紀泉高原の三国山

885m界隈の花を探して
3人
 
 

花に詳しいシルバーボーイさんとヤマレコのungaisoutenさんお二人に付いて花勉強です
老いては山も選ばなくては事故も怖いし体力もおちた。
そんな中、歩く目的に花を探すのも良いと老いた頭をフル活用して今は名前を覚える事に必死だ
今日も紀泉高原の宿山から三国山のマイナーな道を歩いて花を探した
 

最初に宿山の取付きにコウヤハンショウズルを見た事が有る話から、直ぐにコウヤハンショウズルの花跡の種を教えてくれる
その下で、小さな花を咲かすツルニガナの花の特徴を教えてくれた
この小さな花のガクに腺毛が有るのがツルニガナなんて、手を取って教えてくれたが、さて記憶は何時まで有るだろうか (^^;)
 

帰って写真を拡大すればなるほど腺毛が有る


ウバユリの蕾が有る
何も知らなければウバユリはまだ咲かない程度しか思わないショウタンだが
ungaisyoutenさんは、種がはじけて8mも飛ばすと言う。
それを知ると自然の力は凄いと思って又花あとを見てみたくなる


 
 
 今日一番見たかった花は、ナツノタムラソウだ
昨日まではアキノタムラソウを写そうと頑張っていた
調べれば小さな花らしい。特徴から探せるだろうと頑張っていたが見付けられなかった
そんな時に、電話で特徴を尋ねようとシルバーボーイさんに訪ねた
同じ山域に行くとの事で遅れて行く私を待っていてくれた二人だ
宿山下に有ると言うが、草刈り掃除で無くなっていたが、いとも簡単に見つける小さな夏のタムラソウだ

花を拡大してみた


ナツノタムラソウとアキノタムラソウ



色も形も違うように見えるが同じ種なんだろうか

和歌山の黒〇にも有ったはずと言う、ショウタンの行く山が一つ増えた W
 

道沿いに5mmも無いだろう花が咲いていた
二人は花を眺めた
ヤマトウバナと言う小さな花だ


三国山から槇尾辻の縦走路まで尾根で下る



林道歩きになるが、林道沿いにも花跡が濃い

イチヤクソウとウメガサソウ
よく似た種のかたちだが葉はまるで違う
なーるほど
 

 
 

 舗装林道まで登り返せば、メヤブマオウなんて覚えられそうにない名を言う二人


雑木の中に鈴なりの実をつける木が有った


アレは何と言う前にキブシの実とおっしゃる
キブシの花は実のように見えるが、このような実をみのらす (^^;)

アキチョウジが咲き始めた
目ざとく教えてくれる


何の変哲もない花達だが、探す面白さ、姿の面白さ、花達も生きる形をそれぞれ持っている不思議
山を歩く楽しみが増えてきた \(^o^)/
 
 最後に場所を書くのは簡単だが、写真を写す為に花を踏みつけたり
株を持ち帰ったりと悲しい話が目立つ昨今です

オオキツネノカミソリの群生地が見つかるが
すでに、花畑は踏み荒れてきた
道沿いのヤマジオウも靴跡で荒れていた
花を守る意味からも場所は非公開です
 
 
オトコエシ
 

リンク

戻る