宇無ノ川沢 2015/08/01 4人 |
林道歩き1時間20分、沢内時間5時間 帰路林道歩き1時間10分 総時間8時間20分 |
一度経験した宇無ノ川、二度目は5人で入渓したが、アララ、これどうなってるの?? 今年の7月8日のWAB記事では以前と変わらない、美しい沢が紹介されている この三週間に大きく沢が埋もれたようだ |
釈迦ヶ岳への旭の林道を登り、 旭の発電所で沢準備をして、宇無ノ川林道に向かった。 旭ダムは茶色くにごり、?? 少し気にかかる。有無ノ川林道に入ってゆく。 前回は普通車でも中の川分岐のつり橋まで車が乗り入れられたが、今回は四駆でも無理な荒れようだった。 結果、入渓点まで1時間20分の林道歩き、中の川分岐のつり橋は、朽ちる寸前だがその姿をとどめていた 宇無ノ川にに有る川中の双門を林道から見る 中の川の滝 中の川に向かうつり橋を少し楽しむ |
この先10分程度で車の乗り入れる事ができた終点が出て、さらに荒れた林道跡を歩く 入渓点との中程に赤滝が美しい この付近はヒルが多く、用心用心と余り立ち止まらない 山側の植林下から湧き水が噴出し、ロープが写真のような所から宇無ノ川に下り入渓した 植林内を下るが、昔大きな植林小屋が有ったのだろう?その跡が残るが、ビンの欠片が多く、足元注意だ |
沢に下ると川は、今日は水量が少ないのかな??と感じたが、美しさは有った 所が、新しくくぐり岩が出来たのかと思う程の、小さなくぐり岩が有った。 所が、リーダーはこれは、体内くぐりだと驚く、まさか、ショウタンではリュックを背負っては通れないほど穴は小さい 未だ、この地点でまさかこれほど沢が小石で埋め尽くされたとは思わなかった。 下の写真は初めて来たときの体内くぐりの突破の写真だ |
これはどうしたことか、沢は河原と化し、小石の砂利石の上を歩く 二段の滝まで来たが、まさかアノ大きな縁が無く、ここが二段の滝と気づくまで時間がかかった 淵は埋まり、二段目の滝は1m程度だ 以前の二段の滝の淵↓ |
この二段の滝は、やはり滝中は突破できず右岸を高巻く、落石注意だ、一人が登りきるまで待つ安全策をとった 沢は、河原のような様子は変わらないが、ここは秘境だった事を伺わすように、正面に七面山東峰が聳え立つ 四人の会話が少ない、落胆したようだ |
片口谷分岐はまるで沢とは思われない、砂利置き場のようだった |
左手のレンゲ谷に入ると急にその様相が変わった。片口淵は残り、以前と変わらない美しさをためっていた 片口谷のどこかで大崩落が起こり、宇無ノ川を埋めたのだろう せめて、雨の滝と白藤滝を見ようと頑張った甲斐が有った アメ止淵は美しく迎えてくれる |
左手に雨滝が美しくその姿を見せた。 嫌だった河原歩きも一瞬にして喜びに変えてくれた |
雨滝から50m程度か、沢を詰めると、左手奥に白藤滝がその姿を見せる 滝中に入ったり、滝裏をくぐったり、高さ40m程度の滝は勢いが強く、ヘルメットが無ければその痛さに耐えられないだろう |
陽だまりでお昼を楽しみ、沢を下る |
二段の滝巻き下りは、せっかくのロープを使わなければと、安全と落石防止の意味から懸垂下降だ ショウタン以外は岩や沢は得意の上級者、行動は早い 二段の滝で2m程度の斜面登をりを楽しみ、ワイワイと帰路に着いたが、沢歩きでこれほど大汗を書いたのは初めてだ 埋もれてしまった体内くぐりや小さな滝やゴルジュ、一度か二度の大雨で埋もれてしまったようだが、逆に一度か二度の大雨で又土石が流され、もとの姿を見せるかもしれない。 アノ美しかった、宇無ノ川、又その姿を見せてくれる事を祈りつつ、七面山東峰に見送られ、林道を大汗を流しながら歩いた。 |
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