和歌山県海草郡紀美野町の黒沢山509.4mと経塚山291.3m

2007/11/07
単独

天気も良い、80ccDIOでツーリングを兼ね海草郡紀美野町の黒沢山と経塚山を登った。
黒沢山は海南市に位置すると思われる方が多いだろうが
三角点は、紀美野町に位置する。経塚山も同じく紀美野町です。黒沢ハイランド、黒沢牧場は海南市に位置する。
黒沢山と経塚山は、和歌山の長峰山脈の支尾根にあり、名前は有名だが黒沢牧場が有名で、この山に登る人は少ない
私も、40年ぶりで登ったが蛇紋岩や、柘植の木は昔のままのような気がしたが、大木は無くなったようだ

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40年ぶり、昔は地図もなくアノ山と教えてもらっただけで登った物だが登山口や、どこから行ったかは完全に忘れている
国土地理院25000/1で先ず山を探し、馬酔木林道終点の所から取り付いた。ここが最短距離と思われるからだ

海南市から県道169号奥佐々坂井線に入り先ず海南市の野上新のコミュニティーバス停横から馬酔木林道に入り馬酔木林道終点から取り付いた。馬酔木林道は途中ススキが道に被さってはいるが普通車は通れるアスファルト道です。大きな目印は、
株式会社山田利がある

県道169号野上新の標識                 山田利株式会社
 

林道馬酔木線



林道を3km入った付近に土砂崩れ通行止めの標識が有るがナンナク通れる(自己責任)
この土砂崩れ現場のカーブミラー手前10mに登山口がある。



取り付きが分からなかったため地図上の最短距離、林道終点から登る事にした。

終点にDIOを置き、地図で確認すると地形と地図が合う。ここだろう。少し草むら道を歩き左手南東尾根に取り付く、植林内に境界杭が打たれ踏み後が有るではないか。登って行くと広尾根があるが踏み跡通り左に大きく巻き踏み跡から離れ尾根に登った。
後で気付くが踏み跡通り行くと古道と出くわすようだ。地図通り広尾根に出て進むと古道跡に出た。
これを少し進むと少しブッシュがありとなんと黒沢ハイランドゴルフ場に五番ホールの下に出てしまった。

困った。
地図で確かめると左手の尾根が黒沢山の尾根だ、ゴルフ場にはイノシシ除けの電気柵がある。これに沿って(100m程度)尾根下に出た。

林道終点
 

植林内を登って行くとゴルフ場に出た



ここまでテープを打ちながら登った
黒沢山下尾根は踏み跡がないここだろうと見当を付け登って行くがやや立木がジャマをする
頂上と思う広場に出たがここは頂上ではない。小さな蛇紋岩の広場だ。
綺麗な野草が咲いてはいたがショウタン名前など知るよしはない
もう少し進もうとすると小さなテープを見つけ、この方向に進むと踏み跡があり境界道が現れた

             広場                        広場から南をみるとクラブハウスが美しい

 

踏み跡を登って行くと三角点のある黒沢山に出た。
ユックリ道を探しながら1時間だった

 

等級 三等三角点
点名 黒沢山
緯度 34°08′10.2008
経度 135°17′49.5485
標高 509.40 m
選点 明治36年5月1日
埋標 明治?
測定 明治?
所在地 旧住所 
和歌山県海草郡野上町下坂口字黒沢1537番地
新住所
和歌山県海草郡紀美野町大字下坂口字黒沢1537番地


踏み跡がまっすぐ北に下っている。これが本当の登山口か?
テープや踏み跡と言うより小道の感じで道が降って行く
テープもバッチリ、40年前が記憶によみがえる地形が現れた



やがて多くのテープが打たれてT形の所に出た。地図では左が馬酔木林道に出るはずだが距離は読めない
右手下は尾根が続き上之郷に出るはず、うまくすればそのまま経塚山に登れるかもと右手に行き右手に打たれた境界杭通り降って行くと
上之郷の入り口付近に出た。最後は桧の中の急登です
ここにマークを打っておいた。ここからは経塚山は難しいと判断、引き返す事にする。
テープを打ちながら登り返した。T形に出てそのまま200mばかしで崖崩れ現場の手前に出た
ここにもマークを打っておいた。

上之郷入り口の橋からみたショウタンが降った尾根



T形のの所に付けたマーク



崖崩れ現場のカーブミラー手前10mの所に付けたマークと崖崩れ現場

 

位置もハッキリとした。
ここから経塚山登山口に向かう

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