お菊山のミヤマウズラ
2024/09/05
4人



紀泉高原のお菊山にミヤマウズラを訪ねて登りました
特筆すべきは、野の花を愛でる女性3人と尋ねましたが、その大先輩は86才と83才です
距離は短いが、この時期に暑さも構わず私より足元は軽い
リーダーは若いが、探す目はリーダーより良く見えたようだ W ( ´艸`)

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登山口には駐車場は有りません
入り口の凸地に路駐です

林道を南に入ります
 

倒木は有りますが整備され通りよくなっていました
又、バイクが入っていましたがバイクの通行を禁止したようです

道沿いには野の草の花や、コクランの花が有りました
大雨で斜面のコクランが土砂とともに道に落ちていたのを、斜面に戻しましたが無事根着くかな

  

コクランと ヌスビトハギ

  
ネズミムギとチジミササ
 道は分岐しますが道標が有ります
分岐で林道は終わり、少し荒れた谷道を登ります
今回のコースで年齢的には危険と思われますが、岩、沢をこなした経験は足元が軽く歩かれています
 

少し傾斜が出てきます
年齢的には険路です
私も険路と感じました

  

途中でお菊山が見えだします
尾根縦走路に出会い道標でお菊山の伝説の地に出ます
思ったほど風は吹きません
お菊とは豊臣秀次の娘。 大阪夏の陣で討ち死にした夫の仇討ちのために、徳川軍勢の様子を知らせるために男装して大坂城に入る際に、この山で黒髪を断ち、髪と鏡を松の木の根本に埋めたという伝説があるのがこの山だ。

縦走路の尾根でミヤマウズラの小さな花を探しながら歩きました

  

夏場の少雨が響いたのか、去年見た場所では花は咲いていなかった
多年草ですから枯れる事も無いでしょうが、場所の思い違いかもしれません

所が83才の女性は目が良く、次々と開化の無い葉を見付けると、ヤット花の咲いたミヤマウズラが見つかりました

 

花に詳しい方はおわかりかもしれませんが、花そのものは小さく最大5mm程度でしょうか
マクロレンズが発達したコンデジや携帯カメラで大きく写せますが、小さな花です

環境にも左右される花です
そっと山奥で咲くミヤマウズラを楽しみましょう
  

新家駅に下る道の休憩所でお昼を楽しみ、可愛いミヤマウズラの話でワイワイ

下山で引き返しますが、マタマタ行儀良く咲くミヤマウズラを見付ける大先輩、ワイワイと写真に収める
注意すべきは、花の付近に実生の物が小さく芽出しています
接写しようと近づき踏みつけてしまう事です
私は、カメラの倍率を上げ写します
その方が接写よりうまく写ることが多いです
焦点深度を絞ればピタリと花に焦点を合わせれます

手振れはストックなどに合わせれば防ぐことが出来ますよ

帰路にウグイスの巣跡を見付けます
田舎育ちと言う先輩は山の中の物には目ざとい

  

今日も楽しくお菊山を楽しめました

\(^o^)/
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