葛城山でロープワークの練習と
成高峯
 2023/03/03
黒潮クラブにて
 
 ロープワークの自主練を葛城山で行った
先ずはシュリンゲでの簡易ハーネ3種、ロープの結合、シュリンゲの結合、シングルロープの残置しない方法、
一重繋ぎ、二重繋ぎ ラビットノット、バタフライノット フリクションノットはクレイムハンスト、マッシャーにブルージック、
斜面のトラバースに三分の一引き上げ法、コンクリートブロックで衝撃荷重の体験、
クライミングではないバリエーションの緊急のロープの使い方、等々
ロープを間違って使えば即事故に成る。慌てず急がず確実にをモットーにワイワイ、
山歩きのおじさんものぞき込みワイワイ、山は楽しい

昼過ぎに練習は終わり、チョコっト成高峯を歩いた
最後は、春の山菜の王様、フキノトウを探して一日は終わった

成高峯の登山口、笠田辻に向かう
小さな周回でも結構楽しめる成高峯、三重滝付近から取りつけば究極のバリエーションだが笠田辻からはルンルンだ
  
どの行政が作られたか道標はバッチリだ
古い道跡整備が有るがその後は薄い
道は大きくジグザグと登り最後は直登に成る

  
下山道標だが笠田辻の表記が有る
笠田辻は知らないが取付きの登山口だろうと思っている
深山シキビも花をつけだした
山野草も有る山だろうが私には分からない
   

植林から自然林に成る
境界杭だろうがオッ三角点と思う石柱が出る
後ひと登りで山頂だ
山頂には三等三角点が有る
幾つかの山名板は有るが三角点名を記するものは無い
点名は平野、(ひらの)
標高は809.59
北緯34°20′05″.5711
東経135°26′53″.3295
点名は真南の平野集落の名を取ったようで、明治の時代に平野の方達が点石やその下の台石など持ち上げたのだろう
点の記を見れば、歴史の一端が見えてくる
山には知らない事が多いが三角点は点の記に楽しさが残されていることが多い
所在地 和歌山県紀の川市切畑字葛城969番2
所有、紀の川市共有地
選点、明治36年5月20日
埋標日不明 測量日不明

ピストンでも良いが北側の黒実線の道まで尾根に有る破線を下る
黒実線の道は林道で舗装も有り歩きよいが、尾根はややブッシュ気味で破線は古い古道のようだ
北側の下津川集落の古老は親しみを込めて、ああ、ナリタカサンへ登るのと話されたことが有る
北側の谷には三重の滝や奥の宮、稲荷社、聖宝の滝などがあり信仰の山だったのかもしれない
北側から直登も面白い山だ

  

測量跡もある道だ
大切な林道だろうな

地形図から現在地を楽しみ、ここにも道が有るなんて
この尾根は踏み跡が有ると、けっこう楽しみなららチョコっと足慣らしの成高峯周回だ

何の花の跡かな


1時間50分程度の周回だが足慣らしには良いコースだった

帰路にヤマブキのフキノトウなど探しながら下山した
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