和泉山脈 燈明岳、神野山、畑山、三国山、後台石山周回 2014/12/09 二人 |
P08:33-燈明岳9:12-神野山09:46-畑山10:20-三国山11:13-三角点父鬼、三国山11:24〜11:54 御光滝13:37-後台石山14:30-神野山15:55-P16:48 総時間8時間15分休憩含む |
和歌山県かつらぎ町の燈明岳から神野山、畑山、三国山と和泉山脈を縦走して牛坂分岐から御光の滝前に下り、その先から後台石山に登り、尾根を神野山まで登り返して、登山口の堀越展望台駐車場まで帰る周回をした。ふー 御光の滝前への下りと、そこから後台石山への登りは○危な小岩と急斜面、久々のバリエーション感覚をあじわった |
堀越展望台駐車場は、堀越癪観音寺の少し先にあり、トイレが完備された山の中の駐車場だ。 ここからの見晴らしも素晴らしいが、ここから燈明岳下の展望台に登るための駐車場だが、そのコースは整備が続かずヤヤ荒れている 何処からか縦走する方だろう。二人の登山者が一台の車をデポして、どこかに向かった。 駐車場からの見晴らしとトイレ裏の登山口、少し登ると干し柿の里が展望できる。 最盛期は村が柿色に染まる所だが、何処も道が細く車の運転の苦手な方は困った話が起こるかも |
登山道は道なりに登ればいいが、道標は朽ちマークは不明瞭で、初心者には不安があるかもだが、とにかく上に上にと登れば林道が出る 林道に出れば正面に朽ちかけた道標が出る。 林道に飛び出したところの道標 燈明岳、展望台方向に登れば、右手に階段が出て、その先に展望台がある 昨日の雪が凍り、すべり注意で登ったが、朝もやが景色を隠した。 始めて登る相棒は、案内図を見て景色を想像していた。 ここから一登りで山頂だが見晴らしの無い山頂。三等三角点、東谷と石の祠に役の行者が祭られているが、葛城二十八宿経塚ではないらしい。宗教的意味合いの有る山なのだろう ここまでは初心者でも安全な登山コースだろうが、ここから尾根を通すなら読図が必要だ 東海自然歩道を歩いて三国山までなら、林道を道標にしたがって歩けば良い 私達は尾根にこだわった。 点の記 三頭三角点 点名 東谷、 緯度 34°20′38″.8680 軽度135°30′09″.7383 標高856.84 選点明治36年5月11日 埋表明治36年6月25日 観測明治36年8月25日 観測者、前田稔 所在地 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷1360 個人山 平成20年10月2日、標高改算 ICタグあり |
府県境に沿って下るが、アララ早速に動物道に入り込みコースを修正、懲りないショウタンだ 直ぐに林道に出る。神野山へは三国山の道標に従わず、右手に入ると直ぐに林道が分岐する。 そこがゴマの田輪、12番経塚と書かれ、石表が木にもたしかけられている。このコースは槇尾寺と高野山を結んだ道だろう 左、まきの道とあり、槇尾の事だろう |
一登りで神野山だが、こだわって測量点まで行ってみたが、山名板などは無い、道が登りきったところに一枚があるのみ 昨日の雪が残り、風が強くネックウォーマーを巻くがヤッケが要った |
コンパスを取り尾根に拘って畑山に向かう 畑山手前のコル付近は間伐がされ倒された木が運ばれ山は綺麗だ。 地図では四つ角だが左右の踏み跡は薄い 登り道 正面に登る。登りきるとそこが畑山でここは賑やかな山名板がある |
畑山から下りこんでゆくと車道と出会い、東海自然道道標が出て椅子の休憩所があり、その先に四等三角点、松の岡が埋もれかけている。標高は736.73 所在地は和歌山県伊都郡大字東谷字松の岡951番29、字が松の岡、多分だが、手前の760mの丸いピークが松の岡と呼ばれるピークだろう。松が茂った所だったのか、三角点から推測するのも面白い |
道標に沿って東海自然歩道を進み、七越峠から宿山を稼ぐのも良いが、境界尾根に拘って尾根を直登で三国山に登った 三国山は、地図上では電波塔西横の855m地点だが、一般的に三等三角点、父鬼が鎮座するところとする方が多い とにかく尾根を直登だが、ふー、植林内を登り雑木との境界を登る ふー 相棒は強い ここから尾根に入り林道に出て再び尾根に入る とにかく尾根直登だ ここから再び尾根に入り、登るとかつらぎ町三国山看板後ろに飛び出す。マークが賑やかだ 車道を越え855m山頂に出て、電波塔裏から三角点、三国山に行く |
