高倉山、248.7m
2008/03/17
海南市小野田
ショウタン


上り50分

下り
55分
海南市小野田に宇賀部神社がある。その真南に高倉山248.7mの高倉山がある
山頂には、三等三角点があり、昔は山王神社(大山咋神、おおやまいくのかみ)が祀られていた。
登山口を探していると地元の方がこの山の話をして下さった。道がマダ未整備の頃はこの山頂を通って大池遊園に行ったとか。この方の畑から登る事を進めて下さったがショウタンは尾根先の階段から取り付いた



地蔵さんの裏にハシゴが係っている。この付近が尾根先ですが、ハシゴは急だし尾根もしばらくは傾斜がある
落ち葉で足を取られながらクネクネと登る。踏み後も何来ない。ここから登った登山者は私が初めてだろう


急登な尾根を登って行くと100m位で左手北側から昔の道が現れたがすぐに分からなくなった
下草もなく、尾根は本当に歩きよい、しばらく行くと尾根の中央に盛り土状の物が山頂に伸びている
後でこれは何かと地主さんに聞いたが分からないとの事、完全な形で残っている
幅1m少々、高さ5〜60cm、山頂近くまで伸びていた。


 

盛り土


盛り土に沿って登って行くと井戸のような穴が、アブナイアブナイ
昔、この山は相当人の手が入っていたようだ


 

途中に板根の木が現れた何なんだろう
長い物は3〜4m伸び、高さは30〜40cm厚みは10〜15cmこんな木は初めてだ
知っている方が有れば教えて欲しい

 

登って行くと登山者らしいテープが出た。
盛り土が無くなりさらに登ると山頂が開ける
この山頂に三角点があるが、何とトゲの有る木が一面に生え、鎌で小枝を払いながら登ったが時々引っかかり
困った困った。山頂には昔の山王神社跡がありその東に三角点がある

 


三角点の記
点名 高倉山
等級 三等三角点
所在地 海南市大字小野田字高倉1686
緯度 34°10′05.1412
経度 135°15′44.7344 
標高 248.65 m
選点 明治36年5月2日
造標 昭和44年6月7日
山頂で少し休憩、盛り土に沿って下って行く
上りには気付かなかったが、盛り土は途中で曲がり登った方向とは少し違う方向に伸びている
これに沿って下ってみた

 

傾斜がダンダンときつくなり突然盛り土が終わる。
そのまま下って行くと道が出た。道に沿って下ると何と削り取られた崖に出て降りられない
仕方がない、元に戻ると北向きに道があるからこれに沿って北に進むとすぐに道が無くなったがそのまま進み上り口付近までトラバース、傾斜が有るが動物道を通れば何も問題はない
 
すぐ下は道で削り取られた崖、元のハシゴから下山した

山王神社が宇賀部神社にある。これを見に宇賀部神社に向かった
宇賀部神社は頭の神様、進学成就で人気が高い
又、小野田寛郎氏出身の神社でもある
丁度宮司さんがいた、宮司さん写真撮影の許可をもらい山王神社を写した

宇賀部神社の鳥居と山王神社

 

宇賀部神社のホームページにリンク
続いて高倉山の尾根続き、払ヶ峰の四等三角点に、宇賀部神社の前の林道、野尻林道を登山口のある
別院地区に向かった

続く