不動小屋山尾根踏査
2024/08/18
単独





釈迦ヶ岳旧登山道の踏査で時間が余ったので単独で不動小屋山に伸びるであろう林道を踏査してみた

林道は1060m付近まで伸びていたが、その先は間伐材の尾根と成り登りコースは失敗だ
再度行くならもっと下から1215mに直登する方がスマートかもしれない
標高差は200mを切る。急傾斜でも登れるかな
  
林道栗原線横の平地に車を止めて新林道に入る
林道は出来たてか歩くに土は柔らかい
車は通っていないようだ

途中で林道分岐など有るが、上に続くであろう方向に歩いた
相当上まで続くと見たが 標高1060m付近で終わった
引き返そうか迷う所だが、尾根まで150m程度、一時間も有れば尾根に登れると見て取付いた
間伐中の斜面だ。何処かに杣道か踏み跡が有るだろうと簡単に思ったが、それが無い
50mほど登ってしまえば、引き返すより登りだ

 何処をどう登るかより、何処に倒木の隙間が有るかに集中する
直登はあまりにも急傾斜で、間伐材を乗り越える事が多い。
隙間隙間と上に向かった。アホヤ

地図を見る事も無い、上やと時に打たれた森林テープを見つけては登る
1200m手前でヤット歩き良くなった
上に開けた所が出て、そこを目指して登ったが、左手のカールのような谷が登りよいだろうと方向を変えながら登ったが大差は無い
  

尾根に出れば自然林が美しい
不動小屋山と言われる1334mに行きかけたが、三角点が近いと、先ず三角点い向かう

 

最近同行が無いが宝来の鈴さんが点名を書いた板が有った
文字は消えてない

横に杭瀬と書いた点名版が出た

下調べが無い三角点だ
後日、点の記を調べたが崩し文字が読めずに、中国語に詳しい山仲間に解読をお願いした
ヤハリ全文は読める状態では無いようだ

点の記の道順の解読は

深仙辻ヨリ釈迦ヶ岳に至リ 十津川村大字旭字勢井ニ 四丁西南ノ山脈を行く
約三十五丁〇〇(判読不明) 右側丈脈オク(奥?)行ク 三十丁 本点二達ス
置ナレ〇道端〇〇

と解読してくれた

太古の辻は深仙辻と行ったのか
旭からではなく、前鬼から登って来たようだ

三角点は明治の記録を残していることも多い



体力が残るうちに、一度このコースで釈迦が岳に登ってみたい気がする
せめて古田の森まででもいいだろう

1334mの不動小屋山ピークとされる地点まで行こうとしたが、往復600m、時間切れかもと下山した


下りは
山仕事の方が残した杣道にテープが打たれている
標高差も少ない
その尾根を下った
 

テープを追えば杣道が有る
テープを追えばルンルンだが、不動小屋谷が見える所から、傾斜が急で持つところも少ない
ウーン、これはロープ懸垂かとコースを見れば赤テープが岩を巻くように打たれていた
慎重にテープに沿えば、厳しいコースだが、作業用に道が作られ、橋やロープ補助も有る

  

ヤレヤレ、2m程度の岩は木を持って下った

尾根先の写真

  
 

林道は直ぐ上だ


車まで歩いたが、下山者の車は来ない

マア、コースは失敗だろう
又、機会が有れば再度踏査をしてみたい所だった
 

林道に出る所と 新林道入り口
戻る