金熊寺から
四石山と昭和山
2019/01/08
2人

2019/02/25現在、山中渓〜根来さくらの里間倒木整理されています


地理院地図にリンク
カシミール1/5000
平面距離 約12.0km
最高高度  385m最低高度  46m
累計高度(+) 1461m累計高度(-) 1422m
平均速度    1.2km/h 移動時間約10時間
金熊寺梅園で有名な信達金熊寺から四石山、昭和山と周回を目指した

一台を岩出市の道の駅、さくらの里に置き、一台を金熊寺前の駐車場に置いた。
金熊寺前には通りかかったお坊様に許可を頂いている。
梅の咲く頃は、各所に有料駐車場がある
バス利用はJR和泉砂川、南海垂井駅から南海那賀バスで道の駅さくらの里に、金熊寺には砂川駅から泉南市コミュニティバス利用が可能だ
金熊寺でお参りを済ませるとお坊様と出合い、駐車の許可をもらった。
梅園中央の周回道から四石山に取り付くが、お坊様が曰くに、道が荒れ行けるかわからないよと情報をくださる
  
梅園内は綺麗だが、農家の方が曰くに、猪被害が多く困っているという話、獣害は深刻らしい
今年の梅の開花は早いだろうとの情報も下さる
未舗装道に成り道なりに下れば、舗装路に出て谷に入る
  
森の家を過ぎ、先で道が分岐するが地形図との違いから、右を選んだがこれが間違いで引き返し左に入る
よく見ると立ち木にテープが巻かれていた
  
地形図の破線道が分岐する所では分岐道がわからず鉄塔道標に沿って登る。
この付近はマダマダ歩き良いが、道が無くなり谷川に入り進むと、アララ大倒木だ
 
行けるのだろうかと思案するくらいだ。
小枝を切り取った跡が有り、森林テープの目印も有り通行者がいてるようだ。わずかな踏み跡も感じる
小枝を切り、中枝も落としルートを開いた
  
斜面道に取りつき、小池を通り進むと、マタマタ大倒木だ。
膝の悪いショウタンは木の下を潜るのが苦手で、木を切り取って通路を開いた。
時間が係った

先で。鉄塔管理道道標が出て斜面から尾根に登る
階段設備があるが整備は無い。痛みが目立ち落ち葉が滑った。
  
古い登山道標識もある
尾根に乗り、勝手道標で尾根を進み斜面を下る
  

尾根下りは道が細くなり慎重に下る

二つ目の尾根の登りは整備も有ったのだろうが、落ち葉と道も荒れかけ慎重に登った
よく見ると、トラロープが張られていた。

登りきればウソのように尾根道は状態が良い
今日の相棒は岩出、和泉砂川間の車通行が多い
2〜3度この尾根先からの登山者を見かけたことがある。
此処までの登山道状態からみて、この尾根先の探索が必要だろうと話し合う。
尾根先に整備階段を見ることが出きるという
少しは倒木も有るが、古いテープや案内が有りしばらくはコースはわかりよい
所が、土取り場上の付近から、倒木が増え、テープが無くなりブッシュも多くなり、時間が係った
以前は踏み跡が濃かったが
 
測量点、375までは四石山バリエーションで何度も通っている。
375の道標は朽ちてはいるが其の場所を示す案内も有った
  
あそこだろう此処だろうと道跡を探るが、それがルートかは自身は無いが、尾根を外すはずは無い
槌ノ子峠からのルートに向かいルートに出合った。写真の場所だ

ルートは整備され近畿自然歩道となっていた
真新しい階段を登るとアララ、倒木だ
倒木を潜り山頂に出た。
 
山頂到着は13時10分と予定より1時間以上も遅れてしまった。
休息と食事で先を急ぐ
槌ノ子峠に向かって下るが随所で倒木だ。
切り取れる小枝は切り取りながら下るが、この状態だと時間が足りないだろう事は予測が付いた
  
それでも取り払えるだけ取り払った。
マタマタ、このコースの整備が必要だろうとその気が湧き出すショウタンだ。
槌ノ子峠そのものにも倒木だ
  
信達楠畑に下ることも相談したが、行っちゃえ昭和山で正面の尾根に取り付いた
途中にマークや案内も有るが、コースそのものは不確定だ
読図とマークを合わせながら昭和山に向かうが、倒木も多く登山者がめっきり減ったようだ。
  
読図とマークと合わせながら現在地を探った。
マークなど滅多に打たないが、これじゃ道迷い者が出るかもと、少しマークを追加した。
相棒がコンパスを取りショウタンがルート探索をする協力体制で先を急いだが、如何にも倒木が有り時間が係る
  
読図からルートの方向違いを指摘する相棒だが、道標に従おうと道標マークを信じる
考えている時間が無い。
現在地はGPSからすばやく取った
  
最後の岩出分岐からは完全に記憶が有り登るが、疲労が速度を落とす
昭和山に出るが、山名板が消えたり落ちたり朽ちたりと、登山者が少なくなっていることが伺えた
夕日が美しいが楽しむ間が無い。
行動食と水分補給で先を急いだが、時間切れは目に見え出した。
 
楠峠に向かう
まだ薄明かりが有りヘッデンはつけないが、夜行性の猪との出会いを用心して、ラジオと鈴を併用した
楠峠への旧ルートを下ったが、歩き良い道の方が分からず、木を持って下るが、谷道は蔓が道に落ちアララ、マタマタ時間が係る
  
楠峠を上から見れば道など見えない状態だが、マークが残っていた。
楠峠を過ぎて開けたところでヘッデンになった。

私が踏み跡を探り、相棒がGPSを多用して現在地を探りコンパスを取ってゆく。
巨木の倒木も多く、倒木を巻き込むところが道を外しやすい
慎重に巻いた。先を急ぐよりユックリと確実にだ
  
一ヶ所、道を外しルートが??となった
いち早くそれに気付いた相棒が、GPS確認したがわからない
落ち着いて少し戻り、境界杭と朽ちた案内を見つけた。
モウ暗闇だが慌てない
距離は後1.5km程度で目鼻のつく位置だ
それにしても倒木が多く、切り立った土取り場上付近では最大の用心をして、急がず行動する
ルートには自信があるが、事故は怖い

下にトンネルが見える。位置確認は確実になった
山の中腹に、ラピュタのような明かりが見え何だろうと話すが、今考えると信達葛畑集落のものだったのかも
マタマタ急傾斜に倒木、その先は見えないが、車道が見え道の駅らしい物が見える
府県境と破線の分岐だろうとGPS確認から右により過ぎない事でルートを見ると踏み跡とマークが有った
 
この急傾斜を下りきれば堀割状の峠四つ辻だ。東に下る
此処からは一番慎重にコースを見た
小さな沢を越える記憶と其の沢を渡る橋がある事を覚えていた
わずかな踏み跡を照らしながら、橋に出て渡れば道がはっきりと残る

もしルートを逃がせば沢内を下り橋を見つけることだろう

時間オーバーに反省しながら道の駅にむかった。
反省が多いが、これほどの倒木とは、時間切れ用心のコースに成っていたが、時間と共に新しい踏み跡が出来てゆくだろう
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