前鬼川で沢講習 2014/08/15 6人 |
前鬼川を遡上しながら沢講習を受けてきました。講師はいつもお世話になるLeoさんです 台風や悪天候が続き水量が多いだろうと予想の予想をすると、初心者のショウタンはビビリが先に立つ 前鬼川は、三度遡上経験が有るが、水量の多い日は初めて、緊張しながら黒谷から入渓した |
前鬼の駐車スペースから吊り橋横を黒谷に入渓するが、黒谷はいつもの前鬼川の水量だった 二人の女性は身長から大水量には不利と早速二人で渡渉する方を講習だ 相手を投げ飛ばすくらいの気持ちでリュックの肩ベルトを持ちカニ足で渡渉という 以前何処かで聞いたがすっかり忘れているショウタンだ。 S子ちゃんは以前、前鬼川の大水量で足をアザだらけにした記憶とショウタンのビビリが伝わり緊張している 黒谷の流れ 前鬼川出合いは思ったより水量がない、ウン行けるぞ、少しビビリが取れた 出合いと 前鬼川↑ |
最初は、右岸をヘツル 天気が良ければコバルトブルーに感嘆の声を上げる場所だが、炭酸水が流れるような白い泡が流れる それでも前鬼川は美しい。紀の川の泥水が嘘のようだ |
早速膝上渡渉だ、男性は難無く渡れるが、女性は膝を越え又付近まで水が来る 流れも早い、中央を水に逆らってみたが、私の力では逆らえない水流だった 女性二人に指導するリーダー |
ヘツリながらの遡上は何度も右岸左岸と渡渉する その度に指導がありダンダント自身がつきだした 少し泳いでみたが、もともと泳ぎが下手なショウタンは流され進まない アッププ 私達は渡渉を繰り返し登るが、リーダーやサブリーダーは流れ中央を登ってゆく 羨ましいほど綺麗な登りだ |
10m二段の滝に出た 左岸から右岸に渡渉して記念撮影だ リーダーはユックリと滝壺で浮かんでいる。ビビるショウタンだ 左岸に渡り、10m滝を巻く、滝横を直登できた50代の頃を思い出すが、もう無理と捨て置かれた残置ロープに手を出した 登りきれば、今日最大の渡渉、水は腰まで有り、ナメ滝の銚子口横の渡渉だ 流されれば10m滝に落ちるだろうと、小心者のショウタンだ 通常でもロープ補助をもらうところだが、単独なら、左岸横を登り懸垂で降りるだろう 一本の残置ハーケン、引くとスポット抜けた ロープを持って渡るのではなく、リーダーが渡り肩がらみで確保、(ロープ端は岩に固定している) 反対側は固定せず、同じく肩がらみだが、ロープ確保者は自己ビレイとロープ端をカムに結んでいる 先ず私が渡渉だが、足はすり足で半身の形(右手右足をを同じ方に出す。もちろん左でもいい)(すり足は川床とフリクションをかけながら進む) 又ロープに体重を預け、ロアーダウンの反対の要領、グンと突っ張る感じかな、懸垂下降のビデオの逆回しの感じ、確保者に身を任す もちろんロープは体と固定している。 少し体重のない女性の渡渉を動画で見て下さい Wクリックでスタート |
オマケ動画 モンさんのトラバースにリンク |
次の滝口の飛び渡りは不可能で右岸をヘツった ナメは綺麗だが30cm位の急流と成っている。油断大敵だ ヤマカカシの子供が流されてきた。 これをヤマメやイワナが食べると思うとぞ〜 途中の棚で昼食を楽しむが、時間は無駄にしない ロープの処理方を習った。自己流で始末していた方法は片側からしか解けないが、講師は両側から引き出せ対処が早い 納得、又この方法を載せてみたい |
前鬼裏行場の三重の滝の三段目、不動の滝が轟々と流れ落ちる この下をヘツルには流れが早く難しいところだが、三段目の不動の滝下に登り下る高巻きがいいが、少し難易度が有る 滝の流れを楽しみ、バリエーション懸垂を経験しようと、懸垂下降だ 講師は、出来ないことをイキナリ演れということは不安が走るが、ダンダント技術力を増してゆけば不安が消える 徐々に、講習が進むやり方は流石の流石、モウこの付近に来ると水量は怖くなく成っていた 力量によりATC,エイト環二重巻き、半マストと方法を変えている 少しのことにも興味が出る。これが講習だろう |
下って、右岸のヘツリだが、リーダーはフィックスロープで補助してくれた フイックスロープを設置する間に渡渉練習だ。女性が足をすくわれ立ち上がれない、ワイワイ、岩に抱きつき笑っている。余裕が生まれた フィックスロープを伝う |
垢離取場が近い 思い思いにコースを選んだが、水量が有り左岸側の炭やき道に登り垢離取場に出た 垢離取場で記念撮影 ショウタン達高齢者組は閼伽坂峠を超え、前鬼小仲坊横から少しパス道を通って前鬼林道をPまで下った |
ピストン組は、講習を受けながら、降ってきた 私達とは30分の時間も変わらなかった バリエーション懸垂や岩の下り方、飛び込み方、基本をびっちりと仕込まれたようだ 又ゆきたい前鬼川、今度はピストンでもしようかな |
いつも講習計画をしてくださるLeoさんありがとう御座います 教えを復習して一歩でも前進したく思います。 Leoさんの教え、自分の知識を後輩に伝えてこそみんなの技術力が高まる。 を守りまた知り得る知識を後輩に伝えて、山仲間の安全を守りたく思う沢講習でした |
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