深山城山635mと城山668.1m深山745.3m
2008/12/11
単独
紀美野町、合併前は美里町と言われ名前の通り綺麗な郷だ、現在は野上町と合併して新しく紀美里町となった
この紀美里町に深山城山という山がカシミールに記載されている事を探し出した、ブログ、山、CD、風呂の管理人ソウルさん
彼が登った記事を見て俄然登りたくなった。

付近全体図
地図をクリックするとコースが拡大されます

地図には高圧電線が走るこの点検管理道を利用すれば良いだろうと考えその話をソウルさんに電話するとソノ管理道を特定したという
地図に有るお寺の下の橋の際にテープを捲いたと言ったがその地点にはなくお寺から500m西のガードレールにマークが打たれていた。思い違いだろう。とにかく登山口は見つかった

           
話は戻るが
私は円明寺地区から、えんみょうじ橋を渡り登山口に着いたが、R370から勝谷に行く事も出来る。
田舎だが道はよい、目標のお寺、善福寺には県下最大のカヤの木が天然記念物として二本ある
このお寺500m下のガードレールに登山口マークを打っておいた。 <(_ _)>

                                   えんみょうじ橋付近

          
                                       登山開始

鉄塔管理道の入り口には橋がない、小さな堰堤上を渡るが水が多いと渡れない。又苔や石で少し注意がいる
渡ると整備された道で管理橋や案内道標があるが、少し登ると道が消えた。猪が道を掘り返しまるで分からなくなった
テープが打たれてはいたが道は分からない、ウロウロとコースを探すが、急傾斜と緩い地面にスッテンコロリン、転んでしまった
ウロウロ、直登でもしようかとブッシュの少ない所を探していると左手に小さなマークを見つけその奥に管理道があった。
ヤレヤレ
        
後は簡単だ、ひたすら管理道を登ればいい、途中尾根を左に巻き込むが道はハッキリしていた。
半分は整備された階段です。尾根中程に鉄塔がありここからの見晴しは良かった。鉄塔を越えさらに登る

         
この尾根は急登だ、鉄塔を越えるとさらに急登だが尾根までは約1時間で登った。
登るとそこがカシミールで深山城山と書かれた地点、この付近が測量ポイント635mだろう、測量点は特定できなかったが目測最高地点だろう
尾根上に鉄塔道標識がある。
                     鉄塔から上の道                        尾根上の鉄塔道道標
             
少し西に山頂を探索したがやはりこの付近が測量地点だろう たぶん

次の目標は四等三角点、城山だ、尾根は雑木と植林の堺に測量杭が多く打たれ歩きよい
鉄塔の東直ぐの小ピーク上にあるはず、鉄塔は直ぐに出た 鉄塔から見晴しが良い、北に竜門山、最初ヶ峰 飯盛山、霞の向こうに高野山
南には長峰山脈の主峰、生石山からはせる山々が綺麗だ 景色を楽しみ直ぐ隣の小ピークに向かう


                            


             

小ピークで三角点を探すがあれー、少し探すが無い、山頂らしい所より少し離れた茅の中にあった。三角点ハンターだろうか小さな点名板があった
             
   
四等三角点城山の記
点名 城山 (城山)
種別等級 四等三角点
緯度 34°10′36.7945 
経度 135°26′19.1256 
標高 668.11 m
所在地 和歌山県海草郡紀美野町大字勝谷字近山653−43番地 
選点 昭和61年5月21日
埋標 61年6月20日
観測 61年7月1日
柱石長 0.63m
休憩もなく東に桧植林の尾根を進む、小さくアップダウンを繰り返し急登が現れるとその山頂が三等三角点のあるピークだ
地元の方は深山と言う。城山も地元の方は城山と言っていた

             

三等三角点深山の記
点名 深山(しんざん)
種別等級 三等三角点
緯度 34°10′48.8181 
経度 135°27′03.0326
標高 745.26 m
所在地 和歌山県紀の川市中畑字深山551−85 
選点 明治36年5月2日
埋標 昭和25年3月5日
観測 昭和26年3月9日
柱石長 0.79m
ここまででピストン予定だったが時間が早い
ここまで2時間8分しか係っていない、それじゃ勝谷(かちや)峠の確定にと思い立ち勝谷峠に下る。
地図は慎重に読んだ。この付近で少し尾根が分岐していたからだ
よく見ると測量時のテープがあった。
思ったより道が良い、状態の良い古道を下って行くと地図通り鉄塔がありその下直ぐに分岐、そのまた先に地蔵のある勝谷峠があった
ここも地図にはないが尾根道と下山方向に道が分かれている。
少し尾根道を歩いてみたが下山尾根より整備が良かった

         
地蔵右手を下って行くがここからは倒木や道が崩れ無くなったりと少し状態が悪いが測量杭が有りよく見れば道が分かる
小さな沢を二回渡るがこの沢渡り付近が少しややこしいかも?タダ沢向こうには古道跡がある。慎重に下って行く。実はショウタンこの付近の地図がない
チョット失敗、拡大コピーミスだった。マッ何とかナルさ
             
                                    勝谷峠からの下りの写真
             
                                    小さな沢と沢向こうの道
             
沢上を歩く、方向は東に東にと下ればいい。道が違えば向きが変わるとコンバスで方向だけは見ていた。左手下に民家跡が出てきた。昔はこんな所にも民家があったのか
やがて畑が現れた、ヤレヤレ、下るとソウルさんが間違ったという橋に出た
もう道は舗装がされている。下って行くと善福寺が見えた。案外近く感じた。
善福寺で昼食、大きなカヤの木に力をもらい次はユルギ山だ
 

 
            
                                       善福寺とカヤの木
             

                                   全所要時間は3時間30分だった
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ユルギ山に続く