湖南アルプス 笹間ヶ岳の花

2023/09/03
3人


駐車場のグーグルマップ

ヤマレコ地形図軌跡にリンク

初めての滋賀県湖南アルプスにある笹間ヶ岳に登りました
前日のお菊山での話から急に決まった話です
私は十分な下調べも無く、たった430mの山と侮りましたが、コースはワイルドで石の山
花崗岩が風化したり水が出たりとワイルドで楽しい山だが、人気が高いのかコースは過剰利用の状態に思った
目的の、サギソウとミミカキソウは探せたが、皆様が写している多くは探せなかった
楽しい里山のコースだが、県立公園内だが第二名神高速の工事を見れば、自然は何処に何のための県立自然公園かと思った




平日なら混雑するR24も日曜なら朝早く出れば、R163から和束町、宇治田原町、大津市と入れば景色も良いドライブ気分で田上公園に着いた
和束町の茶畑の景色はメチャ綺麗だった。運転担当のGENSUKEさんの高級車は自動運転とかも有りスイスイと走った
有難うGENSUKEさん

田上公園の小さな駐車場は満車状態で、最後の一台だった
駐車場横にはトイレが有るが登山者の為ではない
紙様が切れていることも有るようで、利用には紙様をお忘れなく ( ´艸`)

公園内の歩道を南東に天神川沿いを歩き、車道に出て、第二名神工事中の下を通り、登山口に向かう
一部の登山コースは利用できない所も有るようでしたが、私達は道標通りに通ればOKでした
  

登山口にも小さな駐車地が有るがすでに満車でした
登山道は思ったよりワイルドで少々オーバーユースかも知れない
目は小さなミミカキソウを探す
先ず出たのはノギランの開花跡だが案外綺麗だ
今日こそ接写を成功させなくてはと、露出、測量場所、手振れ等々慎重に合わすが半自動だ
 

少し登山道に水が流れる
こんな場所には花が多い
私は、モウセンコケを鵜の目鷹の目でキョロキョロ、ミミカキクサが有ったと先に行くKURINEさん
必死でピントを合わすが上手く行かない、慌てないあわてない
 
紫色でムラサキミミカキクサだろうか、可愛い顔した食虫植物だってね
仏河原は湿り気の有る所が有った
小さなイトイヌノヒゲらしい米粒ほどの花が咲いていた
  
何とかピントが合った
嬉しいね

登ってゆけば湿地帯が出た
小さな沼にサギソウ、そしてミミカキクサの群生が有る
踏みつけないよう、転ばないよう、コンデジで頑張る
 

ピントが有ったことに満足だ
色々と野草出るが、まだ名を書くほど知識は無い



そして目標のサギソウが白い羽を伸ばす
  

岩質の山に沼地や泉、小池が有る
植生は豊かなようだ
  
 
コースはボランティアさん達が整備されているようだ
手に鎌を持った方が下ってきた
道横の羊歯が刈り取られていた

大谷河原に立ち寄ってみた
伏流水が湧き出る泉が有りその横でサギソウが踏まれて痛々しい
写真撮影のためだろう
大きな団体さんがいた
ここは最低ロープ囲いで立入れない部分を囲ってほしいな


道成に三角点の有る山頂に向かう
道はワイルドだ
風化した岩が削れ掘れ込みワイルドさが増す
山頂まで道標で登った

  
三角点、大岩下で昼食を楽しむ
どうしても水分の一気のみがしたくゴクゴク、一気飲みは暑さ対策や熱中症には効果は薄いが、我慢しきれない

三角点の記
三等三角点 点名 権現山
北緯 34°55′05″.7788
東経 135°56′21″.4101
標高(m) 432.94
所在地 滋賀県大津市田上関津町字笹生嶽一番
白山神社軽内
設置 明治22年6月25日


山頂には大岩が有り梯子で登ったり鎖で登ったりできる
鎖で登ろうとしたが、傷めた肩に痛みが有り梯子で登る

どうやら大岩は白山神社のご神体の磐座のようだ



岩上から琵琶湖を眺めて下山する

道標に従ったが、少し来た道を引き返して下るバリエーションルートが有るようだ
またの機会に下ってみたい

  

大岩下の祠は白山神社なのだ
点の記は、色々と教えてくれる

下りもワイルドだ
鳥居など出て下れば、林道に成り舗装路を下った
  
 舗装路は無風でこれは暑い
時々は風も受けるが、フー暑い

急に道が広く成れば、それは第二名神の工事用取付け道だ
そこからの山を削った景色は、地球を殺すのか、と言いたいほど痛々しい

便利さも良いが、交通政策は何とかなら無いのだろうか
まあ、出来上がれば私も通るだろうが、ウーン
  
車道に出て、天神川沿いを駐車場に戻る

田上公園の中にも、野草が綺麗に咲いていた
  
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