バリゴヤの頭、強力尾根 2011/11/03 Aチーム 5人 |
コースタイム モジキ谷〜1300m地点2時間 岩稜帯〜強力の頭5時間50分 下山 2時間30分 R309歩行を含む総時間 11時間50分 アップした写真のスライドショウ ヤマレコ地図にリンク |
バリコヤの頭は大峰山脈では難易度の高いピークだろう そんな中で、今回登ったルートは予想以上に難易度が高く、私のような岩登りが苦手な者には苦労する尾根だった 今回登ったコースは、以前 大峰 山遊会 強力と書かれたピーク北の谷を下った時に見た岩稜帯を登りたく暖めていた その後、コノ強力と書かれたピークを通るたびに、タブンコノ尾根を登ったグループだろうと尊敬の念を高めていた そして今回強力尾根を登り、大峰 山遊会 強力 の力を知った そして、コノ尾根の事を強力尾根と呼ばして頂き、そのピークを強力の頭と呼ばしていただくことにした 私の登ったバリゴヤの頭各ルート |
12号台風以来、川迫川沿いのR309は通行止が続いているが、歩行者なら通行が可能になり、強力尾根を登る事になった 川迫川沿いは紅葉が真っ盛り、R309を歩きながら、今日はここだけでも良いと喜ぶT女は久々に参加した 赤く色づいたモミジの向こうに、目指す強力の頭がそびえる モジキ谷(毛敷谷)の最北尾根に取付く 最初は植林だがこの時期の紅葉は最高だ 尾根は1300m付近までは、ソコソコの傾斜があるが、紅葉の美しさに疲れも吹き飛ぶ ルンルンだ |
以前コノ1300m付近に谷からトラバースで下り、この付近の岩稜は見知っていたが、地図で見る以上にソノ岩の険しさを知る事になる。 1300m付近で岩稜が出るが、この程度は問題のない岩だ、まだロープなどは必要がない と直ぐに垂直に立つ岩が出た リーダーはコースを見極めて、トップで登る こんなの登れると?T女、今日は弱気だ 小さな隙間を探し、私の確保でリーダーは登り、私達はブルージックで後に続く ここに来て、大峰 山遊会 強力が付けたであろう黄色のテープが出た それでも、コース探しに時間がかかる 第一の岩場でRIKO女とdancyoリーダーを除き三人の力を越えたコースだろうと感じだした ロープが有れば登れると、リーダーは言うが ブルージックにぶら下がってしまった、T女とソウルさん、 |
先ず第一岩場はこなせ、余裕も生まれた |
続いて出たオーバーハングの岩は、コース取りに時間が係る トラバースできそうな棚は、浮き石が動きとっても危険だ リーダーは、右手から登ろうとマタマタ小さな隙間にコースを取る 何とか登りきった 続いて小さな棚をトラバースするが、これは難易度が低い |
モウ岩は出ないだろうと楽観的だが、時間が係りすぎている このコース5人は多人数なのだろう 私では登る事が出来ないだろうと感じる岩が出た リーダーは地図と現場と私達の力を考えてコースを決める 小さな棚をトラバースでコースを見るリーダー 向こうでハーケンの打ち込む音が、時間がかかっている ロープ下さい、テンションと難易度が高そうだ この下は100mはある↑ 小さな尾根はほぼ垂直、横に小さなチムニー、残置ハーケンと立派な杖が落としてあった。 登りきったソウル氏 本当に力の要るコースだった。2ピッチのロープ |
登りきった さらに岩が立ちふさがり、タイムリミットの時間が迫る ここで、この岩で時間が係るようなら、ビバーグも覚悟したというリーダー ジックリとコースを読んでいる時間がない、その時、テープがあったと、コースが解った テープをあまり信用しない我がリーダーだが、初めてテープが嬉しかったとポツリ 最後の岩は思ったより優しい 登りきると、もうロープなど要らない急傾斜 |
思ったより石楠花の少ない尾根を這い登ると、大峰、強力の頭にリーダーは立っていた ここに記念の勝手山名版を揚げておいた 小雨の降る中登りきった満足感は高いが、残念ながら、ヘッデンタイム 綺麗な雲海も余裕を持って見ていられない 行動食をほおばり、モジキ谷に下る コノ尾根は、T女は2回、私は三回の経験がある ヘッデンでも下山は可能だ |
夜道に日が暮れないと、安全第一のユックリ下山、途中で行動食をさらに取り、ユックリと下山するが GPSを活用して、さらに安全コースを下山した それでも2時間30分の下山時間は昼間並だと、自分ながらに驚いた 今回のコースで最後のR309の国道歩きが一番しんどかった |
カシバードによる軌跡の実証 |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |