大台ヶ原 シオカラ谷沢歩きとトロッコ道 寺ちゃんと 2010/09/21 |
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コースタイム 駐車場09:20-シオカラ谷吊り橋09:50-遡行開始10:17-堰堤11:40-中道12:10-尾鷲辻13:00--13:40 堂倉山14:16-白サコ14:29-トロッコ道分岐14:31-トンネル跡15:50-尾鷲辻16:26-駐車場17:00 総時間7時間40分 |
今日はシオカラ谷吊り橋上部を歩く意外の計画はない。 体調に合わせて、大台ヶ原をウロウロとする。で山行を楽しんだ シオカラ谷は滝見尾根から下り吊り橋までの沢登りが普通だが、どうしても気になっていた吊り橋から上を歩いてみたかった 沢登りと言うにはあまりにも簡単で沢歩きとしたが、流石大台ヶ原、水は綺麗で小さな淵は泳ぎ出したくなる綺麗さだ 超ユックリ歩いて2時間のコースだが沢靴だけで歩ける、一応はヘルメットと沢装備は持った このコースは、マナーを守って歩く事は大切なコースと感じたが、途中に出る堰堤までをピストンすれば楽しい沢歩きが楽しめるだろう。 私達は中道まで沢中を歩いたが途中から支谷に登れば又楽しいだろう 駐車場からシオカラ谷に下り、吊り橋を渡って入渓、この付近は沢遊びに人気ポイントだ そこで沢装束に替え、上流に向かうが、ほとんどはナメの流れ、時々小さな滝や大きい目の淵は綺麗の表現がピッタリの川だ |
何も難しいとか注意が要るとかの場所は無い(沢靴必携、剣付き靴は岩に傷を付けるから不向きなコース)、2人で綺麗だ、真夏はこのような所でユックリしたい等の会話のみで歩いた 景色を楽しむ 初めて川が分岐する地点に大きな淵が静かに水をたたえていたがその上に、大台ヶ原開発時代の何かの設備跡があった そこに、大台ヶ原の木材を運び出したトロッコのレールが朽ちた姿で岩横に残されていた 大きなボルトナットが何かの機械を止めていた様な跡、その上に小道跡がありこの山奥で何をしたのか今は知る人も少ないだろう |
少しはゴロ石帯もあるがほとんどはナメや小滝、膝までも入ることなく景色を楽しんだ 堰堤を越え中道に突き上げた ここまでは計画の内だが、サテ時間もあまりにも早い、で 堂倉山に向い、トロッコ道でも歩こうかに成った だったら堰堤上の沢を右手支流に取れば尾鷲辻に早かったと話すがもう遅い |
中道で登山靴に変え、尾鷲辻に向かう 久々の山歩きの寺ちゃんと体調が回復しないショウタンのペースはピッタリコンだ。ユックリとユックリと歩く |
尾鷲辻から尾鷲道に入る。少し奥でお昼を楽しみユックリと休憩した 尾鷲道はゴロ石が多い所もあり国土地理院の地図のように単純ではない 多少クネクネと曲がり倒木もあるが、踏み跡テープが比較的多い 堂倉山下の多和から真っ直ぐに登ればいい。真っ赤に成るほど打たれていたテープがヤヤ整備されていた 又、鹿の生息数を調べるカメラが沢山取り付けられていた。その木にマークがある。道から外れないように 堂倉山手前の多和 堂倉山山頂 |
堂倉山山頂の無線が付いた設備から南東の境界線を白サコに下り、ここから尾鷲道を少し戻るとトロッコ道と尾鷲道の分岐がありマークは尾鷲道に沢山付けられている 白サコ トロッコ道分岐点 |
トロッコ道はなめらかに登って行く、木材を積んだトロッコが自然の力で下っていったのだろう 鉄道員時代、貨物車を扱った経験からその様子が手に取るように分かる 荷物を降ろしたトロッコは人の手や馬などがまた山頂にもどしたのだろう。山男達の力強さが目に浮かぶ まだ残っていた枕木 コースに四本ほど有った 生活道具が時々見つかる 木橋が架かっていたのだろう。小さな谷にはまだ石積みが残っている このコースは二度目だが、わずかに上るコースは経験上トロッコがユックリと下れるスピードだったと感じた 小さなブレーキが付いたトロッコだったのだろうな よく似た傾斜の太尾根は現在地の特定を難しい物にしているが、地図に表れる小さな谷や、測量点1461mにコンパスを取りそれを地図に写し、高度と角度から現在地を推測する。単純なトロッコ道も地図読みは楽しい |
ダンダンと険しい地形に成ってくる 写真の掘割り付近に一ヶ所、垂直に落ちるチムニー上のトラバースが○危だった 危険を感じれば巻く事は可能だ |
もうすぐトンネル跡が有るはずだ 寺ちゃんがアレがそうかと正面にトンネル掘り跡を見つけた |
相も変わらず水をたたえた穴は奥行きは30m位か??、固い岩盤に貫通を諦めたのだろうか 大台ヶ原の一つのミステリーだ 実際ここまでトロッコ道は完成していなかっただろう この崖っぷちで木をトロッコに積む事はあまりにも危険が多すぎる |
トンネル跡上を目測で大蛇グラ道に這い上がる 久々に正木ヶ原を回り、神武天皇像を見て尾鷲辻から中道を駐車場に帰った 総時間7時間40分だった |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平21業使、第652号) |