吉野山、青根ヶ峰から百貝岳、理源大師廟塔、鳳閣寺、高算堂から柏原山、四寸岩山、青根が峰周回
2011/07/09
単独


コースタイム
青根ヶ峰P07:28-百貝岳08:36-理源大師廟塔08:58-鳳閣寺09:12-波線道09:50-槙原10:18〜10:40-柏原山12:22〜
13:02-四等点新茶屋13:40-四寸岩山14:40〜15:03-林道15:31-青根ヶ峰16:28
総時間9時間
距離約16km
2011/06/19日に蜻蛉の滝から青根ヶ峰に登った時、金峰神社分岐に、古い石の道標に百螺岳の案内があり、これなんて言う漢字、百貝岳とすかさずRIKO女、アレーここから行けるのだと、家でルートを練った

青根ヶ峰の展望所に車を置いて、青根ヶ峰に一登り、吉野方面に下り金峰神社分岐の道標の百貝岳案内に沿って西に入る

  
宝塔院跡↓ ↑Pからの見晴し百貝岳が見える                           青根ヶ峰↑
  
                             分岐の道標と地蔵                小道が続く
鎌倉岳に登ろうか迷うが、次回と裾を巻き進、一人でも現在地読みは楽しい、
槙尾集落に下る予定の波線道を確定して、少し下れば、百貝岳の取り付きだ
百貝岳までは何の問題もない小道で、道標もバッチリ、百貝岳から理源大師廟塔、鳳閣寺の周回ハイキング道も、完全整備の
ルンルンルート、
  

  
道標に従って理源大師廟塔から鳳閣寺に下る
ここも完全整備道で歩きよい
   
                            ↑石の廟塔は国の重文になっている
 ←鳳閣寺について黒滝村のパンフレットから


百貝岳の中腹に建つ鳳閣寺は役の行者が678年(弘文7)に勅命を受け、国家安泰を祈願する道場として開山し、理源大師聖宝が895年(寛永7)年に建立したと伝えらて、7月には修験道や信者達が燃える火の上をユックリと歩き、人々の無病息災を祈願する火渡りの神事が行われます
お寺から少し離れた所にある理源大師廟塔は、高さ2.4mの堂々とした姿で、国の重要文化財に指定され、造立当時の姿をとどめる貴重な歴史的遺品です
鳳閣寺の展望台から見る金剛山系や生駒山、信貴山、又は吉野の蔵王堂までの見晴しは特筆すべき物があるだろう
お堂横から山裾を巻き戻り、往路に見ておいた、波線道に下って行く
古道だったそうで、今は利用する人がいないそうだが、ソノ跡は残り、少しブッシュ、やややこしい所もあるが、問題なく下れた
本当の古道は、完全な直道だが、自然と植林道に入って行く
途中に出る小さな堰堤から下は、左岸に下り道が有る 古い丸太橋が腐っている橋は通らない方が良いだろう

  

  
槇尾の集落に出て、瀧高寺横の林道から、高算堂先30mの谷から取付いた
谷の入り口に小径が走り、これは使えるぞと入るが、途中で道が不明瞭になり結局、尾根に出た
これが、大汗をかいてしまった。地図の黒谷左右の尾根を登るのが正解のようだ
柏原山手前で、黒谷西側の尾根にテープが見られた                       瀧光寺↓
  

  ←高算堂

  
取付いた所↑                                            紫陽花ブッシュで道を見失う
 
山肌から東尾根に変えるが、最後の50mの紫陽花ブッシュと傾斜に大汗を流した。
柏原山から、林道に出でて、途中の四等三角点新茶屋を読図して、スパー林道から、新茶屋跡に直登、新茶屋跡から四寸岩山に登り、奥駈道を下って、青根ヶ峰に帰った
柏原山の山頂は三等三角点中戸が鎮座する
山名版は多くあるが、点名を書いている人は少ない、大和の案山子さん、こと京谷先生が揚げられていた
 

標高942.62m 造標明治36年5月29日 所在地 吉野郡黒滝村中戸字柏原629

北緯34度18分48秒540 東経135度53分06秒275
林道に出て、古道にこだわらず、林道をテクテク、風が出れば涼しいが、暑い暑い、
暑いと言って、涼しい所を選んでいては、全ての山に対処できないと、大暑訓練宜しく、大汗を流す
最近 味の素のアミノバイタを呑んで歩いていると、案外調子が良く、汗の出も良く、職人さん用の耐暑服は涼しく感じる
  
途中で大天井岳が美しい
林道から外れ、四等三角点新茶屋を探すが植林ネット向こうで一苦労した
 
点名 新茶屋 北緯 34°19′11″.2170 東経 135°53′40″.6559
標高 1024.61
所在地 奈良県吉野郡黒滝村大字槙尾字龍ノ谷大平288番地
埋標 平成11年9月1日
スパー林道出合いの正面から、直登で波線道を登る
このコースを利用する方が多いのか、笹の中に踏み跡が出来、古道はハッキリと残る
  
植林にに成ると歩きよく、踏み跡もしっかりあり、新茶屋跡が出る
そこから直登で、大峰奥駈道に登り、四寸岩山に向かう
夏の四寸岩山は風が通り、涼しくルンルン
下山時に、薊岳と心身峠は何処だろうと探してみた
心身峠は心身茶谷跡付近ではないか、茶屋の屋が谷の字が当てはめた道標が出た

  
見晴しは最高、大峰山、稲村ヶ岳、弥山、等々最高だった、
 

 
山頂の三角点は、二等三角点、心身ノ峠だ

点名 心見ノ峠 北緯34°19′15″.2484 東経135°54′35″.7640 標高1235.81
所在地  奈良県吉野郡川上村大字大滝字深山990番地の2
設置 明治34年11月9日

下山時に、薊岳位置を探してみるが、たぶん地図の地点だろう
国道169からこの地点に小道がある
  
薊岳↑                         心身茶谷跡

心身茶谷跡が出て下って行くとスパー林道にで、黒滝分岐から先に又古道に入り、又林道に出る
その先に、青根ヶ峰登山口が出る。
登山口南の展望広場に車を置いておいた

  
総時間9時間 歩行距離約16km 暑い最中の登山としてはマアよく頑張ったと満足、満足だ
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」