばコンクリ舗装や広い道になりアスファルト舗装
これが滑る滑る。
用心用心と下った
 
北山道はハイカーや登山者はほぼ通らないようだ
踏み跡も薄く、整備もない
小枝や雑木が落ち道に草や小木が生え始めている
R310出合で滑りをこらえきれず、草の中に逃げた
R310で方向を確認して下るのは良かったが、次の急カーブで入る道を間違いかける
やれやれと、あー舗装路は嫌だななんて思ってしまう
急カーブで分岐注意

一尾背神社に立ち寄り、竜伝説の草谷寺経由で帰ろうかと思いもしたが、いやいや岡八幡に行かなければと思いなおし
 
岡八幡に下る
 
車道から五万人の森に登り返す500mが今日最大の汗を流した
  
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