大峰奥駈道完結編
マッチャンと歩く
吉野、蔵王堂から四寸岩山、大天井岳、経由大峰山寺
下山はレンゲ坂
2009/09/19〜20


吉野駐車場8時46分ー青根ヶ峰1138分ー四寸岩山14時ー二蔵小屋15時25分
世界遺産、大峰奥駈道を完歩すべくとぎれとぎれに時間を掛けて歩いていました
今回の吉野山、蔵王堂から青根ヶ峰で完歩となりましたが、同行のマッチャンは五番関で道が繋がります
シルバーウイークを利用して、途中の二蔵小屋宿に泊りユックリと山を楽しみました
簡単に行けると思っていた蔵王堂と青根ヶ峰間は50Lリュックを背負ってはナカナカ骨のある物でした
途中の四寸岩山の登りや大天井岳の登りは大汗も良い所、少し衰えを感じる所もありました
タダ、山は楽しい、を実感する完結遍の山行は思い出の一ページを飾ることになりました
19日天川川合で出会い、一台を大峰大橋駐車場に預け、大天井トンネルを抜けスーパー林道を吉野の大駐車場に向かう
8時46分と遅いスタートですが、二蔵小屋までユックリユックリ、
  
蔵王堂に向かうと黒い門が現れる。この門は大峰山に至る大峰奥駈道の総門でここから奥は金峯と呼ばれる。大峰山脈の入り口だそうだ
 
続いて金峯山寺銅の鳥居(重文)がでます。
蔵王堂の門(国宝)から蔵王堂(国宝)に入ります。ここで山の安全に手を合わせ金峯神社に向かいます

  

急坂の猿引坂は大汗が出ます

金峯神社は重文です
  
途中で高城山に登り、展望台から奈良や金剛、葛城山の景色を楽しみました
    
 

この付近は観光気分、次は源の義経が潜んで、敵に取り囲まれ、弁慶が天井を蹴り破り、脱出したという、蹴抜け堂を見ました。このお堂は山伏達の行場です
  
 蹴抜け堂、           チョット寄り道して西行庵を見てきました。西行庵付近が奥の千本と言う桜の名所だそうです
  
ここからはいよいよ山岳地帯に入りますがマダマダ舗装の林道歩きもあります
急登な階段をブツブツと言いながら登りきると、三等三角点、西川のある青根ヶ峰です
ここで大休憩です。
青根ヶ峰から直ぐにスーパー林道に下り、しばらく林道歩きです。
コースは道標がバッチリ、地図がなくても歩けるくらいです(地図は必ず持とう)
途中で林道から古道に入り又林道に出ます。ここにも道標があります
この付近は黒滝村です
林道で軽く昼食休憩をして、四寸岩山に取付きますが、ここは大汗を流しました
途中の薊岳を特定しようと思っていましたが、しんどさに負けました。
  

三角点は点名 心見ノ峠 で 二等三角点です
  
 少し歩くと小屋が出ます。小屋名は知りませんが、中には神変大菩薩(役の行者)が祀られています
土間ですが泊ることは可能です。水はありません
  
自然林の中を下って行くとスーパー林道に出会います。ここが百丁茶屋跡か?
ここに水をデポしていました。
二蔵小屋の水場は水は乏しく日照りが続くと水はポトポトしか出ません
予想は当たっていました。

  
3時25分に小屋に着きました。ビスタリーのユックリ歩き、山は楽しいです
小屋内は非常に美しく、囲炉裏があったのですが現在は薪ストーブです
管理して下さる団体さんのご苦労が伺える小屋ですが、ここは行者さんのための小屋であることを忘れてはいけません
行者さんを優先して下さい
この小屋に7名が泊りました。
マッチャンの同年代らしい方、若者3人、遅く到着した人、と私達、一人の若者は、山に入門した初心者、地図も無いという
(地図とコンパスは持とうと、ややお節介をやく)次の若者は山馴れしている。3人目は、ナナ何と50kgのポッカができるという超人若者、夕食時ナナ何と生米を炊いていた。今日は30kgを軽く越えているという
玉置山に行くらしい
一番遅く入ってきた中年男、眠りこけたショウタンは知らなかったが、マッチャンは自分が隅っこに詰め、隙間を与えて場所を作ったという
だのに、3時頃スタート準備、早立ちは当たり前だが、裸で匂いのきつい筋肉保護薬を塗り、小屋に匂いを充満させ、一人早立ちしていった
ショウタンはユックリと小屋を立った
続く
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