鳴滝不動から鳴滝峠、札立山周回 
2022/02/01
単独


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地形図にリンク
前日に鳴滝不動から紀泉高原縦走の鳴滝峠越えの道点検と小作業に付き合った
鳴滝峠には立派な看板が出来ているが、整備は軽作業で悪路で状態は悪い
それでも、道整備してくださる仲間のお陰で鳴滝峠から鳴滝不動まで道が残った
一度は廃道と成り、災害級の雨が降れば道は直ぐに大きく荒れ、整備してもかろうじて通れる状態を維持するのがやっとだ 
今も、登山者の通行を呼び掛け、山仲間が整備を繰り返す
みんなが通れば道は残るり、維持されると我が山仲間たちが汗を流す
悪い道だがそれを覚悟で通れば、それはそれで楽しいものだ

と言うわけで、遅い時間から鳴滝峠を越え、淡輪林道に下り岬町青少年の森から、札立山~飯盛山縦走路の近畿自然歩道に登り、札立山から
岩倉新道を下って周回した。

  

鳴滝不動からお滝の鳴滝川の右岸道を道成に登る
最初は小さな道標が有るのみでマークは少ない
右岸道と左岸道が出会う所からは右岸道に成り、新池堰堤まで続く
途中に岩神山分岐が有るが、道標は無く、地形図は途中まで炭波線を書くのみだ

  岩神山分岐

新池から堤防を通り、道成に登れば砂州で埋まった新池の池尻に出る
  
小さなマークを追って砂州を歩く
道は流されたり埋まったりで分かりにくいがテープや石積みのマークを追う
前日に廃道から降ろした足場鉄板の橋が出る
その先で笹のトンネルと成り登る
  

池の堰堤が抜け水の無い小池堰堤の溝を超えてマークを追う
 

これが道と思うほど荒れているが、それはそれ、ワイルドで面白い
多くが登り下れば、道は段々と分かりよく成ってゆくはずだ
今の所マークを追って登れば良いが、見つけられなければおちついて探せば何かが有るはずだ
 

重ね石が出れば、鳴滝峠は近い
 重ね石と鳴滝峠
 鳴滝峠から淡輪側は道は良い
林道が近づき学校林上では道は広いがゴロ石が出る。ゆっくり歩こう

  

学校林は手入れが無いのか痛み、広場では車が止まり、小屋は傷んでしまっている
 
林道を下り岬町青少年の森から道標に従って、飯盛山縦走路の近畿自然歩道に登る
中々の急傾斜だが自然林は良い
   
道整備も良くルンルンと札立山に出れば、アララ、三角点点名を書いた支柱が無くなっている

失礼だが、三角点知識が余りにも少ない昨今の登山者、三角点標高が山頂標高と思い込んだり、点名とは何ぞや、ひどい人は緯度経度まで知らない
多分そんな方が悪さをしたのだろう
我が友人が作った力作だが残念 

   

殆ど行かれなくなった逢帰ダムへのコースは道標は残るがルートは残っているのだろうか
一度下ってみたい気がする


遅い昼食でコーヒータイムだ
ユックリと縦走路を下り岩倉新道から鳴滝不動に下る

  

不動山は見晴らしも無い山だが何時も休憩はする
廃道状態の道を手作業で刈り取ったこの道は地元民の岩倉某氏が復元した
誰が言うともなしに岩倉新道と言う

途中に現在地を知る事のランドマークして、不動岩と下不動などが有る
磐座信仰ではない
  

不動岩には小さなお不動様が置かれていた
そうそう
ヤマモモの辻で右は鉄塔道、左が岩倉新道で、岩倉新道は傾斜も有り、鳴滝不動までは少し遠いが、里山雰囲気は良いように思う

植林が出れば林道は近い
林道を右岸で下り、途中から左岸で下った

  
左岸道には鉄塔管理道から岩神山や六十谷への道分岐が有る
林道入り口まで行けば舗装路歩きも有ることから、鳴滝不動に下る険路が有る
ここから鳴滝不動に下ったが、分からなければ林道入り口から車道を下ればいい
時間は変わらない

  

一寸のつもりがマタマタ無理をする
使えば使うほど強くなる体と教え込まれてはいるが、やはり無理は無理
使えば使うほど、強くなるのは頭脳の知識

まあ適当に体は休めよう なんて
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