橋本市素彫りトンネル探索

細川柱本トンネル
2017/08/24
単独
足の打撲の無理が祟り、久々に整形でレントゲンやら何やらでお医者様曰く、捻挫や打撲は使わないのが最大の治療だと言われ、大人しく療養していた。
ソロソロテスト運用と、随分以前から気に成っていた橋本市の細川柱本トンネルを見がてら、適当に歩こうと橋本市に向かったのが午前10時と遅い
橋本市柱本には駐車場は無い。
ゴメンなさいと道の広い部分に路駐した。村人はこんにちわと挨拶して下さる所から、まあ良いかと道標に従って歩き始める

民家の景色は、田舎育ちの私でも雰囲気を感じる民家も多く、カメラを持たなかったことに反省して、気温34度の中テクテク
手彫りトンネルまで1.4kmとありすぐ行けるとルンルン。
途中に有るであろう芋谷の棚田は楽しみだ。
 
途中に芋谷の棚田の歴史を書いた看板が出た。歴史はこうだ

現在の棚田、(田5.4ha、138枚 畑0.8haは9枚)はおよそ450年前に開拓されたものと伝わっています
棚田の石垣やいたるところに張り巡らされた水路は芋谷川の石が利用され、先人の苦労が伺われます
ここは適度な気候や芋谷川の清流に恵まれ古くから良質な米が栽培されてきました
先人が築き上げた棚田の美しい景観と、生き物の宝庫としての豊かな自然環境を区民が一体となって守り育てて後世に引き継いでゆきます
と有る
が、耕作放棄の田や畑も目立つが、素彫りトンネルまでの道は整備されている。
  
芋谷川はここまでと出る看板から古道に入ってゆく、道標が有りあと700mだ
整備が良い道で手入れがある
少し前のインターネット記事では、通行が可能だったが、行って見るとアララ、トンネル崩壊だろう閉鎖されていた
 
網越しに中を見ると自然石を四角に整え石積みされている
紀の川市にある和歌山で一番古い洋式トンネルはレンガ積みの池田隧道だが、ここは石だ。
83歳の村人に尋ねれば、私が物心ついた頃にはトンネルがあり、その方の父親が何時掘られたか知らないと言ったそうな
古さでは池田旧隋道より古いものかもしれない。
少し前まで、このトンネル通行のハイキング道が有ったようだが、今は通行できない。残念だ
文化遺産として修復保存をしていただきたい物だ。
 
地形図を眺めれば引き返さなくても、トンネル上を越えればマイルートでダイトレの杉尾峠に行けそうだ。
トンネルの上越えで反対側の入り口に出た。
コースはハッキリしないので右手の踏み跡らしい所を越えたが、これが急でズルズルだったが、トンネル上に出るとハッキリと道が出て、時には越える方がいるのか?テープが見られた。
反対側も同じような物だが、道路標識があり極最近まで軽四輪なら通行が可能だったようだ
  
反対側は道の整備が無い。
ここで地形図を眺め、鉄塔管理道らしい破線道で尾根を越え、地形図を信じ杉尾峠に行けると見た
ナルホド、取り付きは管理道だ。整備もよくルンルンと汗を流した

  
道成りに鉄塔道標を信じて登り越えた。
地形図とは少しルートが違うが気にしないでルンルン、尾根先は急傾斜でクネクネと下るに面白い、慎重に下った
林道手前の上の広場に祠が有り、祠への道はロープなど置かれ参詣者が有るようだ。
  
休憩も取らず、林道を北向きに登る。
単車や車のワダチがあるところから、破線道も有るだろうと信じ林道を歩く。
野草の好きな方なら、野草の花が多い所でキット珍しい花もあるのかと目を凝らしたが、金剛山の花で見るような花が多い
名前の知る花は、ミズヒキや金ミズヒキ、ヤブランくらいだが、湿く林道は花が多かった

林道が終わり、アララ。破線道になると道が消えた。
地形図から必死で破線道跡を探るが、夏場ではとてもいけないブッシュと倒木、サッサと引き返し笹尾峠は諦めた。
 
引き返し尾根先に出ると、古い石標に 左大阪きいみとげ、と有る
紀見峠は、京大阪から東高野街道を来た高野参詣の旅人が、この峠から初めて、紀伊の国が見えたところから、きいみとうげ、と呼ばれたいう
石標も、そんないみから きいみとげ と書いたのだろうか?うの字が無いのは当時の書き方だろうか
 
トンネルまで引き返し、トンネル上を越える。
古い時代は峠だったようで、その後は感じられる所も有るが、踏み跡で越えた。

モウダイトレなどに登る気がまるで無くなった。
トボトボと引き返し、モウ一つ気に成る柱本古道の取り付を探した

前出の83歳の老人が、ガレージ風の中で、机と椅子を並べ座っておられた。
柱本古道を訪ねると、マア休んでゆけ、お茶を飲め、ジュースだと勧めてくださる。
時間が無いのでと、場所を尋ねれば案内してあげようと、杖を突きつき案内して下さる
 柱本古道取り付き

昔は列を成す登山者だったが、今は時たま通られるだけと物哀しそうに話す
トンネルも修復はなさそうだとこれも哀しそうだ。
今日は登れないが、又来ますと御礼を述べて車に向かった
 
県道からの入り口↑              コミュニティバス停横
車道の紀見峠を越えたことが無い
この機会にと越えてみた。
府県境の所には多くの看板、地図で見ていてもこの雰囲気は出ない


マタマタ興味が出る紀見峠、又機会を見つけて歩いてみたい
計画も無い歩きだったが、地形を知り道を知ればマタマタ面白いコースが出来そうだと記事を書いている
戻る