和歌山市加太、国民休暇村の砲台跡 2023/0828 単独 何十年ぶりかでNHKの朝ドラを見ています 気まぐれにいれたNHKチャンネルに写ったキイジョウロウ花にバイカオウレン 花に知識もない私には、この二つの花に特別な思い出が有る 同山岳会で山歩きの際に思い出を作った亡き山友の女性のの思い出だ そんな事から、NHKらんまんに少しはまっていった その中で、日本の固有種、ノジギクが出て、調べれば兵庫県の県花とか 兵庫県神戸、六甲付近が北限とか、海ひとつ向こうの兵庫県に有って和歌山県に無いはずはない 先ず距離が一番近い加太に向かうが、相談した花先生は、昔ハマカンゾウを加太国民休暇村で見付けた その種子の花を庭先で守り続けている。これも探してみようと加太に向かう |
和歌山市加太から大川は瀬戸内海国立公園の内だ 地形変更も開発も少ないからと期待しながら、バイクで深山地区の公園の駐車場に向かった 駐車場正面から国民休暇村への車道を登った ハイキング道指定らしく各位置までの距離道標が有るが、まず歩いて登る方は少ないだろう ノジギクが有ったとしても開花には早い 道横を歩いてゆけば、それなりに野草が咲く 小さな花が多い野草だが、ハマカンゾウは百合並みの大きさが有る 有れば分かるさ ヘクソカズラ、ナツフジ、ゲンノショウコウ、センニンソウ、ツユクサ、クサキの花、ヒメジオン、コマツナギ、 どの花も見れば綺麗だが特別視されない野草や木だ 古いカメラを使い切る私だが、ヤットマクロの写し方が理解できだした 練習も兼ねてパチリ どの花も魅力的だ 聞いていた位置にハマカンゾウは無い 時期が早いはずもなく、道拡幅で消えてしまったのだろうか もう一回行く必要を感じている ハマカンゾウの花 ハマカンゾウは葉が枯れないし、葉の厚みが有りますが、花先生は花だけでノカンゾウとの見分けは難しと教えてくれた ノカンゾウは冬には葉は枯れ、ハマカンゾウは枯れないとか 来年のノカンゾウの花を咲くのが待ちどおしい で ノジギクもハマカンゾウも有りそうになく、加太砲台跡をハイキングで廻ってみた 友ケ島のように広範囲ではないが、ジブリの撮影に使えそうな負の遺産、戦争の面影を残している 今は観光資源として使われるが、マア今思えば幼稚な考えだったのだろうか 只、今も昔も姿を変えない、加太海峡はメチャ美しく、展望台からの景色は是非みてほしい と言いながら、写真を忘れるショウタンだ |
地形図を持たなかった 道標に載るコースを歩いて浜に出た そんな負の遺産の中で隠れるように赤レンガのトンネルが有った 浜まで出れるのかと、携帯の明かりでトンネルに入った 床が少しおかしい、奥に突き当り足元がオカシイと気が付けば、それはコウモリの糞で盛り上がっていた 爆破で崩れたのかトンネルは行きどまった 頭に振れるようにコウモリは飛び立ったが、すごい数だった |
浜まで道の整備が有る 最短で歩けば駐車場地点から10分程度か 浜遊びも楽しいだろうが、遊泳は怖い水流が有る 潮の満ち引き時には小型船なら逆らえないほどの海流が有る所だ そんな中、先ほどのトンネルの出口は無いかとみて見たが無い 話に聞いた事が有る。戦争時の海軍が海峡を潜水艦が通らないかと、聞き耳を立てていた聴音室が有ったのだろう 排水設備だけが残っていた 浜には浜独特の植生が有る 今日は、ハマナデシコが厳しい崖に咲いている 厳しさゆえに美しさが目立つハマナデシコだ 山頂まで歩く ランチでも食べたいが、レストランに入れば異端児だろう 山頂から引き返し帰路についた 国民休暇村ホテル |
戻る |