紀泉高原
鳴滝不動から鳴滝峠、岩神山谷道を下る
2024/11/15

二人
 


1908年から1912年の地形図に軌跡を入れてみました
地図クリックで広域地図にリンクしました

この頃は生活道として道が記されています
今は登山者もほとんどいなくなり笹が生えこみ道は抜けその姿をほとんど見ることはできません
しかし、このルートに挑戦する方や、このコースを復元しようとする方達の力で今もかすかな道跡が残ります

この道を数年前に整備に加わり復元しましたが、あっという間に笹が生えこんでいます
今回は、新しく挑戦された方が目立つマークを残してくださっていました
ホームページの片隅に記録を残したくアップいたします
 この地図はヤマレコ軌跡です
古い地図では位置がずれていますが、GPSが無いころに測量による地形図の完成度の高さには驚くばかりです



 
紀泉高原下の鳴滝不動は、葛城修験第三経塚群の中に入ります
下の空き地駐車場には2台程度の駐車が可能です
お不動さん参詣者は5台程度の駐車場が有りますが許可がいるでしょう?
お不動さんの日の毎月28日は満車ですが、普段はガラガラです

https://maps.app.goo.gl/zHQXviKzwAhxcEE8A


お不動さん駐車場から直登で鳴滝林道に出れます
斜面のお堂にめがけて登ります

鳴滝林道を新池に向かいます
途中に岩神山方面の分岐が有ります
  

林道を道成に登れば新池の堤防に出ます
堤防端の山すそに鳴滝峠の案内が出ます

何度刈り取っても生えこむ笹中の踏み跡を池尻まで行き、池尻の堆積地に入る

  

堆積地はマークは有りませんが、ほぼ中央を行けば写真の橋が出ます
整備が有れば、正面まっすぐが道ですがすごく生えこんでいました
新しいマークは川沿いにマークが出来ていました
私たちは笹中を突き進みました
マークの道は確認していません

  

這いながら進む状態でした
枝切ばさみで少し切り払いましたが、その効果は無いです
新しい高級自転車が乗り捨てられていました
盗難車かもしれません
古池の辻に出ます

そこからウテビと呼ばれる溜池のオーバー水を流す川に降りれば写真の道が見つかります

  

分かりよいマークが出てそれを目当てに登りましたが、倒木で道を外しました
少しはブッシュですが道を感じます
テープを追いました
  

マークは何種類もありますが、森林テープのぶら下げが一番目立ちました
ロープなどが出ます
重ね岩手前で大きく道を外し、道らしく倒木を切ってりしてしまいましたので一応道はふさぎましたが、注意がいるでしょう

重ね岩が出れば直ぐ上が、鳴滝峠です

 
鳴滝峠から岩神山までは縦走路です
現在は歩きよい道に成っています
途中の新池展望台で昼食にしました

  

見返り山を越えて六十谷道に出て、岩神山分岐から岩神山手前の道標から鳴滝林道に下ります

 
 
鳴滝林道に下る谷道の名はわかりません
ここも、整備する方がいなくなれば荒れたり又整備されたりを繰り返しています
行道さんと言われる方が整備を行っていたが、最近見かけない所から来られていないようです
大きく道は荒れていましたが、テープは残ります

  

鳴滝林道に出て、途中からお不動さんに右岸道を下りました

開発業者が道を広げたために逆に道が陥没や崩れた部分が出来ていました

 

途中の鉄塔管理道分岐に札立山への道標が出来ています
 
鳴滝不動に帰りました

鳴滝古道はなんとか通れました
少し手入れをすれば」好きもの道として復活するでしょう
何とかしてみたい気がします

 
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