古道を尋ねて 水太林道から小柄ノ峰、和佐又山、無双洞周回 2015/07/08 7人 |
コースタイム P地点08:15-林道09:45-尾根先10:08-小柄の峰10:35〜小休憩-和佐又山12:10 下山 和佐又山12:25-笙ノ窟13:35-無双洞新道出会い14:15-水簾の滝-水太林道16:10-車16:48 総時間約8時間20分 |
今日こそは晴れると信じ、炉端山友会の掲示板に仲間を誘ったが同行者の名乗りが無い ところが、山行下見の仲間と川上村道の駅で出合い、その仲間たちが急遽私の計画コースに同行下さった 登山届けも急遽変更だ。炉端山友会は楽しい仲間が多い、汗汗。 |
R169の天ケ瀬橋からR309に入り水太林道にと入ってゆく。新田林道分岐から無双洞登山口に向かうが、アララ倒木が行く手を阻む 計画では、無双洞登山口に車を止め、林道を東に歩き、尾根先から小柄ノ峰(こつかのみね)の古道を和佐又山に突き上げ、岩本新道から無双洞に下り帰ると言う計画だった。 倒木点から歩けば時間が足りないと判断。エーイ直登だと地図を眺め、その地点から尾根を直登した 植林内だ。道は有るさと植林内に入ると、ソマ道らしいものが出たが、上手く行かずとにかく斜面を這い上がった。 浮石が多く落石注意だ。目視で緩やかな斜面を登るのがモットモ良い尾根だった。 途中にフラットな所も出る。が、途中で伐採木があり直登では無く、ヤヤ南に振ったものだから林道に直接出なく、右手尾根にいったん出て林道に飛び出した。 南側尾根にて |
天気予報は急変しておそらく雨が降るだろうと空が気にかかる 途中で清明の尾が美しい。 小柄の森(昭文社地図には小塚の森と記している)に直登できる階段が出るが、尾根先まで歩き、そこから小柄の森を目指す 3mばかしの斜面を這い登ると、直ぐ上が又林道だ。直ぐ上の林道は続くがこれは無視して少し林道歩き尾根に取り付く 以前小柄の森を通ったときはこの林道を利用して登り、ネットに行く手を阻まれた 尾根先取り付き、その上に又林道、 林道の上に林道(少し歩いて尾根に入る) |
小柄の森を目指すが、尾根は自然林で美しい。 左手下はネットが走り、前回このネットに行く手を阻まれた事が理解できた。 尾根取り付き↑ 尾根の状態 訪れる方が少ないだろうが、宝来の鈴さんが来ていた。ただ山名を、昭文社、山と高原地図に載る山名、小塚の森を記していた 私が信頼する田村 義彦 森本 幸治 両氏の調査した小柄の峰を信じコツカノミネとして記事を勧める 両氏の信頼すべき記事にリンク |
和佐又山に向かって下る。下りきりコルから広尾根斜面を登るが、モウこの急傾斜は普通ではない 所が、今日の女性人は目茶健脚で、待ってー ふー 途中からトラバース状に道は走るが、その分岐は踏み後すらない、これは1000年の古道で、大塔の宮や義経が落ち延びたとする古道でも有る また、天ヶ瀬や新田、の住人が、笙の窟で修行する行者に、食料其の他を届けた古道だそうだ。 とにかく和佐又山南斜面は美しい自然林だ。 |
山頂で食事を楽しむが、ポツリポツリと雨が降り出した。 和佐又ノコルに下り笙ノ窟に向かう。 |
和佐又のコルから直接無双洞に行けるが、岩本新道と呼ばれる新道を下る事にしている 整備された大普賢岳登山道を登るが、とうとう雨が降り出した。 おのおの雨スタイルに変更だがショウタンは濡れスタイルで登る 指弾窟、朝日窟 笙ノ窟と行場が出る。 笙の窟の先で無双洞への道標が出る。この下りが岩本新道だ |
岩本新道はこの付近で一番新しい道だが、尾根ではなく主に斜面、凹部にある。 今回はテープや踏み跡が有りわかりよかったが、いつもそうだとは限らない 道を外してしまえば、信じて下れば和佐又コルと無双洞を繋ぐ無双洞新道に出る 前出の田村 義彦 森本 幸治 両氏の研究によれば、九助の尾根に古道があったのではないか?と記されている 常識からすれば、斜面に古道は作られない。 私も、九助の尾根を直登してみたい気がしている 無双洞新道出合いにて↓ |
無双洞に下る。 九助の尾根を越え岩場へと向かうが、この岩場、雨の時は危険度は100%、訓練を受けた我が炉端山友会のメンバーでも慎重に下った 滑落事故や死亡事故が出るのはこの付近が多い。 大普賢岳周回は人気のコースだが、いたって初心者が多くよく事故が起きている。 最低の訓練はして置きたい物だ 鎖や足場は作られているが、登山者には勝手が悪い足場と感じた。 安全度を増すには懸垂下降だろうが、先ず懸垂で下った方はいないだろう ゴーローの沢を渡渉して、トラバースで無双洞を目指すが、神様が試練を与えたのか、大粒の雨が降る。 |
ユックリと安全に歩く 滝の音が聞こえる。水簾の滝が出た。 見事な水量だ。無双洞前で渡渉は困難と思われる量だった。 水簾の滝を楽しみ、無双洞への立ち寄りは止め、水太林道に下る 林道に出るまでもヤヤ○危、無双洞登山口から無双洞まではほとんど手入れが無い状態だった 林道を車デポ地に下る 雨だったが楽しい、和佐又山は30分で登れる山だと思っていたと言う 厳しい中にも楽しいコース、皆様に満足していただけるコースだったと自画自賛だ |
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