土仏峠から上朽佛山、倉谷山五番経塚と今畑白髭神社(明神)、ボンデン山周回 2012/01/11 単独 |
前回旧池田隧道を見に行った時に、松峠6番経塚を見た それなら5番経塚に行ってみようと思い立ち、これ又行こうと思って行っていなかった。土仏峠上にある三等三角点土佛が鎮座する上朽佛山(千種山)から倉谷山の五番経塚を訪ねた コノ尾根は、大峰奥駈道より古い修験の道で、和歌山の加太から金剛山、二上山まで続く古道が走る 少し読図バリエーションを楽しみ、廃村の今畑集落跡の白髭明神と多門寺を見て、これ又廃道寸前の今畑から信達葛畑道を歩いてみた。 最終目的を梵天山(ボンデン山)として、尾根先から登った 強風吹く中、信達葛畑上の展望台で食事をして下山する周回コース、チョット5時間のミニ登山は寒さも忘れ里山を堪能した |
岩出市となった岩出町に、真義真言宗の寺、根来寺がある その上の菩提峠前は、緑化センターの施設で、花好き達の人気の施設がある その横から、根来山、げんきの森への林道が分岐する げんきの森施設の駐車場は4時閉門と有り、時間が狂うと大変な事になるから、林道の新土仏峠まで車を乗り入れた 時間的余裕が有れば、緑化センターから歩くのが面白いだろうが、マッイイカ |
旧道のある土仏峠の波線道は、林道から行ける物ではないブッシュ 土仏峠の道標のあるトンボ線が張られた無線施設の道に入り、テープに沿ってササを分け入ると踏み跡に赤いテープが土仏峠に誘う トンボ線入り口、 テープに沿うと、掘割りの上に出る。ここが土仏峠だ 土仏峠跡↑ 土仏峠からテープに沿って、斜面を這い上がるとその上が上朽佛山(千種岳)だ 三等三角点土佛 北緯34°18′18″.8264 東経135°20′09″.5474 標高492.40 所在地 和歌山県紀の川市西山田字蔭地ヵ原333番15 面白い地名だ |
土仏峠の上にさらに古い道跡が見られた その上が三角点土佛がある上朽佛山だ、上朽佛山から測量杭のある古道跡をコンパスを合わせながら歩いたが、テープがいろいろと巻かれ、小道跡も分かりよく、ルンルンだ、ルンルンと言っても少しは立ち止まり、道跡を探る 途中のピークを巻く所も出る。こんな所は少し道が傷んでいる |
現在地はシッカリと確かめながらピークではコンパスを取り現在地を見た 今畑の林道に出る道標が出た。鉄山と書かれた巡業の道しるべだ その先のピークが倉谷山5番経塚だ 引き返し道標に沿うのも良いが、486mピークからバリエーションで下ってみたが、途中にテープが見られた 尾根先は急傾斜だったが面白い 谷の出合いに出た。ここに道標が出て、正面の林道に這い上がる |
林道からコノ谷分岐に下る地点特定は難しいだろうが、山側に9と書かれた札と、杉の木に赤ペンキが有った ここから100m程西に今畑集落分岐がある 白髭神社分岐↑ |
林道から今畑の白髭明神に向かう 途中に昭和40年代のカローラとサニーが車庫内で朽ちていた どうやら豊かな村だったようだ 林道終点に、二軒の廃屋があったが、今にも倒れそうだった。奥の家には二台のカラーテレビが放置されていた この時代高価な物だったはずだが 少し手前の小道のテープに誘われてはいると、そこに白髭神社(明神)と多門寺が有る 多聞寺はブロック作りだが、中に多聞天(毘沙門天)だろうか、朽ちかけた仏像が安置されていた。顔などはモウ無くなっていた オン ベイシラマンダヤ ソワカ 真言だ |
白髭神社横から小道が山裾を走る 最初は竹等が倒れているが、それを過ぎると小道は状態も良く残っている 途中で石積みされた所などは、昨日まで人が通っていたようだ P382mの測量点付近の手前で、少し道が不明瞭になるしチョットブッシュを感じる 右下の田の跡に分岐点も有った、川沿いに有るであろう小道を歩くのも良いかも知れない |
日本ミツバチの巣箱が置かれた所で、少し木イチゴの棘に悩まされたがたいした問題ではない その先から、田の跡にタマネギの加工品のくず捨て場があり、林道が出来ている この付近は田の跡だろう |
ボンデン山の尾根先から尾根に乗りボンデン山三角点に出る 二度目の梵天山だが踏み跡が出来上がり山頂は綺麗だ。山名版が相当有ったが、取り払われていた 知人の山名版が横に捨てられていた 基準点名 今畑 北緯34°19′21″.1877 東経135°19′43″.9900 標高468.49 所在地和歌山県紀の川市今畑字後渓587番1 |
林道に出て、電波塔横から、展望台に向かい、展望台で久々にコンロを使った 展望台は大パノラマだが、ゴミが凄い、困った話だ |
風が強い 手早く食事をして林道を、新土仏峠に向かう 地図を見ながら歩いていると、凹んだアスファルトに足を取られ、転んで、しこたま脛を打ち付けた 油断大敵だ 馬別れから、一登りで路駐の車が見えたが、地図に載る土仏峠の波線道には、ササの大ブッシュで行けた物ではない。今回の小ピーク越えが正解だった |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |