クロモジ尾から稲村ヶ岳、ミオス尾、カンスケ尾、番田山を下る
2011/10/10
Aチームにて

コースタイム
P07:55-岩本谷橋08:43-稲村ヶ岳11:51-昼食20分-ミオス尾13:00-カンスケ尾15:10-番田山16:30-下山05:37
総時間9時間42分
稲村ヶ岳から馳せる尾根で、一番登ってみたいのはバリコヤの頭だろうが、もう一つ東に馳せるミオス尾、カンスケ尾と同じ尾根で有りながら、名前の変る尾根がある
以前、シマヤンとコノ尾根から、稲村ヶ岳に登ったことはあるが、稲村ヶ岳から下る方が、難易度が高いだろうと、ミオス尾、カンスケ尾、番田山と、下った
  
                                                  クロモジ尾取り付き↑
白倉林道の中程に路駐しようと車を乗り入れるが、12号台風被害で直ぐに土砂崩壊、林道がずたずた、岩本谷橋のクロモジ尾取り付きまで歩く、岩本橋正面の取り付きも大きく山が落ち、危険だろうと、少しバリエーションで直登した
途中で、ソマ道に出合い、クネクネと登ったが、尾根が見える頃、恐ろしい山の亀裂を見た

もう少し雨が続けば、山肌を見せる大崩落だっただろう 汗
とにかく尾根に出て稲村ヶ岳を目指す
  
クロモジ尾を登るのは久々、思ったより時間が係ったが、稲村ヶ岳登山道、出合い付近の紅葉は美しく、ルンルン
稲村に何度来ても、大日岳に登る時間がないRIKO女、今日も時間が無い
山頂まで一登り、展望台でポーズを決めて、下山地点のバリコヤの頭尾根に乗り、昼食

最短距離で、ミオス尾にトラバースする
地図上から、下る地点を見るとここだろうとピンポイントの下山谷、覗くと危険そうだが、ルートは良い
  
先ず、50m程度下り、トラバース
所が、30m程度のチムニー、下れないことも無さそうだが、ロープは30m、2ピッチが要る、支点等を考えると、引き返し草付きを下った
思ったより下りよい
  
この先チムニー↑                引き返しリーダーは直下           RIKO女は巻き下り↑
ショウタンはリーダ-コースを下るが、テープを出して補助した
危険と感じれば、固定ロープを張ればいいだろう
急斜面の笹原をトラバース、先頭はRIKO女、早い、待ってー、
正面の小さな棚に乗る。ミオス尾だが、直ぐ上は稲村ヶ岳だ

現在地を確かめる
ミオス尾は岩稜と石楠花、ブッシュが予想される
  
少し下ると、大日岳が秋の美しい姿を見せた
最初は、少し以前のバリコヤルートのようだが、下りは石楠花は順目で枝を下に向ける
登りなら、逆らう格好だが、下りは案外下りよい。
現在地は、地形と標高からほぼ割り出せた
1393mピーク付近は一ヶ所小さく巻いたが、リーダーは尾根を下っていた
クロモジ尾から見ると、烏帽子のように、突き出た1383mピークは右手北側を巻いた。
  

←前回の様子↑と同じ所
中央の写真の下りで、足を乗せたとたんに、30cm大の石を落としてしまった
二人の間隔は3m、ワーと大声を出したが、ラクとは叫べず、一瞬の事だったが、RIKO女に当たらず良かった
danchoさん、ショウタン頭から落ちたと思った。なんて、
ヘルメットはやはり用意すべきだろう 反省
  
1383mピークを巻き終わると、尾根の状態がコロッと変わり、植林帯となる
ここが、ミオス尾とカンスケ尾の境だろうと思った
番田山までは、尾根を外さないことだけが注意点だ
歩きよいといっても、山肌の急傾斜もある

拡大地図
  
番田山からの下りだが、地図からコースは読みづらい
正面の岩稜を、左手から巻こうと下るが、トラバースが出来ない状態、ロープを出して、ハーネスを付ける時間がない
戻れ、と40mばかし這い上がる
向こうに、植林尾根、下り良さそうだとトラバース、難易度は高い
尾根に乗った
コノ尾根下りは、植林内を下るのが正解だろう
以前登った時は、岩稜下を這い登ったが
ソマ道が出た。これに沿って下る
後少しで、道が分岐、左手が鉄の梯子階段右手は、上写真の階段に出る
車まで100mの位置だった
このコースは、中級者以上の体力と、上級者のリーダーがいるだろうが、以前のバリコヤの姿を残している
極一部だが、テープも見られた
コノ尾根はやはり登りに適した尾根だろう
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」