鳴滝峠整備と札立山
2022/03/03
3人 
 
ヤマレコ地図にリンク
去年から古道復活を目指して山仲間が、紀泉高原越えの鳴滝峠、和歌山側を整備していた
ほぼ道が見え、通行も出来るまでになったが、再度危険性を少なくするようにと点検登山に参加した
同年3人だ
和歌山市、圓明寺 鳴滝不動尊から、鳴滝川右岸を登り、新池、古池、鳴滝峠と登る

只、この道が古道である事の証明が必要で昔から道が有り、人が通っていたではの情報は乏しい
そこで、古い地図を探していると 今昔 on the webのページが検索に掛かり、和歌山市の古地図がでた
条件が整えば、webに貼れる。 神様仏様だ

先ず、古地図と現在地図の違いから比べてください
明治以前は、伊能忠敬の地図しか無かった日本は、ヤット全国を三角点で測量が完成して間もないころの地図だ
その正確さは、驚くばかりで、GPSもレーダーも精密機器も無いころの測量だ



鳴滝越えは古道である
新地図から消えたが古地図にはきちんと乗っている。
ガーミン測量を重ねてみれば僅かに位置はずれるが、見事な正確さだ 

今昔 on the web 使用法はよくお読みください 

日本遺産に登録された圓明寺 鳴滝不動にはお不動様参詣の駐車場しかありません

健脚なら六十谷駅から見返り山、鳴滝峠 鳴滝不動 又は不動尾根を登り返し不動山、札立山など周回コースが組めます
和歌山バス、鳴滝団地バス停からの徒歩も面白いでしょう
距離はお不動様まで1km程度です

私たちは下山はバリエーションです
コースは健脚向き険路で登山道ではありません。安全には登攀ギアーが必要かもしれません

  

新池に着いて、何時も見る新池展望台は見えないがとの話せば、ショウタンあそこだよと教えてくれる仲間
アララ、まるで方向を間違っていた。裏山はいつも記憶で歩くから、地図上の位置にはうとい、読図講習をする仲間は流石地形図に位置を示す
なるほど見えた。真ん中のピークだ
いつも通り池尻に向かう
堰堤から道は良いが、土砂流入で古池には道はない
マークで行けばよい
  
新池堤防を東側から回り込み、池尻の土砂流入上に入り、後はマークで進めばいい

古池の辻と場所を示し、古池堰堤から険路に入る。
古池は、大雨で堤防が決壊して水は無い
この地図の頃は古池から六十谷にも道が有ったようです。
今もわずかに道跡は残る。大同寺登山口やニュータウン登山口から登れば、小さな看板で大谷口と有る所に出た道だ 

登りは険路です
道は地図から拾うがさて正しいかどうか、分かりにくいほど荒れていたが、整備のボランティアがずいぶん整備していた
ゴロ石を並べ替え、笹を少し切り此方のルートはとか、再発見は無いかと登る
 

 
笹や竹中を登る
コースは分かりよいが険路です
慌てず登ろう
重ね岩に名を残した。和泉砂岩が重なった小岩だが、目標には良い
これが出れば直ぐ上が鳴滝峠だ


 
縦走路を札立山に、先日気が付いたが東札立山の看板が折られていた
作る人壊す人、
 
札立山で超ロング休憩だが貸し切り状態で一人が通過していった

札立山は満席も有れば貸し切りもある
縦走路の一ピークのようだ
 
ずいぶん話し込み帰路は不動山からだったが
リーダーさんは、此処に踏み跡があるとのぞき込む、すかさず地図を見れば新池の堤防に下れると言う
ジャ下ろうと言うか否や、下り始めるリーダー
早や
 
場所は地形図から参考に
最初はU字谷だが、下るほどにV字谷だ
私とサブリーダーはユックリゆっくりだがリーダーは早い
ギヤーは持たないが下れるだろうか、葛が多く利用できるところも有ったが慎重に下る
  
ワイワイ
倒木を撤去しながら下るリーダーは続く私たち二人より早い
アレあれ
ストックが落ちている。リーダー気が付くかな、と直ぐにストック落としたと声が聞こえる。
段々沢状態になると三種類ほどのテープが出て、登ったのか下ったのか、道らしい所も出るが続かない
  
 イヨイヨ険路と成りリュックを締め直せば、安全な植林道だろう物が出たがこれも続かない
沢内は通れる所は通り下る
石積みは道が有った証だが沢内歩行が良い

上でキクラゲが有ったと言うサブリーダー、天然キクラゲを知らない私、記憶に残そうと目を凝らす

と下れば下から人が登ってきた
これには驚いたが、札立に出れるかと言う
出れるが、時間は心配だし、コースはお勧めできないと言えば今日は止めようと引き返すと言う
同行で下った
 

道が出て新池堤防が出た
日当たりも良く、堤防でコーヒータイム、出合人と話し込めば、リュックからシルバコンパスが出た
おっコンパスと口が出でた私、山にはコンパスは必携ですよと当たり前のように話される
御年は80歳と言い、和歌山の労山クラブで岩、沢を指導していたようで、今も険路が好きでボチボチとの登ると言う
納得納得、とても私なら単独はしないだろう
色々と伺った。同じ町内の方だが出会っていたが知らなかったのだろうな
又の出会いを話しながら、鳴滝不動で分かれた

 

帰れば自家栽培のシイタケも2個実り、明日は八宝菜とオカンはニコニコだ
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