和泉葛城山、古道めぐりと花
2024/06/24
二人



ご近所の花好き奥様と紀泉高原の和泉葛城山に行った
和泉葛城山は山頂まで車道が登り、冬季以外は景色を楽しんだり、
食事を楽しんだり、山頂の軽ハイキングを楽しんだりと多くの方がおとづれる
大阪側からは自転車で登られる方が多い
私達は軽ハイキングで、イナモリソウの花を見たいと近畿自然歩道を歩いた
結果は、時期が遅く花は無かったが、野草を多く楽しめた

 
 予報は雨だが、梅雨に咲くササユリは可愛だろうと雨対策で山頂に登る
トイレ前駐車場に止めるが車はゼロ、誰もいない

先ずは近畿自然歩道を鍋谷峠に向かう
思ったほどぬかるんではいないが、登山靴を履いていないと危険だろう道だった

笹の中にササユリが綺麗だ。

何処にでもある花だろうが、いざ探すとなると見つからないものだ
  


山アジサイのムラサキは絵にも描けないムラサキでつい立ち止まる
オカトラノオはこれから花を咲かそうとツボミが開く
道標が出て鍋谷峠に従う

田の畔などに良く有るオオバコは、庶民漢方薬の草だったが、今は忘れられがちだ
私も、花に興味が無い頃は花を咲く事すら知らなかった
トチバニンジンは根にニンジンが出来るのかな?
梅雨はキノコも多いが、毒有りと無毒、食用などは殆ど分からない
写真で楽しむキノコだ

  

目的のイナモリソウは見つからない。
コースを横切るようにモトクロスバイクが縦横無尽に走り、山を彫り込み山肌を荒らす
何所が道やら??と考えてしまう
登山者のマークがたよりに成る所も多かった
倒木が出だす。撤去出来ないかと考えたが、タブン撤去すればモトクロスバイクが通り歩けなくなるために切り取らないのだろう
膝が悪い私には苦痛だったが、それが良いだろう
 

コアジサイのようなアジサイが有ったが香は無い
ハエドクソウも小さな花を咲かす


私の合気道の師範は、物を探すときには無い無いと言うな
有るから探すのであって、有る有ると探せと言う
実行はするが無いねー
葉っぱが見つかった。多いとは言えないがソコソコの数が斜面に有ったが、花期は逃がしていた

 
イナモリソウ

もう少し先までと石柱道標が有る地点まで行ったがイナモリソウは無かった
今年見ていないイチヤクソウが見つかったが咲き終わった後だった
 

引き返しにも探すが見つからない
花期は完全に終わっているようだった
途中でコンビニサンドでお昼とした
引き返す

 

カキノハクサと今年芽を出したのだろう檜の実生が可愛い
横に檜の実が落ちていた。100年1000年と生きる檜もこんなに小さい時が有るのだ 
紀泉高原のスカイライン迄引き返し大阪側に下る
遊歩道ではなくその下に古い道が尾根を通る 
その入り口にクモキリソウやウメガサソウなどが有る
特別美しい花では無いが低山では見かけない

  

山肌にギンリョウソウが芽を出す
 

道は尾根に成り笹中の道を歩けば三十丁地蔵が出る
この尾根もタブン経塚めぐりの道だったのだろう
経塚第10番

大威徳寺まで三十丁と言う事なのだろうな


引き返し又、花の咲くころにおとづれたい
チョコット雨の間の花探しトレッキングも楽しいものだ
戻る