紀泉高原
見返り山、新池展望台、小福山、大福山
2023/01/07
単独

   

天気も悪くなさそうだしと思い立ち紀泉高原に向かった
同じ登るなら弱った足の回復にと。新池展望台の修復材料で歩荷を決め込んだ
東ニュータウンから六十谷道、見返り山、新池展望台、としていたが、雨が降らなさそうで
大福山まで足を伸ばした。久々に小福山と勝手に名付けている小ピークを久々に乗り越えた
三連休だが山は静かで落ち葉の道は新鮮さを感じれば足も自然と動く

ヤマレコの地形図コース図にリンクします

目覚めれば曇っているが雨はなさそうだと、ユックリと朝食を食、裏山の紀泉高原に行こうと決めた
裏山の経塚めぐりのコースは日本遺産に登録されたが、行政よりボランティア活動がコースや周辺の整備を行う事が多い
先日来より、高齢者が札立山に一度では歩けない位置に椅子が設置され新池展望台と目標位置を言いやすい事からそう呼ばれている
その材料の竹を(シノベ竹)を少しづつ運んでいる
私の歩荷に良いと久々に20㎏を背負ってみた


登山口は東ニュータウン登山口からですが、駐車地には車が多い
登山者が多いのかなとは思った
登山口から六十谷道(林道)までは整備された道だが急坂です
一部に階段とトラバース道が有る
私は階段が苦手だ

  
六十谷道に出れば後はフラット気味な登り
私設道標だが大福山まで3.5㎞の表示が有る

急ぐわけではないが自然と足が軽く歩きは早い
  
林道終点で竹を括り、歩荷の開始です
見返り山で一休みだが見晴らしはガスで見えない
春霞にはチト早いが

日本遺産に登録されてから悪戯が増える
早く道標整備をしていただきたいものです
見返り山は古くは、金剛童子と呼ばれていたようです
其の証か、経塚時代の土器の壺の欠片がでて紀伊風土記の丘博物館に届けています

標識に従って札立山に向かう途中に、新池展望台がある
 
二人のボランティア活動の方と出会い展望台で長話だ
井関峠コースの整備もなさったとか、倒木撤去の材料で橋を修復できないかとか話は長い
そこに、爽やかな青年が二人、立ち止まり話せば登山意欲も強く健脚そうだ
私のスマホに天気予測のアプリをインソールしてくれた
これは役立つと、今日もアプリの威力を信じて大福山に向かう事にした
 
ボランティア活動の方と見返り山でわかれ、雨は20分で止むのアプリ情報を信じて、木の下のベンチで昼食だ
これまた、爽やかな二人組の方が飯盛山から帰る方に出会った
健脚そうだ
  ささやかなカップヌードルとゆで卵

ユックリとの行動だ
落ち葉が綺麗な縦走路
奥辺峠への階段は苦手だが、少し傷んでいた所の整備が有った
今日は奥辺峠では休まない
情報によると、奥辺峠から八経ヶ岳が望めるのかもと、地形図から見た方の話を聞いた
一度確かめてみたい

  

背負子のみの気楽な長靴をはいた登山だ
人と出会えば??だろう
急ぐでもないが、予想は当たり雨が止む
誰にも出会わない。
久々に、大福山の双耳峰の南ピークの俗称だが小福山ピークを越えてみようと思い立つ
大福山て前の山頂に高圧鉄塔が建つピークだ
何度か上り下りしている時は踏み跡も有ったが、それは無かった
ピークの図根点の石は今も残る
見晴らしも良いが、真ん中は鉄塔だ
  

鉄塔管理道を下る
バイクの轍が有った。
バイクが登ると必ず階段が壊れ道が傷む
又修復するボランティア活動の方達

ここは関電の階段だ

下れば若者が登られてきた
地蔵前で話せば、大福山は何処ですかとの事
この上ですと話すと、初めて来た歩きよい道でねとおっしゃる
大福山に登った
少し大福山の歴史を話させてもらった


山頂の名号石は地蔵横に有った事、山頂には千手寺が有ったとか、千手寺が灯篭谷に下った時の石の屋根を谷から引き揚げてきた
その笠石がこれだとか、昔は見晴らしの無い山頂だったとか、云々

経塚跡は何所とは分からない論争に終止符が打たれた
行政は大福山を経塚跡とした
北側の経塚は元々??でしたし、今は知る人も少ない弁天窟跡とした所に、灯篭谷から持ち上げた南妙法蓮華経と書かれた石柱が有る事
元々窟そのものも??だった
石柱は今も有るのかは確かめなければ分からないが、賑やかなことだ

若者は足が速い
先に下山する

私はユックリと登山口に下った
  
 六十谷道各分岐には道標が有る
早く行政の物が建ってほしい
今も細々と道は守られるが、枝尾根はヤハリ通行者が少ない

東ニュータウン登山口の少し手前にトラバース道がある
鉄塔管理道が出来階段路に成ったが、私が初めてここから登った時には階段は無かった
その一部に、トラバース道を復元した
何人かが時には通られているようだ



今日も楽しく登れたことに感謝だ
あと何年紀泉高原に登れるか?
75歳を一期と決めてはいるが、後期高齢者にあと数十日、この一期の後の生き方が楽しみだ
良き先輩方を手本に次の一期を楽しみたいものだ
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