行仙岳と継の窟 2018/07/10 3人 大峰奥駈道の行仙宿と行仙岳中ほど東下に継の窟と言う洞窟が有ります 大峰奥駈道の靡きでは有りませんが、其の歴史に関わる一つの洞窟です 奥行きは20m程度ですが、其の位置は険しい岩肌下に有りコースは非常に険しい物です 現在は入り口にマークと下るに補助ロープが設置され、マークも有り場所特定は出来やすいですが 今回も帰路の登り返しに巨石が落下しました。原因は補助ロープが登りにゆれ40cm大の石が落下した物です もちろん、落石の有る事は充分心得ていますから、時間はかかっても一人ひとりの登り返し、 OKが出るまでは下の安全箇所で待機しました 準備品はクライミングロープとその他のギヤー類、ヘルメットは必携です 事故が起れば救出困難な位置にあります。安易な所では有りませんからクライミング経験者と其のリーダーは同伴して下さい 事故の怖い所です |
下北山浦向のR425を白倉トンネルに向かって登り、地図に載る林道四の川線に入ります。 林道は未舗装で低庄車は床に小石が当たるときが有りますが、今回は林業者が整備していました この途中に、新宮山彦ぐるーぷの管理小屋、行仙宿小屋の荷揚げルートが有ります。 今回は、荷揚げルートから取り付きました |
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飲み水は、補給路階段を登り直ぐ上に有ります 本当の源頭部ですから岩の間から湧き出て、渇水期でも枯れた事は先ず無いようです。 美味しい水ですが綺麗に使ってください |
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道は急傾斜ですが、整備は新宮山彦ぐるーぷによって整備されています 七曲や15曲がりと札がかかっていますが、急傾斜のためクネクネ登り、やがてトラバースや尾根にと登ってゆきます。 途中で浦向道、旧逓信道と出合います そこが、荷揚げ用モノレール終点です |
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小屋までは先ずルート間違いが有りません ただ、登山道として整備した物ではなく、地主の許可を得て荷揚げ道を作りました。 整備の時間が係ります。 大切な道です。と新宮山彦ぐるーぷの代表が話されます |
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奥駈道 |
小屋で少し休み、継の窟下山口に大峰奥駈道を行仙岳に向かって登ります。 中ほどに其の下山口が有ります 又、途中に余り知られていない金剛童子が有ります 多分、茶臼山か笠捨山を遥拝した物でしょう?? |
浦向から見ればあんな所に行けるのと思う岩肌がむき出す小ピーク下に有ります。 位置は地図軌跡を参照して下さい 降り口の写真です |
太いロープが残置されていますが、素人結びのため使用に当たっては、充分の確認が必要ですが、破断は無いでしょう ただロープが太すぎるから、ロープが落石を起こしました 傾斜角は30度程度でしょうか?? |
今の所マークが有り其の位置は分かりよくなっていますが、急斜面の 落石注意場所です 小岩を登れば継の窟が口をあけます。 |
継の窟前は小さな棚ですがこの棚に登るのが核心部でしょう 多くの写真を取れませんでした 中から外を見たもの |
洞窟内はだんだん狭くなります 行者達が勤行を唱えた跡が見受けられます 熊の多いこの付近ん、熊が入っていないか気にかかりましたが、蝙蝠も有りませんでした。 最深部に行くには細い所を這いながら通ります 最深部は女性が座るのがヤットです 其の奥は細い穴が有るのみでした 宗教関連のものは一枚の板が有りました |
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洞窟前で昼食を食べましたが、森林香を焚いていた為か虫は有りませんでした。 帰路はより慎重に下るために、用意の8mmロープ20mをWで木に取、安全の為に使用しましたが、上級者ならクライムダウンは優しいほうです。 岩肌に矢印ペンキがあったので従って見ましたが、小さな洞窟が有りました 自然の岩にペンキはいただけませんね |
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往路に従って登り返しました やはり落石には注意を払います 先日来は大雨でしたが、滑り以外はコースの崩落は有りませんでした。 冬季の氷が岩を裂き落とすために落石が多いのでしょう |
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大峰奥駈道に登り返し行仙岳に向かいます もうこの辺が私の体力限界でフー 心臓に悪い |
白倉トンネル東口登山道と出合います そこに行仙岳巻き道も分岐します 帰路は巻き道を通りました。 |
山頂で一休み 私とご縁が深いご近所の女子との記念撮影はニコニコのショウタンです。年齢差は、もーkisyuuのドンファンです |
帰路は北に下り巻き道を周回しましたが。、熊が数十本の杉の皮を剝きアマ肌を齧り、其の生々しさは恐怖が有りました 昨日か今日の齧り跡でした |
白倉トンネル東口分岐から行仙宿小屋に向かいます |
小屋内で泡立ち麦茶を頂きます 飲めない一人は小屋設置のコーヒーで乾杯ですが、小屋の使用量は気持ちですが施納金として置かせていただきました。 |
後は往路を確実に下ってゆきます 下りは浦向道に釣り込まれないように補給路にはいろう |
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総時間は、9時40分から15時20分、小屋内休息は14時5分~50分のロング休憩でした。 | 戻る ショウタンの山歩録 |