付近は綺麗に間伐され三角点三国山は見違える山頂になり、何方かが椅子まで作られていたが、私達は風を避け、大きな雑木が切られたのに座って昼食だ。 三等三角点 父鬼 点の記 点名 父鬼 緯度 34°21′52″.8320 経度135°29′15″.6425 標高885.47 所在地大阪府和泉市父鬼町329番地 選点明治36年5月12日 埋表明治36年7月3日 |
東に向かって車道に降り、車道終点の牛坂から右に分岐して、さらに東へとコンクリ舗装の道を下る。 ここでマタマタ相棒と私の地図が違う。私の地図は黒実線が分岐するところを下るが、相棒にはそれが無い どこかで林道が分岐するだろうと、ゲートを越え下る。 こんな山中にバイクと車が捨てられ、クネクネ曲がりながら下る林道。?? 少しおかしいと思うが支尾根にコンパスを当てるとその尾根がある。マッいいかと下るが、分岐は無い、アララ、おかしいと気がつき引き返すが、分岐が無い その分岐らしいところでコンパスを当てると、角度が合う。 実線どころか踏み跡すら薄くて分からないが、下りさらに角度をとると地形と角度があった。 コンチキショウ、マタマタ地形図の道の書き方に間違いが起こった。 結果、尾根分岐は写真の水源かん養保安林マークから入るか、写真のペットボトルから入るかだ。二つの間は20m程度だ 下ると薄いが踏み跡道が有り、だんだんと濃い踏み跡になるが、何時しかそれが消え、マークへと変わる 何人かが歩いているルートのようだ 雑木の中を歩き、地形から現在地を推測する。テープも巻かれている 東に尾根を下る付近から植林と雑木の境界を下る 途中に出るソマ道を下れば、ヘイシ谷に下れるかもしれない、二回目に出たソマ道に入ってみたがあまりにも大巻きの様だったので、 尾根を下った。 ソマ道 青いテープが左右に巻かれいる所があった?? かまわず下ると5m程度の岩場、覗くと下は植林だが、行けるかなと考えるレベル 相棒はテープまで引き返そうと言うが、行けると決断のショウタン、ソロット下るとズル、滑って杖が雑木に引っかかり取れない アララ、助けて、 とにかくロープを出すほうが安全だが、相棒もこれなら要らないと木の根をもって下ってゆく マア通常ならロープ確保だろう それにしても、墨破線ルートは不明だった ヘイシ谷と西菜細谷の落合、P432への下りは○危下りだ 写真の上は岩場だった |
御光の滝の東屋に出て左岸を下り途中で滝を見て、右岸に橋を渡る |
後台石山に何処から取り付くか、一番緩そうな尾根を読図するが似たり寄ったり、植林なら登れるだろうと橋付近の尾根を見上げると登れそうだ。と橋横に一巻きのテープ、急傾斜は5〜60m程度、行こう それにしても、すごい傾斜だ、マルシェは無理だ、カナールカナールと逆ハの字でどっこいしょ ふーが三つも四つも付く急傾斜だ 登りきれば傾斜も緩くなるが、疲れが残り、モーフラフラ、地図を見ながら後台石山を目指す 変哲の無いピークに、あらシマヤンが来てる。 |
704mピークを目指すが、踏み跡は薄い お疲れショウタン、ちょっとでも楽チンと、ピークは巻き巻きだ 倒木が邪魔をする。神野山に直登と巻き道別れで、どちらが楽かなんてもう逃げ腰のショウタンだ 直登道 神野山ピークに後少しで左手に林道が出た。 林道に釣り込まれるショウタンだが、読図は無い、相棒がここだここだとショウタンをリードする ゴマの田輪まで下り後は林道を直に下った。 燈明岳取り付きからも林道を下り、車道に出て駐車場に下った |
16時48分の8時間15分の総時間、ヘッデンタイムセーフの帰着だった |
ついでだが、駐車場横の古刹、堀越癪観音寺は癪取りのお寺で、今は癌や出来物の回復を願う方も多いが、 ショウタンは癪になるヤツのシャク取りにも効かないか、お参りしてみようかな あの癪なヤツメ |
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