紀泉高原 不動谷から四の谷山、銀の峰ハイキングコース、四石山 2022/07/23 単独 |
ヤマレコ地図です ↓ ショウタンのヤマレコにリンク 2011年11月4日にも不動谷歩いています |
オミクロン株が気に成る昨今、三密は基本的に避けなければならないと、人と出会いにくいコースを裏山に組んだ JRで山中渓に行くのが一番近いが、駐車地と電車を避ける目的でバイクで登山口に向かった 取付きは、地形図には破線道は載るが、廃道近いコースで、どうやら鉄塔管理道として生き残っているようだ この取付きの谷の途中に山伏の行場か又は新興宗教の跡か、多くの石仏が厳しい斜面に有る その多くは、不動明王です。石の祠にお大師様らしい石仏が有る 今回は、準備不足で全石仏を探せなかったが、一か所に多くある 谷の名前が分からないことから、仮称を不動谷とした。 |
取付き近くで、入り口近くの土地の所有者さんに出会い、谷の事を聞くが、昔は登山者が良く登っていたが、石仏場所の事は詳しくは知らないという 昔、滝畑の住人だが、今は大阪堺にお住まいで家庭菜園に通っているとか、ご高齢の方だ 取付きは地形図にリンクしておきます 道路標識の下に1ⅿ程度の隙間が有り、笹の中を1.5ⅿ入ればJR阪和線の線路です グーグルにリンクします。標識下から入ります 写真では 線路を横断しますが、この付近のレールは消音型のロングレールです 電車の音は殆どしません 横断は自己責任で電車確認の上の横断に成ります。 線路向こうに破線道の入り口が見えます 破線道は残っていますが、決して状態の良い道ではありませんが鉄塔管理道として使われているようで草刈りは有りました 又、多分何かの生活道であったのか、明治42年の地形図に道が記されています プラ階段や虎ロープ(標識ロープ)が残置されています この石が出ると少し上流部に何かの行場跡か新興宗教の跡か分かりませんが、 右岸側斜面に沢山の石仏が有ります ごく最近まで手入れが有ったようで、清掃具や修復用か鍬、トンガ、スコップや箒などが置かれています 最高部に行くために虎ロープなどが張られていました 私は最高部とおもわれる所まで登り、石仏を写しました そこより上にも道は感じましたが、ヘルメットや登攀俱がいると感じ登る事はしませんでした 石仏です 昭和の年号が彫られていた 石祠のお大師様か?? 最高部にはヤハリお不動様が祀られているが、素直に登るにはチョットだけ厳しい 多分お不動様だろうと不動真言を勤行した。 下りに注意のいる故障した足には慎重な下りです 少し上流部に人工の滝が有ったのだろう。此処にも不動明王が祀られている 探せばまだ何体かの石仏が有るだろう 少し上部で右岸に道が変わり又左岸と変わり道らしい所を登る 途中に石積みが有った。小さな建物跡か 明治の地形図にも道が載る所から、生活道がこの破線だったのかも?? |
鉄塔道標が出るが、上に上にと登ると尾根鞍部に出る 尾根鞍部 道成に四の谷山363.0mを目指す 四の谷山には三等三角点、滝畑が有る。 多くあった山名板は外されていた 四の谷山 三等三角点 滝畑 |
四の谷山から、100m程度で紀泉高原縦走路に出る 道標から山中渓駅方面に下る 第一パノラマ手前30ⅿに山中渓駅に道標が出るが、第一パノラマ展望台下から第二パノラマへと下る 第一パノラマ展望、大阪湾から明石、神戸 等 銀の峰ハイキングコースはなかなかのワイルドで面白いコースです 難点は、少し湿りが有れば滑りやすい岩質部分がニ~三ヶ所有った 展望は少ないが、木陰の中に木漏れ日が有り涼しく感じた コンクリの椅子が出れば、そこの裏に四等三角点が有る 点名 桑原 標高 201.66m その先に第二パノラマが有る 少し木が伸び見晴らしは少ないが、それでもパノラマが楽しめる 少し引き返し下る 途中に少しコースがわりにくい鞍部が有ったがその先に道標が出た 相当踏み込まれた古道か道はトラバースで下る 最後は民家の横に下る 登山口には低山と言えども迷い人が出ている 準備は十分にとの注意が張られていた |
下山口から真っすぐ東に下る。 高速下、JR ガード下、山中渓川を渡って県道を超え、紀州街道を超えて地蔵寺に参詣した 紀州街道は観光道路、暑いが観光客もチラホラ、子供の園地、わんぱく広場も人出が有った 駐車場は満車だ 府道を南に目標の登山口に向かう 途中に関所跡が有った 関所跡の山中渓駅 高速下を超え車に注意の細い府道 写真の橋から、高速下のトンネルを超え、谷沿いを登る 登るほどに道がゴロゴロ 堰堤を越えればその上が近畿自然歩道の鞍部だ 鞍部は沢で非常時なら水場として利用は可能だろう ここから、四石山までは階段、また階段、急傾斜も有れば水平道も有るが、決して歩きよい道ではない 一応近畿自然歩道だ 此処では大汗を流した 四石山は休憩椅子が有り 二等三角点 四ツ石がある 標高は384.43ⅿ しばらく汗が引くまで休憩した |
下山は往路に忠実に下った ピストン工程をあまり歩かない私だが、槌ノ子峠から境谷、経塚の桜地蔵と周回すればそれなりに楽しいが、今日は暑さに負けた 階段事故が怖いし、足の故障が身軽さを無くした 一歩一歩と下山した 鞍部からのゴロ石帯は、石車を用心して慎重だ 県道に出て、バイクまでは50m程度だ |
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