第2日目

弥山から釈迦ヶ岳経由前鬼縦走

2008/11/24
ショウタン+隣人
  天気予報では天気は下り坂だ
朝まで夜空に星が輝いてはいたがやはり雲行きがオカシイ

6時30分にテントを撤収、朝食を頂き7時15分に八経ヶ岳に向かって縦走開始した。天気はかすかに期待がもてそうだが
マダマダ見晴しがある
 

八経ヶ岳に着いた。
マダマダ見晴しはある
少し遅れてスタートしたショウタンを二人は
景色を楽しみながら待っていてくれた
07:36
  雪は思ったほど多くない
昨日の足跡が続く、縦走者だろうか
レンゲロード分岐からも釈迦ヶ岳に向かって足跡は続いていた
  ダンダンと積雪は少なくなって行くがやはり天気は期待できない模様だ
  神仙平から地獄谷と七面山取付き方面は
見晴しが良い
先日歩いた七面尾や下辻山が見晴らせたが、七面山にガスがかかり見えない
舟のタワを過ぎ楊子ヶ宿の避難小屋へと急ぐ、
  舟のタワ、楊子の森と快調に歩く
楊子ヶ宿で少し早いが昼食とした
この付近まで来ると雨が降るだろうと確信したからだ、
先ず水の補給だ、水場に行くが一つは完全に涸れ、糸のような水が一ヶ所湧き出ていた。時間を掛け何とか給水が出来た

楊子宿小屋

10:23〜12:09
  給水にも時間が係り、楊子宿小屋で少し時間をかけた大休息、
外に出るとついに雨が降り出した
冬の雨は冷たい
  楊子宿小屋からは仏生ヶ岳の裾を巻く
いきなり登る山肌はコースがヤヤ分かりにくい、慎重にテープ後を追う
登りきってからの巻き道は足元が悪くなり
滑りに慎重に歩く

一部コースが不明瞭になり行ったり来たり
昨日の先行者の足跡も行ったり来たり
慎重にコースを見るとテープが木々の間に打たれていた。
ヤレヤレ、コースが分かった
ガスや雨はこわい物がある
  鳥の水も糸を引く程度、充分水はあるがとりあえず500ccは確保した
孔雀岳を捲き孔雀の覗き、小尻返しと進むが、強風が吹き出した。体重のない女子は
風が吹くたびに飛ばされそうだ
ショウタンすら踏ん張らなければアブナイ
 
  両部分け、馬の背、杖捨てと
○危帯が続くがこの付近は山伏修行の場だろう。
晴れていれば景色が最高の所だ
いぜん風が強く体感温度が下がる
今日最後の急登、釈迦の登りでは雨と風

体力の無さをつくづく感じながら釈迦ヶ岳にはい上がった。
山頂は雪がほとんど無い
わずか半日程度だが南に来るとやはり雪が少ない。

15:36
  釈迦ヶ岳から深仙宿に向かって下るが
いつもより長く感じた
何も見えないガスと雨、悪い足下は歩速をより遅くした。
16:20分、時間は遅い
  深仙避難小屋で行動食を取る
ここで一つの判断を行った
ここに泊るか、下るかだ
無線は迎えのシマヤンに通じている
決断は下った
難しいコースでもない
下山を決意した

太古の辻
17:08
雨粒も大きくなり出した
ゴロゴロ道の前鬼への下り、注意しなければいけない場所は熟知しているつもりだ
一番危険なのは木製階段の下りだろう
コースはより慎重に確認しながらくだった
小さな沢を渡る所は何カ所もある
この沢渡りでコース間違いが多く起こる
マサカの様にコースがついている所があるが、そこは熟知しているショウタンだ
本当に慎重に下った
ヘッドランプの明かりは前を照らすが周囲にまで及ばない
テープや踏み跡を確認しながら下るが、階段が済み、コースが広くなったとき、たった10mばかしコースを間違ったのだろう。コースが分からなくなった
シマヤンにこのことを連絡、シマヤンは迎えに行くと言うが危険だ
道のハッキリする地点より奥に入らない事で彼は迎えに入った
高度計やガーミンで位置確認に時間を割いた
どうやらコースより少し上を歩いているようだ
慎重に慎重に、シマヤンが下で救助用笛を鳴らした
距離は近い、こちらの地図読み地点と一致しているようだ
シルバコンパスで前鬼をナビして、道無き道を慎重に下るとコースに出た
夜の下山の怖さを経験したが、知識と落ち着き経験が難を脱出した
少し時間が係ったが良い経験だった
この間も雨が降り続いた
前鬼には20:00と少し反省がいる時間となってしまった
前鬼でシマヤンは手早く暖かいウドンを作ってくれた
これほど暖かい物はない
3人はみるみる暖まって行く
何度シマヤンにビールやうどん、ラーメンで無茶な山行のショウタンは助けられた事か
前鬼小屋には公衆電話がある。無事を家族に連絡、車止めまで歩いてシマヤンカーでデポした和佐又の我がプラドを回収に向かった
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