葛城28宿経塚二番とノジギクとリュウノウギク探索 2023/09/17 単独 西ノ庄駅から葛城経塚二番に向かった コースは生活道の車道だが、村中は古くからの道でその面影を残す 周辺は砂地で私には分からないが植生は少し違うものが有るだろうと思っている 和歌山市周辺で、ノジギクを探してみたいとハイキングをかね街をぶらぶらした ヤマレコ地形図にリンク |
西ノ庄駅は無人駅です 車では駐車地は有りません 村中の小道が生活道です 駅横の道を北に進み、旧加太街道に出れば西に向かう とすぐに 禅曹洞宗と書かれた石柱が有った 珍しい宗派のお寺と路地を入るが?? まるで民家風のお寺が出る 屋根瓦はお寺だが 門を入れば左に地蔵堂、その横に仏足石と言う足跡の石が出た 横で初老の老人がくつろいでいる 少し言葉が不自由そうだが、話し込めば聞き取りよくなり長話になった この寺の住職で寺はボロボロになり瓦を残し檀家の皆様とお寺を修復したとか 何処の石はと聞けば 仏像が今の形になる前の物で、名は仏足石と言う これはブッダガヤに有るお釈迦様が悟りを開いたと言われる菩提樹の木の側に有るそうだ それのレプリカを大学の同級生が寄付してくれたそうだ 上右端は、ルンビニに有るお釈迦様の誕生の足跡とされる足形 仏像は足形から始まり今の形へと変わった言う住職 ブッダガヤも訪れたと言う修行の僧侶みたいだ 昔ルンビニにて写した菩提樹の木の下で 足の故障が無事に歩けますようにと仏足石をなでる |
和歌山北高校西校舎に向かって歩く 幾分かは涼しくなるが、汗はポタポタ 道横に佛国山西念寺、葛城山二の宿観音の石柱が出る 西念寺に入って見る 大きなお寺だ どうやら寺の参道と言うより二の宿への参道と言う事のようだ 二の宿の位置は二ヶ所あるようで、一つは 二の宿観音跡と神福寺跡のようだ 葛城経塚二番の神福寺跡には史跡道標が有るが二の宿観音は道横に石柱が建つが、寺跡には行く道は無い 二の宿観音下に有る石柱(道横) 北高校西校舎に向かって歩く 水が不足かもと、畑に有る井戸の水が飲めないかと、作業中の方に尋ねれば 上の北高校が出来た時の(当時は和歌山西高校)開発が原因で井戸の水は濁り水量が亡くなり、オマケに畑の水はけが悪くなったと言う 山の開発と言うのは自然に与える影響が強いようだ 結果呑めないと言う事だ マッ販売機を探せばいいさ なんて |
リュウノウギクやノジギクは悪環境にも強い花とか 削られた道斜面に有るかもとゆっくりと歩き探すと、菊の花がコンクリの割れ目に出た 素人に葉でわかるはずもないが勉強の為と一枚二枚ポケットに入れた ヨモギも悪環境に強い もう花を咲かす |
林道から二の宿、経塚跡への分岐に、葛城山二の宿観音の石柱が建つ 意味が分かりにくい所だが、その真上の山中に墓石が無造作に転がっている 炭焼き小屋が有り其の作業主に墓石の話を聞き及んでいた私だ 100m程て前の所から尾根に乗り向かう 古いテープが有る ヤマモモの木に巻き込まれそうな燈篭の石と倒れた墓と仏像が遭った 土に埋もれた何かもありそうだ 倒れた仏像と墓を台石に載せ立てた 良いか悪いか分からないが気持ちがそうさせた 仏像には寂尊墓の表記が有った 少し小高い所から降り口を探していると、古い物らしい階段が有った 階段で下り、炭焼き小屋の中を通らせてもらった |
生えこんだ轍の有る道の両側に野草が幾つか咲き、野菊も有る ゲンノショウコ 形の揃ったノコンギクは美しい 草の間からゲンノショウコも花を咲かす 菊の葉は、かたちは似ていても 姿は違うようだ 花が咲くころにまた来よう リュウノウギクとノジギクなら嬉しいが、そう簡単には見つからないノジギクだろう 和歌山市にノジギクが有ったと言う記録が残るが、標本が無いそうで標本が無ければ花は無いと言うそうだと花先生の言葉だ 経塚二番に行き 分岐まで戻り、四国山から加太駅に下ろうと思っていたが、ガードレールに隙間を作っている 覗き込めば尾根に道を感じた 目標の電柱 悪い癖だ 下ってみよう 地形図は尾根下に黒実線が書かれている 行けるだろう 尾根先で急に雑木が多くなり急傾斜だが下れるだろうと下ってみた 何処かに道が有るのだろう 下り切れば、日本ミツバチの巣箱が有り、巣別れでもするのかミツバチが巣箱に群がる 所が道は生えこみ??これを運んでくるにはこんな生えこみは通れない・・ 道の上に乗るが道らしくない ブッシュ覚悟でつつじが丘団地側に突っ込んだ 少し道らしくなり踏み跡が出た 大きな溜池が載る地形図、 ブラックバスでも釣る人たちが歩くのかハッキリと踏み跡に成り、池にも下る跡が有った 道は地形図通りに成り団地上の道に出た 珍しくも無いだろうが、ヤブミョウガとかセンニンソウ、ノブドウなどが有った |
つつじが丘団地はスポーツ設備が多く有って、散歩道だろうか遊歩道が有った ねむの木の道と有る これを下ろう。 途中にタカサゴユリか、赤い筋の入る百合が出たが、筋の色は薄い 純白ならテッポウユリだが、テッポウユリとタカサゴユリの交雑種が多く有ると言う タカサゴユリの多くは、交雑種のシンテッポウユリだそううだ 人が作り上げた種だそうだ 車道から西ノ庄駅に向かう 車で加太駅に通勤もしたことが有るが、そのころと道が変わり記憶も薄れ道は思い出せない 磯ノ浦駅と書かれた看板から村中に入ったが、記憶は薄い 右に行けば磯ノ浦、左に行けば西ノ庄駅だが、西ノ庄駅をぐぐると西ノ庄は近そうだ西ノ庄に向かった |
今考えると二里ヶ浜駅が一番近いのだ 街中の景色を感じ、兵庫県の県花のノジギクを調べれば、悪環境の浜の側や小さな空き地にも咲くと出る 放棄畑や砂地の広場などに菊が無いか見ながら歩く 菊類は無かった 又、暇暇に八幡前駅から磯ノ浦駅間の浜辺近くを歩いてみよう 広い河西公園内にポツンとあるかもしれない 良い散歩が出来るだろう 又グーグルさんに見てもらおうと菊の葉を持ち帰ったがわかるはずがない 山と同じで、目標を持てば花探しも楽しいものだ |
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