金山遺跡探索と行者山−2 2012/02/08 ショウタン |
2月3日にみなべ町の高田地区にある金山遺跡を探索して失敗、リベンジで挑んだがマタマタ見つけられなかった 上の地図は前回の探索ルートと(赤線)今回の探索ルートを重ねた物です。 今回も行者山に登って下山したがルートはオール小道のルートでした また、行者山にある祠は見つからずでした どうやら西側の波線道から登るとどこかにあるようだが、見つけにくいと村人が言った |
前回と同じ所で準備していると、一台の軽トラックが横に止まり、お前の仕事は何なのかと聞く ははんー噂になったなと直感、 金山探索は遊びです。登山が趣味で少し意地になっていると話すと 探検か、そういう事はワシも好きだ、昔ワシラ村人が金鉱跡を整備した。と言い、その場まで行ってやっても良いが、探検なら探せと言い、林道入り口まで乗せて行ってやると77歳の方が送ってくださった @の位置↑ とにかく乗せて頂き、水道施設の登山口で、当時の話を聞くが前回と同じ、右に行けと言う 見にくいが、山肌の小道を整備したと言い、小さな穴だ、私がかがんで入るのがヤットだという 金鉱の跡の上に掘りかけの穴もあり、その下に鍛冶場跡もあるという チスや穴掘り道具が傷んだ時に修理した物だろうという これなら何とか成りそうだ、期待が膨らんだ お礼を言って山に入った 目的の谷は、中の又谷と言うらしい 教えて頂いた炭焼き釜を右手に入り、先ず谷を遡上した 炭焼き釜↑ 谷は前日の雨で水が多い 谷沿いを登り、傾斜がきつくなると沢中を登ったが、等々沢装備がいるだろう二段小滝が出た |
小滝は巻登る事は出来ないでも無いが、左岸を相当大きく巻登る事になる 先ず、東斜面を探そうと、適当に登り、斜面中程をトラバースで探す。西側の尾根斜面も遠目で探す 東斜面は植林内、たぶんここではないだろうと思うが、ユックリユックリ探すが、足下が案外滑る 慎重だ シダが出る。この中だと無理だろうし、傾斜が有りすぎる。ここに登るには階段がいるはず、この付近ではないだろう で、沢まで下り眺めた すると、小さな岩下に穴らしい物が、ザレ場の上、ロープとロープシュリンゲ、ブルージックロープ、カンツキとエイトカンを取り出し斜面を登った。登りよいが滑りがある。慎重だ 穴下にたどり着いた。 どうやら人工物ではない。待てよ、これが掘りかけ穴かも、で付近の斜面をウロウロ フィックスでロープを張って身の確保だ 穴らしい物は無い、反対側の斜面だろうか 斜面下りは、子供の頃あみ出したツルベ下り 左手にロープを巻き送り出しロープと共に握り、右手でロープを送り出す マア、頼りない下りだが、結構下れる物だ 3ピッチ程度で下れた |
西側斜面かも知れない ジックリ見ると尾根先付近に動物ではないような踏み跡を感じた 登ってみた 斜面中央に、出ました小道がこれだ。 1m程度の小道が斜面を走る 少し羊歯の中も歩くがルンルン、行けるぞ、期待が膨らんだ 所が、道が抜け?? 上か、上に穴らしい物が、這い登るが無い 正面に岩が、モロそうだ、少しトラバースで斜面を進が滑る 二段小滝上に出たが、単独はここまでと引き返す 前回聞いたが、穴の上の土だけが赤いと言う もう一度赤い土を探してみるが無い。 諦めた。下山しよう その時、コノ尾根から行者山に向かおうと思ったが、ヤヤ雑木が生え込んでいる やはり小道があるだろう尾根を行こうと引き返した ここに後一押しがなかったショウタンだ 行者山から帰りに、前回尋ねた方がいた、失敗を話すと、その滝上にあるという 滝上に橋を渡したのだがと言い 橋がなければ、尾根から高巻き下れば道が出ると言った 小道を進み小さな谷に、祠状の物があり、そこにその時作業したみんなの、俳句を掛けたという この村は俳句が盛んなようだ 下山時に、まさかとは思ったが、左の谷も少し見てみた この付近は、元南部川村の所有地らしい、南部川村の境界杭が出る |
行者山周回の時間 林道入り口@、12:56-行者山13:47-Aの位置14:22-畑14:37-車15:35 ↑Cの位置 |
諦めたが諦めきれない部分も残る とにかく、まんじゅうをほおばり、行動食にして簡単ルートで行者山に登ろう 中ノ又谷の南尾根に波線道が走る これで周回だ 伐採作業の方達がいた。金鉱遺跡の事を尋ねるが、地元民ではない解らないと言う @の位置 先日下を歩いていたのは、貴方かと聞く、ハイそうです 作業尾根の上に小道がありますか、有るよ でこれに決めた @の位置の林道を少しはいると尾根に取付く道が上の畑に向かう 小道はバッチリだ。境界尾根まで小道を歩くも良いが、読図から最短で尾根をパスした ここにも小道があった そのまま、前回の小道を行者山まで登った 行者の祠が見えないか、斜面に目をこらすが見えない 二等三角点行者山の点石を写真に納め、前回のルートを下る 小道は綺麗だ。途中で見晴らせるが、山座の同定は出来ない 今日はアノ尾根を下ろうと目視した 下り込んで次の小ピークを踏んでみたが祠がない この付近は秋の山らしい。踏み後があるが、リュックが引っ掛かる程度の雑木だ 尾根越えで、次の小ピークを下りかける所に小道がありこれを下る 細い尾根にソマ道が整備されている 秋に人が通るようだ Aの位置↑ 分岐に拾った黄色のテープを巻いておいた ルンルンと下ると畑に出るが、どうもソノ畑に登る小道が分からない で変な下り方をしたが、尾根先を見るとチャンと小道があった Bの位置 |
前回の農家の方が今日も作業している 今日も行った事を話しした。 話の内容がかみ合ってきた。次回こそ探してやろうと思い自分でもおかしくなった |
余談だが、帰路の上洞(かぼら)に棚田があり、米作りの歴史が書かれている この説明に真妻山脈を背景に川又唐尾山から流れる切目川の水を使って古くから米が栽培されているとある ウン 唐尾山、何処だ 先日真妻山に登った時に気になっていた R425の尾根越えのトンネルが唐尾隧道だ。ここから推測してこの付近だろうと地図で調べると、唐尾と言う三角点が見つかった。ここだろうと、推測するが自信がない で、マタマタR425沿いで作業中の村人にその事を尋ねた ピンポーン、予想が当たり、その方が作業していた所から古道が尾根に伸びていた 又、ここから登ってみよう。清冷山にも行けると期待が膨らんだ 村人は良い方が多い、この方も焼き芋は食べないかと聞いてくださり、まんじゅうしか食べていないお腹は、聞いただけでゴックン、美味しかった |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |