行者山から唐笠山 炉端の会にて 2013/06/02 7人 |
総時間6時間15分休憩ロープ講習含む |
炉端の会で行者山から唐笠山と五條市大塔の坂本から辻堂まで縦走しました この縦走ルートは簡単ですが読図が出来ないと最後の殿野への下りで迷いが生じる事があるかも知れません 実際麓の方と登山者が行方不明になっています。 現在過剰にテープが打たれている部分がありますが、地元の方のソマ道として利用される道です 登山者が勝手にテープを外さないで下さいと地元の方(坂本の住人)の要望があります。どうか宜しくお願い致します。 |
とにかく炉端の会は面白い、世話人のJJ氏はジョウクが上手く話しにツイツイ引き込まれ自然と笑顔が生まれる 今日も厳い私から笑顔が、いつも少女のようなJYUNさんとワイワイガヤガヤ、二山を歩きました 一台を辻堂の旧大塔村役場下の水車小屋に車をデポして、坂本のふるさとの森公園から取付きます 車道を最後の民家まで歩き植林内の小道に入ります 途中一ヶ所間違いそうな所があります。 パンダマストの電柱の有る所です。字が薄くなっていますが唐笠山と書かれた矢印があります モウ民家がないだろうと思う頃に民家前に出ますが、常駐はしていないそうです。 広い庭がありジキタリスの花が自然に咲ていました。 大峰では今ジキタリスの花が勢力を伸ばしています。 とにかく道成りに登ろう。 |
倒れた民家が出たりしますが小道はやさしい傾斜で植林内を登ります 此処でJYUNさん先頭で読図訓練です。道を外れ途中の761m測量点に行きます。 ピッタリです。小さなピークは特定が難しいのです。 行者山までは古道でもあり現在は行者山のNHK電波塔管理道やJPの鉄塔管理道をもかねています 先ずは117鉄塔に向かいます 117鉄塔から見晴しは抜群です。大塔道の駅や天辻の集落、金剛山や葛城山が良く見晴らせます 美味しい甘夏を頂き景色を楽しみます。 読図では鉄塔線が最大のランドマークですが、磁場が狂う事がありますから注意が要ります JP鉄塔は直流送電が多いのか今回はその現象が現れませんでした。 リーダーは私ですが、登山の専門知識を待った労山の指導者も一緒です やはり同じ事を言います。うォッ地図から電線が消えた事に不安を覚えます。(近く復活すると言う噂が) 117号鉄塔から116号鉄塔に向かいますが鉄塔道標は鉄塔下にはありません 此処で行者山にコンパスを合わせ鉄塔管理道を登ります。 写真の鉄塔道標が出ます。小道階段は行者山に続きます。この道標付近でコンパスは見事に行者山へ続く階段を指します。 行者山の祠はこのJP道標115号鉄塔方向10mの左上に有ります その雰囲気が抜群の小岩がありその前に三つの祠が朽ちた状態で有ります。 祠横から直接管理道にでて行者山に一登りです 116号鉄塔からの見晴しは抜群です。 |
行者山は小さなピークです。NHK電波塔が真ん中に建ちその角にふくろうさんが行者山である事を示しています 116号鉄塔 山頂 山頂の道標↑ |
見晴しのない山頂は此処だ此処だで終わりです。先頭リーダーのJYUNさんコンパスを取らずに尾根に下ります。 読図は必ず行く方向を確かめなければいけません。JYUNさんコンパス、なんてえらそうなショウタンです。 途中尾根下に小道があったので歩いてみましたが小さなピークを巻く道でしたが、これは古道跡でしょう 途中でもコンパスから現在地を確認しながら歩きました。 |
1162mピーク北側に巻き道が有ります。一度歩いた経験からフィックスロープの張り方の勉強に良い所と知っていました 手持ちロープでフィックスロープを張る指導をLEOさんから受けます 労山の指導者であるLEOさんは最新技術から古い時代のロープワークまで心得ている方です 早く完全に安全な方法を指導してくれました。目から鱗の早さと確実性です。 ナルホド、 これで大丈夫?とドキドキ↑ダメならムンターで ムンターで支点を確保する。 小さな木を寄せ支点を確保する 肩ガラミで確保する エイトカンやATCでの下降器を無くしたときや、無いときはそれを代用する事が大事だと半マストの手早い作り方を習う。とにかく早いLEOさんだ。 |
ミズナラやブナが青い、唐笠山には三等点唐笠がある。 等級種別、三等三角点 基準点名唐笠 標高1118.18 北緯34°11′31″.1893 東経135°45′30″.4624 ワイワイガヤガヤ記念撮影も楽しい一齣だ ロールオーバー効果有り |
隣の古川山で昼食だが、食べる事より質問攻めのLEOさん、あれやこれやと忙しい 生徒の方の態度が大きいぞ↑ 腰も回らないショウタンのテープ↑だがスマートな彼女は胸腰一体の簡易ハーネスが作れる ナルホドこうすると簡易アブミが完成だ。 |
さあゆこか、マタマタコンパスを取らないJYUNさん、これこれ 下りきると右手にJP道標が112号鉄塔に向かって行こう。 小さなトラバース道は途中でアレッと言う方向に向かうが小道を信じて進もう この付近はややこしい所だが、シッカリ地図を見てと言うほか方法がない 少し大きな地図を貼付けます @ A B C D E112鉄塔見晴し抜群 写真の番号と地図番号と見合わせて下さい 薄いが道跡がありマークもあるが外される事もありますからシッカリ地図と合わせて下さい。 |
鉄塔から一つ目の尾根が目標尾根だ。今のところマークが賑やかだが木に上島山と書かれた所が分岐だ 後はマークに沿って下り途中からトラバースで下って行く。小道はそう難しくはない 途中細いトラバースがあるがまるで問題はない F F G H I マーク通り下ると林道に出てそのまま殿野まで行こう 殿野から八丁道を大塔支所横に下るが、入り口が分からなければ殿野の住人に聞こう 誰もなければ車道を歩いても良いだろうが、最後まで古道を歩きたい物だ 古道から林道に この部分特定が難しいだろう。久々にマークを打ったが、植林テープも多く打たれている ↓ I ↑Jこの分岐は最後の家まで50m程度の所だ 殿野側最後の家↑ 殿野から唐笠山に登るにはこの林道分岐と、林道から古道に取付く所がややこしい所です K 八丁道入り口 寺下の古道 L 戸野兵衛石標 M 八丁道 N下山 前回の記事にリンク |
とにかく写真を多用してページを書いてみた 過去三回、今回で4回目の唐笠山だが、ナメルナ唐笠山縦走です。 坂本にお住まいの春ちゃん、先日も唐笠山に登れなかった人がいたと道の駅で話して下さった。 簡単だがやはり地図が物を言うコースである事は間違いない。 水害で壊れた大塔の水車小屋は復旧工事が成されていた 近く美味しい食事が出来るだろう。デポ車で坂本のふるさとの森Pまで車を取りに走るが、坂本の小道は細く、小型車が通るのにイッパイだ。 |
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ショウタンの山歩録地図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、 数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23情使、 第799号)」 |